STEP4面接に行く面接を辞退したい

1. 面接を辞退したいけど理由はなんでもいいの?

明日はバイトの面接なのにどうしても体調が悪くて行けそうにない、またはハプニングや、そもそも自分の思っているイメージと違う……など、さまざまな理由で面接をキャンセルしたい場合、どうしたらいいのでしょうか。
まずは面接辞退に至った一般的な理由としてよく挙がるものを集めてみました。自分が今、心に思っている理由と合うものがあるかどうかチェックしてみましょう。

面接を辞退する主な理由

  • ・急に断れない予定が入ってしまった
  • ・病気やケガをしてしまった
  • ・ほかのバイトで採用が決まった
  • ・よく調べたら自分の思っている仕事内容とイメージが違った
  • ・インターネットでよくない評判を見た
  • ・家族や友達から反対された
  • ・特に理由はないが行く気がしなかった

このような理由が多いようです。特に「急に断れない予定が入ってしまった」と「病気やケガをしてしまった」に関しては当日のハプニングとして発生することが多いため、アンケートなどでもよく見受けられる理由となっています。

2. 面接を辞退する場合の対処法、ドタキャンしたらダメ?

どのような理由であれ、面接を辞退することを決めたらまずは面接先に連絡を入れましょう。事前に連絡をメールやSNSなどで済まして良いというルールがあれば問題ありませんが、そうでなければ必ず電話で直接連絡してください。面接を辞退するのは仕方がないことです。ただできる限り早く連絡することで、面接先もほかの応募者にシフトするなど対応がしやすくなり、マイナスの印象を最小限にすることができます。

電話で辞退する際には、最低限の理由を伝える必要がありますが、大前提としてウソはいけません。ですが、例えば「なんとなく」や「インターネットでよくない評判を見た」など、相手にとって不快な理由まで正直に言ってしまうと、印象が悪くなってしまいます。その店で働くことはなくなっても、この先の人生でどのような関わり方をするか分かりませんので、最後までいい印象で終われるように気を配りましょう。
例えば「インターネットでよくない評判を見た」の場合は「もう一度よく考えたら自分の思っている仕事内容とイメージに開きがあった」といったようにオブラートに包んだ言い方をすれば問題ありません。

なお、面接辞退においていちばんやってはいけないことが無断キャンセル、いわゆる「ドタキャン」です。やってしまった人の理由として、連絡をするのが面倒だった、面接があることを忘れていた、電話で断ることが気まずくてかけられなかった、といったケースが多いようです。気持ちは分かりますが、そんなことをしてはお店に迷惑をかけるだけでなく、無断で面接をすっぽかした罪悪感を背負うことになってしまうので絶対にやめましょう。面接時間を過ぎていたとしても、すぐ電話で連絡を入れ、勇気を出してドタキャンしたことを謝りましょう。
面接辞退やドタキャンはどのような理由であれ、周りに迷惑をかけてしまうことを忘れてはいけません。
大事なのは相手を思いやって早めに連絡することや、丁寧な態度で断ることです。