STEP4面接に行く面接に関するマナー

1. バイトの面接でやってはいけないこと

バイトの面接ってドキドキしますね。過剰にかしこまる必要はありませんが、中には「どうしてこんな…?」と面接担当者を悩ませるような求職者があらわれるのも事実。本人にまったく悪気がないのか、面接を軽く見ているのかどうかはわかりませんが、面接の基本である「時間厳守」、「清潔でシンプルな格好」、「丁寧な態度と言葉づかい」といったマナーをまったく無視した行動はよくみられます。
「人の振り見て我が振り直せ」。以下のチャプターを読んで、自分がそうならないように気をつけましょう。

2. 連絡もせずに遅刻やキャンセルをする

いちばんまずいのは、連絡なく遅刻したり、面接に来る前にあきらめてしまい、勝手にキャンセルしたりしてしまうケース。遅刻する場合も面接をキャンセルする場合も「必ず連絡する」のが社会人の基本です! 面接場所に到着するのは面接開始時間の5分前がマナーで、遅刻しそうな場合は必ず電話で事情を説明しましょう。また。遅れるのはまずいですが、逆に早く着きすぎるのもNG。面接担当者には予定があり、迷惑をかけてしまうこともありますので、早く着いてしまったら近所で時間をつぶすなど、自分で時間を調整しましょう。

3. 不潔で誠意が見られない格好で来る

たとえばコンビニの面接にスーツで行くのはかしこまりすぎている、という意見もありますが、かといって自分がお客としてコンビに行くような、短パンにサンダルなんて格好は絶対にNGです。また、寝癖がついていたり、帽子をかぶったままだったり、こうしたことにならないように気をつけましょう。加えて、格好とともに意識されるのが、ニオイ。口を開けるたびにお昼に食べたニンニクやネギの強烈なニオイが漂う…なんて人がいますが、こういうのは面接のマナー以前にエチケットの問題で、面接担当者に「やる気」が伝わるとは思えません。面接に行くときは、相手に不快感を与えないことが第一です。基本的にシンプルで清潔がある格好をし、歯磨きや入浴など最低限のエチケットにも気を配りましょう。

4. 緊張しすぎて挨拶をし忘れる

いよいよ面接本番。緊張しすぎて挨拶をし忘れるケースはよくあります。また、面接担当者に「うん、そうすねー」などと友達口調で受け答えしたり、話の途中なのにスマホに出てしまったり。さらにずっと髪の毛や爪をいじっているなんていう人も。面接場所に着いたら、まず元気に自分から挨拶します。これだけでかなり好感度は上がります。イスには浅く姿勢よく腰掛け、話すときは相手の目を見ます。返事や相槌はできるだけ丁寧な言葉づかいを心がけましょう。そして、スマホ・携帯の電源は切っておきます。
面接には細かいルールが山ほどあり、社会経験が少ないとわかりにくいことも多いと思います。けれどもし失敗しても、再チャレンジして失敗を乗り越えていきましょう。アルバイトで社会人のマナーを学んだという人はたくさんいます。面接はその第一歩です!