STEP5初出勤する初出勤の服装は?

1. もうすぐ初出勤日。「いったい何を着ていけばいいの?」

初出勤日は、これから一緒に働く仲間から注目を集める重要な日。装い次第で、相手に与える印象がガラリと変わる可能性があります。できるだけ幸先の良いスタートをきるためには、はじめが肝心。そこで今回は、初出勤時のベストな服装や持ち物について紹介していきます。

2. 準備はまずヒアリングから

基本的には面接時の服装をベースに、控えめな印象のものを選ぶのが良いとされています。ですが、職場や会社によっては服装や髪型に関して就業規則を設けている場合も。他にも制服が支給だったり、基本的に貸与で一部私服だったり…。業界や職種により、多少ルールに違いがあるものです。自分の判断だけで決めるのではなく、あらかじめ何を着ていけばいいか採用担当者や人事担当者に確認しておくと良いでしょう。

3. 好印象を与える鍵は「きちんと感」

「自由な服装でいい」と言われた場合は、なるべくきちんとした服装を心がけてください。面接に行った際、たとえ職場の人がジーンズやTシャツなどラフな格好で働いていたとしても、初日はビジネスシーンにふさわしいジャケットや襟付きブラウスなどをチョイスするほうが無難。1日目にじっくりと周囲を観察し、2日目からTPOをわきまえた範囲で少しずつ個性を出していきましょう。就業先が販売や飲食といった店舗の場合は、事前に見学へ行き雰囲気を確かめておくのも一つの手です。

4. 良い第一印象を与える服装選びのポイント

【男性編】清潔感と誠実さを意識した服装

初出勤では、清潔感と誠実さを意識した服装を心がけましょう。派手な色や柄のものは避け、落ち着いた印象を与えるベーシックなアイテムを選ぶのがおすすめです。

トップス

襟付きシャツ(無地・淡い色):白や水色、薄いグレーなどの無地のシャツは、清潔感があり、どんな職場にも馴染みやすい万能アイテムです。

ポロシャツ(無地・落ち着いた色):カジュアルな職場であれば、ネイビー、黒、グレー、ベージュなどの落ち着いた色のポロシャツもおすすめです。ただし、ヨレや色褪せがないか確認しましょう。

ボトムス

チノパン(ベージュ・ネイビー・グレー):清潔感があり、動きやすいチノパンは、多くの職場で受け入れられます。

スラックス(黒・ネイビー・グレー):きちんとした印象を与えたい場合は、スラックスを選ぶと良いでしょう。

革靴(黒・茶色):きれいな革靴は、足元から誠実な印象を与えます。事前にしっかりと磨いておきましょう。

きれいめのスニーカー(白・黒・ネイビー):カジュアルな職場であれば、汚れのないシンプルなスニーカーでも問題ありません。

【女性編】清潔感と親しみやすさを意識した服装

女性の場合も、清潔感は基本。それに加え、職場の雰囲気に合わせた親しみやすさを意識した服装を心がけると良いでしょう。

トップス

ブラウス(無地・パステルカラーなど):白やパステルカラーのブラウスは、清潔感と明るい印象を与えます。

カットソー(無地・落ち着いた色):シンプルな無地のカットソーも、清潔感があれば問題ありません。ただし、カジュアルすぎるものや露出の多いものは避けましょう。

襟付きシャツ(無地・淡い色):きちんとした印象を与えたい場合は、襟付きシャツもおすすめです。

ボトムス

チノパンツ(ベージュ・ネイビー・グレー):動きやすく、清潔感もあるチノパンツは、多くの職場で活躍します。

スカート(膝丈〜ミモレ丈・落ち着いた色):タイトスカートやフレアスカートなど、シンプルなデザインのスカートも良いでしょう。短すぎる丈は避けましょう。

パンツ(黒・ネイビー・グレー):きちんとした印象を与えたい場合は、パンツスタイルもおすすめです。

パンプス(黒・ベージュなど):シンプルで歩きやすいパンプスは、きちんと感を演出できます。ヒールが高すぎるものは避けましょう。

きれいめのフラットシューズ:カジュアルな職場であれば、清潔感のあるフラットシューズでも問題ありません。

きれいめのスニーカー(白・黒・ネイビー):スポーティーすぎない、シンプルなデザインのスニーカーも選択肢の一つです。