STEP5初出勤する初日の挨拶ポイント

1. 初日の挨拶を今から仕込んでおこう

バイトデビューの方も、再出発の方も、出勤初日は誰もが緊張するもの。新たな環境に身を置くわけですから、それも当然です。少しでも不安を和らげるために、最初の難関となる挨拶を前もって仕込んでおきませんか? 気持ちがだいぶ楽になりますよ。

2. このポイントを押さえておけば大丈夫

では、どんな風に挨拶すれば職場の人たちに好印象を抱いて貰えるのでしょう。
ポイントをまとめてみました。


その1: 明るい表情とハキハキした喋り方
笑顔を絶やさないのはもちろん、声のボリュームも気をつけたいところ。聞き取りづらいほど小さいと、相手に「大丈夫かな」と不安を与えてしまいます。だからといって、大きすぎても不快感を与えかねません。普段よりトーンを上げて、はっきり・ゆっくり喋ることが通る声を出すコツ。ぜひ実践してみてください。

その2: 話す内容は簡潔に
挨拶をする際は、自分の名前、前職の仕事内容などを交え、1分以内におさまるよう話を組み立てるのが理想です。ポイントは、自己紹介に抱負や意気込みなどをプラスαすること。氏名だけで自分の人となりを伝えるのは難しいですが、一言付け加えるだけで相手のあなたに対する親近感はグンと増すはずです。そこで気をつけたいのが、冗談を交えること。悪目立ちしてしまう可能性があるため、よほど自信のある人以外は控えたほうが無難です。

その3: 視線
ただ単に言葉を発するだけでは良い挨拶とは言えません。大勢の人に挨拶をするときは目線を下げずに。個別に挨拶をするときは相手の目をしっかりと見つめるようにしましょう。目は口ほどに物を言うとはよく言ったもの。視線を交わすだけでも、あなたの真面目さや実直さが相手に伝わります。

3. 初出勤日は挨拶の嵐

みんなに顔を覚えて貰うのが、初日のメイン業務といっても過言ではありません。朝礼時に全体へ、そのあと個別に同僚や直属の上司へ、関連部署へ…。もしかしたら、初日に取引先を回るなんてことも考えられます。予想外の事態に慌てふためかず、堂々とした態度で臨めるよう、色んなシチュエーションを考えておくと安心です。自分から積極的に挨拶して回るくらいの気持ちで臨んでください。
良いスタートがきれるよう、あれこれとお伝えしましたが、実はあまり難しく考える必要はないんです。大切なのは一生懸命に自分のことを‘伝えよう’とする姿勢。その努力を必ず周囲も高く評価してくれるでしょう。