STEP2応募するハローワークの使い方

1. ハローワークってなに?
バイトを探すとき、インターネットの検索結果などで「ハローワーク」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。ハローワークは正式名称を公共職業安定所といい、仕事を探している人に雇用機会を確保するため、厚生労働省が設置した行政機関のことです。全国各主要都市を中心に約540所あり、求職者に対して以下のようなサービスを提供しています。
- ・職業相談、職業紹介、再就職支援
- ・失業認定、給付など雇用保険手続き
- ・仕事や職業訓練などの情報サービス
基本的には民間の求人会社などで仕事が見つからない人のためのいわゆる「セーフティネット」として機能していますが、雇用に関する総合サービス機関の窓口として、その地域の産業や経済状況に応じた雇用対策も展開しています。
2. ハローワークにはどんなバイトがある?
アルバイト(パート)の募集はバイト専門に取り扱っている民間の求人会社に比べると少ないですが、無料で求人募集ができるため、求人にコストをかけられない中小企業や公共機関、個人商店などの求人が多く見られます。ハローワークに求人を出している会社は、行政機関の審査を通っているしっかりとした企業のため、安心して応募できるという点が大きなメリットです。
また、一般的な求人サイトには掲載されていないような国家機関や、県庁、市役所などの行政機関のアルバイトも多く、なかなか経験できないレアバイトが探せるのも魅力といえます。
そのようなバイトでも専門的なスキルが必要なものはほとんどなく、パソコン操作や、データ入力、資料整理などがほとんどです。学生にとっては貴重な社会勉強のチャンスでもあり、就職活動に役立てる人もいます。求人によって数週間~数カ月間といった短期のバイトもあるので、夏休みや春休みを利用して応募するのもいいかもしれませんね。
3. ハローワーク利用手順
ハローワークは誰でも利用することができますが、求人に応募するときは求職登録をする必要があります。
インターネットで「ハローワーク」と検索すればハローワークインターネットサービスのページがヒットするので、まずはどのような仕事があるかウェブサイトから検索してみるといいでしょう。
その場合はページ内の「求人情報検索」から検索ページに移動し、求人情報の種類を「一般(パート)」にして検索をするとバイトの求人が閲覧できます。
もし希望するバイトが見つかった場合は、近くのハローワークに足を運んでみましょう。実際に求人登録をして、詳しい情報をチェックすることができます。
その後のハローワーク利用手順はおおむね以下になります。
- ・求職申込書に必要事項を記入し、窓口に提出
- ・自分のハローワークカードを発行
- ・専用端末で求人を検索し、希望する求人があれば求人票を印刷
- ・ハローワークカードと求人票を窓口に提出
- ・ハローワーク職員が求人先へ連絡し、面接を予約
- ・発行される紹介状をもらう
- ・履歴書、顔写真と紹介状を面接先へ送付(もしくは面接時に持参)
- ・面接
あとは通常のバイトとほぼ同じで、採用になれば採用先から直接本人とハローワークに連絡が来ます。
もし不採用になっても、再び専用端末で求人を検索し、応募することが可能です。
ハローワークの利用方法は複雑ではないので、賢く利用できればバイト選びの選択肢が増え、採用のチャンスも広がるでしょう。
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