STEP4面接に行く入退室マナーで好感度アップ

1. 入退室のマナーを押さえるだけで好感度アップ

面接前はドキドキしますね……。緊張してあわててしまい、話をする前に入退室で失敗してしまうことは避けたいもの。逆に、入退室のマナーをきちんと押さえておけば、気持ちに余裕ができて緊張がほぐれるかもしれません。

入退室のポイントは、以下の3つです。

①ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われたら入室する

面接室に入る前に、必ずドアをノックしましょう。ノックは2〜3回が適切です。面接官から「どうぞ」と言われてから入室します。
ドアは静かに開け閉めし、後ろ手にならないように注意しましょう。
そしてイスの左側に立って一礼し、「本日、面接を受けさせていただきます〇〇です。よろしくお願いいたします」と自己紹介を添えて挨拶します。

②「どうぞお座りください」と言われてから着席する

面接官から「どうぞ」や「おかけください」と促されたら、「ありがとうございます」とお礼を述べてから着席します。カバンは椅子の横に置くのがスマートです。

③退室時にはドアの前で振り返り、担当者に一礼する

面接が終了したら、面接官に感謝の意を伝えます。「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。」と丁寧にお礼を述べましょう。
ドアの前まで進み、再度振り返って「失礼します」と一礼し、退室します。
退室後も、ドアを静かに閉めることを忘れずに。

バイトの面接はこのようにドアや机のある部屋ではなく、営業中の店舗内で行われるようなケースもあります。ですが、着席したりおじぎをしたりするタイミングは基本的に一緒です。
アルバイトの面接は、あなたの第一印象を決める大切な機会です。特に、入室から退室にかけての立ち居振る舞いは、あなたの社会人としての基本的なマナーを示すもの。自信を持って面接に臨むために、スマートな入退室のマナーを身につけておきましょう。

2. 面接が終って退室した後も気を抜かないで

ここで注意したいのは、面接が終わって退室した後に気を抜いて失敗してしまうことです。実は、面接が終わってホッとしているときが一番キケンな瞬間なのです。たとえば、面接では丁寧な言葉遣いをしていても、部屋を出たとたんにいつもの態度に戻り、話しかけてきた従業員などに友達口調で受け答えして印象を悪くしてしまった、というのはよくあるケース。会社やお店の中にいる間は面接の続きだと思って、会った人にはすべて敬語で受け答えし、挨拶とおじぎを忘れないことが大切です。
場合によっては会社やお店を出た後も、しばらく見送られていることがあります。喫煙したり、コンビニに入ったりするのは控え、すみやかに移動するのがベストです。家に帰るまでが面接と思い、最後の最後まで気を抜かずに行動しましょう。