STEP3履歴書を書く履歴書って何?

1. 初めての履歴書

働いてみたいバイト先を見つけたら、避けられないのが面接。そして履歴書です。
単発バイトなどは履歴書が不要なケースもありますが、基本的には必要なところが大多数。
沢山の人が応募する新卒面接ではweb応募もあるようですけれど、世の中はやはりまだ履歴書が主流のようです。

応募が殺到する人気バイトでも、キラリとひかる履歴書を書くにはどうすればいいのか。他者に差をつけて採用を勝ち取るため、見ていきましょう。

2. 履歴書は「あなた自身」をあらわします

履歴書はあなたの分身ともいえます。書類選考の場合、ここで残るかふるい落とされるか、運命の分かれ道となるので作成に気を抜いてはいけません。

興味のあるアルバイト先を見つけたらすぐに応募したくなりますが、ここは一度深呼吸を。落ち着いて募集要項をしっかり見てから、準備を始めます。
応募期間をチェックするのも大切な作業。締め切りギリギリにあわてて書いた履歴書は、雑な印象を与えますし、ミスも多くなりがち。時間に余裕をもって作成したいですね。
また応募企業のリサーチも重要です。どの会社でも通用するような履歴書では、人気案件を突破できません。今はホームページで企業情報を簡単に知ることができるようになりました。どういう業界の企業なのか、どんな人材を求めているのか把握しましょう。そうすれば志望動機もありきたりではなく、「他ではなくこの会社(お店)で働きたい理由」を書くことができるようになります。また活かせそうな資格や経験もピックアップすれば、大きなアピールポイントとなることでしょう。

準備が整ったらいよいよ作成開始です。世の中には沢山の履歴書が販売されていますから、自分の経歴や資格、アピールポイントにあったものを見つけたいですね。また最近ではフォーマットをダウンロードできます。じっくりと探しましょう。

今年は西暦何年?今年は令和何年?和暦西暦早見表

3. 履歴書に記入する項目

  • ① 名前⇒ 正式な名前を漢字で記入。「ふりがな」とあればひらがなでふりがなを、「フリガナ」とあればカタカナでふりがなを書きます。
  • ② 生年月日⇒ 西暦・和暦でどちらでも可。ただし他の項目と統一させる。和暦の場合、平成をHと略すようなことはしない。
  • ③ 性別
  • ④ 現住所⇒ 都道府県名から記入。
  • ⑤ 電話番号⇒ 自宅の固定電話、携帯電話いずれも可。応募企業から連絡をもらう際の連絡先なので、つながりやすいほうを記入。
  • ⑥ 学歴・職歴⇒ 学歴・職歴はそれぞれまとめて書くこと。小学校・中学校は卒業年度のみでOK。詳細は【履歴書】4. 学歴の書き方・職歴の書き方を。
  • ⑦ 資格・免許⇒ 古いものから順に書く。詳細は【履歴書】6. 資格・免許の書き方を。
  • ⑧ 志望動機⇒ 「この会社(お店)で働きたい理由」を明記。詳細は【履歴書】5. 特技の書き方・志望動機の書き方を。
  • ⑨ 趣味・特技⇒ 趣味や特技は他社と差がつけやすい部分。自分にとっては些細なことでも大きなアピールポイントになる。詳細は【履歴書】5. 特技の書き方・志望動機の書き方を。
  • ⑩ 本人希望⇒ ある場合は、シフトなどの希望を記入。詳細は【履歴書】7. 本人希望欄の書き方を。
  • ⑪ 未成年の場合は保護者サイン

履歴書

4. 事実だけを記入

間違っても古い履歴書を使いまわすことはしないようにしましょう。また誤字脱字はNG。間違えてしまったら、大変でも最初から新しい用紙に書き直しを。

履歴書には事実のみを記入します。うそを書いたらせっかく採用されても契約破棄されることがあります。また場合によっては訴訟問題に発展することも。誠実な履歴書作成を心がけましょう。