STEP5初出勤する辞めたい、と思ったら

1. 本当に、辞めてしまっていいの?
バイト初日は覚えることも多く、バタバタとしがち。接客業ではまだお店のルールもわからないのにいきなりお客様の前に出てミスをしてしまったり、怒られてしまったり。教育担当者も忙しくて、なんてことになるとちょっと嫌になってしまいますよね。「もう明日はばっくれちゃおうかな」という気持ちが頭をもたげてきます。
働き始めの頃は、「やっぱり向いていないかも」と誰もが一度は壁にぶつかるもの。
ですが、本当にここで辞めてしまっていいんでしょうか。
このバイト先を見つけるまでには、仕事選び、履歴書の作成、面接など、さまざまなことを乗り越えてきたと思います。せっかくここまで努力を積み重ねてきたのに、辞めてしまったらそれも全て水の泡。
退職は、あなたの今後を左右しかねない大切なことがらです。早めに見切りをつけるのもいいですが、「辞めたい」という気持ちをいったん抑え、少しだけ立ちどまってみませんか。
2. 石の上にも三年って、ほんとかも
働き出した当初は、仕事を覚えること・環境に馴染むことに精一杯になりがち。しかし、時間が経過し少しずつ業務をマスターしていくと、さまざまなことに余裕が生まれてきます。そうなると自分に合っている仕事ならドンドン夢中になるものですし、その道のプロとしてメキメキと実力を養うことができるでしょう。さらに周囲の状況も徐々に把握でき、とても素晴らしい仲間と働けていることに感謝するかもしれません。
なにより、社内・社外問わず培ってきた経験が評価されるのは、3年目からの傾向があります。もちろん年数だけでスキルを図ることはできませんが、一つの判断基準となる可能性は高いです。どんな理由があるにせよ、それより短いと実績不足だと思われたり、「長く続かない人なのかも」と勘違いされてしまったり。転職で不利になるケースも否めません。たった1日働いただけでも、履歴書には記載が必要です。プラス面・マイナス面を熟慮のうえ、自分にとって何が一番なのか判断してください。
3. それでも辞めたい、と思ったら
仕事内容や人間関係には相性があるもの。合う・合わないがあるのは仕方のないことです。さまざまな角度から考えたうえでも退職の意志が変わらなかった場合、次のキャリアに向けて行動を起こすのは悪いことではありません。
ですが、どんな理由があるにせよ突然辞めたりせず、あらかじめその旨を職場に伝えるのが社会人としてのルール。たとえまだ入って日が浅く、勤務先の利益に貢献していなかったとしてもです。雇った側は、あなたを採用するだけでかなりのマンパワーとコストを使っています。さらに退職するのであれば、必要に応じて健康保険や社会保険などの、各種手続きもしなければいけません。できるだけ円満に退職できるよう、「退職までに必要な告知時期」を就業規則で確認し、期日までに申し出るようにしましょう。決まりがない場合でも、希望日の14日前までには申し出るのがマナーです。
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