STEP3履歴書を書く面接時の渡し方、添え状

1. 履歴書の渡し方

苦労して書き上げた履歴書。せっかくなら印象よく渡したいですよね。
新卒社員採用でさえ、web応募が主流となっている今、あえて履歴書を書き、手渡すにはきちんとした意味があります。それは、受け渡しの際にあなたの人間性が垣間見えるからです。

正しい渡し方をマスターして、採用へ一歩近づきましょう。

2. 封筒に入れる? 入れない?

履歴書郵送の場合は封筒に入れて送りますが、面接時に持参する場合はどうするのでしょうか。答えは、「面接時も封筒に入れたほうがベター」となります。
履歴書をそのままバッグに入れたら、当然ですがくしゃくしゃになってしまう可能性があります。また不意な雨などでぬれてしまうことも。そして何より、採用担当者に「この人に仕事を頼んだら、なんだかなおざりにされそうだな」という印象を植え付けてしまいかねません。
郵送ではないので封筒に住所はいりませんが、社名はきちんと書いておく必要があります。また赤字で「履歴書在中」という文言を忘れずに記入しておきましょう。
封筒に入れてから、さらにクリアファイルなどに入れれば、なお安心ですね。

履歴書を記入した際、日付は空白にしておきます。面接の日取りが決まったら記入するようにしましょう。万が一スケジュール変更があることも考えて、できれば当日まで日付は入れないほうが良いかもしれません。 ただし、ここで注意したいのは日付の記入モレ。当日は面接のことで頭がいっぱいになり、うっかり記入し忘れてしまう可能性もあります。面接官から「他の面接につかった履歴書かな」なんて思われたら悔しいですよね。 忘れないように、「日付」などと書いた付箋を封筒に貼っておけばミスも防げます。

3. 添え状はどうする?

履歴書を郵送する場合、添え状をつけるのが一般的。しかし当日持参する場合、添え状は不要です。添え状は応募する際に封筒に何が入っているのかを明記するもの。ですから採用担当者に直接手渡しする際は必要ないのです。
しかしまれに、受付で履歴書を渡すケースもあるようです。そういった場合、添え状はあったほうが良い印象を与えられる可能性も。
どうなるか分からなくて不安な人は、念のため添え状をつくっておき、臨機応変に対応するのも良いでしょう。面接は緊張の連続ですから、不測の事態に備えあらゆる準備をしておくことで、気持ちに余裕が生まれます。良い結果に結びつく確率もきっとアップしますよ。