STEP1アルバイトを探す掛け持ちバイトの探し方

1. メリット多数の掛け持ちバイト♪

現在のバイトだけでは収入に不安があるとき、また気に入ってるバイトなのに思ったようにシフトが入れられないとき、掛け持ちを考える人が多いようです。
掛け持ちバイトとは、文字通り複数のバイトをすること。現在の勤務先、あるいはこれから応募しようとしている会社や店舗が「Wワーク禁止」でなければ、掛け持ちは可能なんです。

同じ業界でも企業によってやり方は異なりますから、スキルアップになるかもしれません。また全くの異業種に挑戦すれば新しい世界が見えてくるでしょう。もちろん収入だってアップしますから、余裕のある生活が送れるようになりますね。

掛け持ちバイトはメリットいっぱいなんですよ。

2. 掛け持ちバイトの探し方

さて、メリットがわかったところで、どうやって探したらいいのでしょうか。
まずは自分の空いている曜日・時間を洗いだし、次に掛け持ち可能な勤務エリアをだします。曜日によって違うバイト先にいくのならいいのですが、例えば昼間はA店、夜はB店といったように同一の日に通う場合は通勤にかかる時間も考慮に入れなくてはいけませんよね。
夜間は時給がいいため効率よく稼ぐことはできますが、ベテランでないと一日に複数個所で働くのはちょっと大変かもしれません。こちらにとっては複数あるバイト先の一つでしょうが、給与を支払っている企業や店舗にとってそんなことは関係ないのです。ほかの仕事で疲れてしまって遅刻をしたり、ボーッとしたりしていては本末転倒。仕事をして対価をもらう以上、責任をもって業務につくのは当然ですから、まずは週に1~2日だけ掛け持ちバイトをいれてみるのがいいのではないでしょうか。

3. デメリットはある?

複数のバイト先で働くと収入がアップしますし、世界も広がります。しかし先ほど述べたように、疲れてしまってバイト先に迷惑をかけるようではいけません。無理のない計画を立てる必要があります。

またバイト先によっては、他の人が急に休んでシフトの穴埋めを頼まれることも。もちろん引き受ける義務はありませんが、いつもほかのバイトが入っていて受けられないと、就業先に良い印象が与えられない可能性はあります。自分が休んだ時には誰かが穴埋めをしてくれることもあるでしょうから、持ちつ持たれつの精神が必要かもしれませんね。

うまく掛け持ちして、気持ちの良い働き方を目指したいものです。

4. 注意する点は?

複数のバイトを掛け持ちすることは、経済的なゆとりやスキルアップの機会を与えてくれますが、同時に注意すべき点もいくつか存在します。

スケジュール管理を徹底する

複数のバイトを掛け持ちする上で、最も重要なのがスケジュール管理です。
各バイト先で、他のバイトとの兼ね合いを事前にしっかりと伝え、無理のないシフトを組んでもらいましょう。自分のキャパシティを超えたシフトを組んでしまうと、疲労が蓄積し、どちらのバイトにも支障が出てしまいます。

各バイト先のルールを守る

それぞれのバイト先には、独自の就業規則やルールが存在します。
各バイト先の就業規則をしっかりと確認し、副業に関する規定がないか確認しましょう。場合によっては、副業が禁止されていることもあります。

確定申告について理解しておく

複数のアルバイトを掛け持ちしている場合、原則として確定申告が必要になる可能性が高いです。なぜなら、年末調整は通常、1つの勤務先でしか行われないため、複数の収入を合算して正しい所得税を計算する必要があるからです。
以下のいずれかに当てはまる場合は、確定申告を検討する必要があります。

  • 年間の給与収入の合計額が103万円を超える場合
  • いずれのバイト先でも年末調整をしていない場合
  • 年末調整された給与所得以外に所得がある場合

始める前にしっかりと注意点を確認し、無理のない範囲で賢く掛け持ちバイトを両立させてくださいね。