STEP5初出勤する初日は何をするの?

1. ドキドキ! 初日って何をするの?

バイト初日、何をするのか気になりますよね。
いきなり仕事をはじめるのか、研修をするのか。
会社によって多少の違いはあれど、業界による傾向はあるようです。

2. 飲食系は何をする?

レストラン、カフェ、居酒屋といった飲食系は、キッチン・ホールとわかれているところがほとんど。キッチンはさらに調理、盛り付け、皿洗いなどと細かいパートにわかれているようです。

最初の数日は、先輩がつきっきりで指導してくれます。忙しい時間帯は、端のほうでメニューをひたすら覚える、という職場もあるようですね。
まずはキッチンの一番簡単なポジションを担当。野菜を洗ったり、食器や調理器具の片づけ・洗浄をしたりと、初心者でもスムーズにできることから始めます。
きちんとしたマニュアルがあるところでは、それをひたすら頭に入れるというケースも多いようです。

当然ですが、初日はこれといって戦力になった実感がわかないかもしれません。でも何事も基礎が大切。何度も同じことを聞かないよう、しっかりメモとりながら確実に習得していきましょう。

3. アパレル系は何をする?

まずは扱っている商品群を覚えます。覚えながら、乱れた商品棚を整理することも。
次に、ちょっとずつでもいいのでお客様に声をかけるように言われるところが多いようです。饒舌である必要はありません。大切なのはお客様が何を必要としているのか、察知する洞察力。
店員から積極的に声をかけられて話がはずむ方もいれば、黙って一人でじっくり見たいという方もいます。この見極めを間違えると、大切なお客様を失ってしまうことになります。判断が難しければ先輩に聞くのが良いでしょう。
ただし、お店の方針によってはどんどん話しかけよという場合もあるかもしれません。その際は、そのお客様の様子をよく見て、興味を引きそうな話をもっていきましょう。

接客業は初日からお客様と接するケースがほとんど。ミスを恐れず積極的に挑戦したいですね。

4. 軽作業系は何をする?

会社によって異なりますが、初日から数日間、座学研修をするところがあるようです。会社のこと、扱っている商品、システムについて、といったことを学びます。

倉庫作業で多いのはピッキング、梱包、出荷など。
ピッキングはいくつかのシステムがあり、その操作方法説明を受けます。デジタルピッキングシステムを導入していると、初心者でもすぐにスタートできるため、初日から実務に入るかもしれません。
リスト形式などのスタイルをとっている場合は、どの商品がどこにあるのかをまず覚えることから始めます。
いずれも比較的すぐに覚えることができるため、バイト初心者から選ばれやすい仕事です。

以上、代表的なバイトの初日の過ごし方を説明しました。
初めての職場はオロオロすることばかり。しかし颯爽と活躍している先輩も、かつては新人だったんです。誰にも「初日」があり、みんな少しずつ覚えて一人前になりました。焦らずじっくりと取り組みましょうね。