STEP4面接に行く自己PRは何を伝える?

1. バイトの面接で自己PRを求められたら

バイトの面接でよく「自己PRをしてください」と言われることがあります。この場合どんなことを伝えれば印象アップにつながるのでしょうか。また、面接をしている採用担当者はあなたの自己PRからどんなことを知りたいのでしょうか。
志望動機と並び、面接時に用意しておいたほうがいい自己PR。事前に採用担当者に渡している履歴書にもいろいろ書いていますよね。本番の面接で聞かれた場合は履歴書に書いたことをもとに、内容を膨らませて答えられるようにしておきましょう。
また、採用担当者は自己PRを通してあなたの人となりや、そのバイトに対するやる気を見抜きます。内容を誇張したり、ウソを言ったりせず、自分の言葉で正直にアピールしてください。

2. 自己PRの内容はどんなものがいいの?

肝心の内容ですが、まずは自分の長所や得意なことを簡潔に伝えなければいけません。とはいっても、ただの自慢になってしまわないよう具体的な「事実」や「根拠」も含めながらPRしましょう。
例えば、長所に「責任感があります」と書きたいのであれば「兄弟がいてよく面倒を見ている」というエピソードや「部活で副部長を経験している」といった事実があれば説得力がアップします。
ほかには「長所は明るい性格です」という場合は「人とコミュニケーションをとることが好きなので」といった「根拠」があれば、伝わりやすいでしょう。

3. 使える!自己PR例まとめ

ここではタイプ別に使える自己PR例を紹介します。接客業や工場作業系など、職業によって最適な例を使い分けることができますので、あなたの性格やタイプに合わせてアレンジしてみてください。

・健康や体力に自信がある人の場合
「小学4年生からサッカーを始め、現在も部活で取り組んでいるので体力には自信があります。
練習のために毎朝6時に起床し、栄養価を考えた食生活や良い睡眠を心がけていますので健康にも自信があります」

・責任感が強い人の場合
「幼い頃から両親に時間を守ることや、約束は必ず守ることなど厳しくしつけられました。
現在も友達と遊ぶ約束をしたときなど、集合時間の10分前には集合するようにしており、責任感が強いと言われます」

・コミュニケーションスキルに自信がある人の場合
「大人数でワイワイすることが好きで、初対面の方ともすぐに打ち解けられる性格です。
サークルでは幹事を担当していて、200人規模の大きなイベントも担当しました」

・パソコンが得意な人の場合
「中学校から趣味でパソコンを使っていたので、Wordを使って文章作成や、Excelを使って表計算ができます。画像の添付や、あまり複雑でなければ関数なども使用可能です。WindowsとMacの両方使用経験があります」

・リーダーシップがある人の場合
「みんなで協力してひとつのものを作り上げることが好きなので、まとめ役を担当することが多いです。中学のときに学級委員、高校では生徒会役員を経験しており、クラスや学校をまとめる経験を通してリーダーシップの大切さを学びました」

このような例を活用して、あなたの印象をアップさせる自己PRを完成させましょう!