STEP4面接に行く面接好印象テクニック集

1. 好印象を持ってもらえる3つのポイント

バイトに採用されるかどうかは、面接時の印象が大きく影響します。面接が大事なのは、バイトも正社員も一緒です。では面接担当者に「お、この人はちがうな」と一歩上の印象を持ってもらうためには、どうすればいいのでしょう? 好印象を与える要素は、大きく分けて、「清潔感」、「明るさ・元気のよさ」、「やる気」、の3つです。どんな会社でもお店でも、この3つの要素は必ず見ますし、逆にいうとこれさえキチンとしていれば、採用の確率は一気に上がるといえるでしょう。
次のチャプター以降では、それぞれのポイントごとにテクニックを詳しく説明します。

2. 清潔感のある髪型、服装を

「清潔感」は、第一印象を左右するポイントです。基本的には“おしゃれ”であるよりも、“明るくシンプル” な格好が好印象に結びつきます。女性であればナチュラルメイクに、長い髪はまとめて表情が見えるようにします。派手な柄の服、露出が多い格好はNGです。爪は長くてもきちんと手入れをしていれば、清潔感を出すことができます。
そして意外と見られているのが靴。できるだけキレイにし、サンダルは避けましょう。ピアスや髪の色にはいろいろな意見がありますが、服装やメイクの許容範囲は職種によって多少変わるので、迷うようであれば同じ職種で働いている人の格好を実際に見て「ここまでは大丈夫」という範囲を研究してみるといいでしょう。

3. 姿勢よく、話すときは明るくハキハキと

挨拶は元気よくしましょう。第一印象はあいさつで決まるといっても過言ではありません。また、緊張するとうまく話せなかったり声が小さくなったりしますが、がんばって相手の目を見てハキハキ話すことが重要。説明や受け答えがぎこちなくても、一生懸命さが伝われば印象はよくなります。姿勢をよく見せるコツとしては、イスの背もたれに寄りかからないこと。自然と背筋がピンと伸びてキチンとした印象を与えられます。大切なのは見られていると意識することです。髪をずっと触っていたり、貧乏ゆすりをしたり、目線がさまよっていたり……日ごろの自分のしぐさを研究してみると、ここぞというときに失敗しなくてすむかもしれません。

4. ここで働きたい気持ちをアピールする

自分がどうしてこの仕事をしたいと思ったのかが上手にアピールできれば、面接担当者の印象は一気にアップします。「家が近い」「時給がいい」など条件面での志望理由に加えて、「どうしてもこの仕事がしたい」、という思いを伝えられれば、採用される可能性も上がるはず。
たとえば接客業なら「人と接することが好き」という志望動機は大きなやる気アピールにつながります。また「自分の経験を活かしたい」、「スキルを磨き将来に役立てたい」といった動機も前向きな印象を与えます。もちろん「お金を稼ぎたい」という理由も十分インパクトがあります。
当然ですが、ウソをつくのはNGです。思ってもいないことを履歴書に書くと、質問されたときにしどろもどろになり逆効果、なんてことも……。ありのままの自分を伝えてやる気をアピールできることが理想です。