STEP4面接に行く短所を聞かれたらどう答える?

1. 面接で短所を聞かれたらどう答えればいい?

面接中に採用担当者から「あなたの長所と短所を教えてください」と聞かれたらなんと答えますか?長所に関しては自己PRにつながる要素でもありますし、あらかじめ考えている人も多いと思います。もし長所に関してアイデアがなければ

【面接】10.自己PR
を参考にしてみてください。

ここでは「短所を教えてください」という質問にどうやって答えたらいいのかを一緒にチェックしていきましょう。
まず採用担当者は、あなたの短所を聞いて何を見極めようとしているのかを知ることが大切です。単純に短所の多さや内容で採用・不採用を決めているのではありません。あなたが自らの短所を話す姿勢を見て

  • ・自分の弱点を自覚し、受け入れているか
  • ・弱点を克服しようと努力しているか

ということを知りたいのです。この2点は仕事をする上で他者との協調性があるか、または向上心があるかという部分を見極めるための大事な要素。どのような答え方をするかによって採用されるかどうかを判断される基点となることが多いでしょう。逆に、ここで担当者の望む答え方ができれば、採用にグッと近づくような好印象を与えられるはずです。

2. 短所として答えてはいけないNGワード

短所を答えるときに気をつけるべきことは、短所の発表だけで終わらず、その対応策もセットで答えることです。例えば「私の短所は優柔不断なところですが、決めるべきときは自分の信念に従って即断できるように努力しています」といったように、短所を自覚して分析していること、改善するために自分なりに努力していることなどを合わせて伝えることができれば、印象はかなりアップします。
一方、短所として答えてはいけないNG項目も存在します。これらの答えは場合によって「不採用」の判断を下されかねないので注意が必要です。

  • ・自分には短所がない
  • ・時間が守れない
  • ・お金にルーズ
  • ・つい手が出てしまう

これらの短所はバイトの面接以前に社会人として不適切なものですので、いかに改善の努力をしているといっても、採用する側にとってはリスクが大きすぎて難しいと判断されてしまいます。
ほかには、応募している業種に対して適性がないと思われるような短所も、答えないように注意してください。例えば接客業の面接で「人と話すことが苦手です」と答えたり、機械部品の組立て作業の面接で「集中することが苦手です」と答えたりしては、採用担当者が「この仕事に向いていないのでは?」と思ってしまいます。

短所に関する質問は、あなたがその課題にどう向き合っているかという姿勢のほかに、採用側があなたの仕事に関する適性を見極めるためのものでもあります。応募した仕事内容に配慮して考えてください。