STEP3履歴書を書く本人希望欄の書き方

1. 本人希望欄は必須項目?

志望動機や特技などと違って「本人希望欄」というのは抽象的ですよね。何を書けばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
結論として、本人希望欄は無理やり埋める必要はありません。特に希望がないけれども空欄が気になる場合は「規定に従います」などと一言書けば良いでしょう。また長く働きたいと考えている人は、その旨を記載すれは印象もアップするかもしれませんね。

2. 何を書いたらいい?

本人希望欄ではシフトや時間について書くことが多いようです。
例えば学生だと授業や長期休業との兼ね合いがありますよね。最初に記載しておけば、採用側も心づもりができます。もしかしたらあなたの書いた希望シフトだと、採用に影響が出る可能性もいなめません。でも働き始めてから「そのシフトだとうちは困るんだよね」などと言われトラブルになるのであれば、事前に明記したほうが賢明です。
シフト希望を書く際は、「授業があるため」「テストがあるため」など理由も明記したほうが良い印象を与えられます。ただしあまりに細かく希望を書くとマイナスにとられることも。学生は貴重な人材であり、企業側も勉学の合間の空いている時間で働いてほしいと考えてはいます。しかし企業も営利団体でありボランティアをしているのではありません。あまりに個人の要望ばかりきいていてはまわらなくなってしまうのです。あなたの要望を聞き入れられないと担当者が思ったら「申し訳ないですが今回は…」と不採用になってしまう可能性も考えられます。どうしても譲れない点だけに絞って書くのをおすすめします。

3. 書かないほうが良いこともある

希望は事前に伝えたほうが後々トラブルにならないと先述しましたが、だからといってなんでもかんでも書いていいわけではありません。例えば時給や交通費、待遇といった内容は、採用担当者に良くない印象を与えてしまうことも。労働で対価をもらうわけですから確かにお金は大事な話題ですが、最初から前面に押し出してしまうとマイナスなイメージになることもあります。またこれらの部分は募集要項に書かれていることが多いので、もう一度しっかりと目を通しましょう。何度か見ても見つからない場合は、面接にて口頭で確認したほうが無難です。履歴書は紙に書くため後々まで残るので、熟考した上で記入しましょう。

4. うまく活用して楽しいバイトライフを

先述した通り、本人希望欄には後々のトラブルを防ぐ目的も含まれています。楽しく快適に、そして長く働くため、上手に活用しましょう。