ニッポン放送のスタジオからこんにちは! ラジオ好きライターの田中嘉人です。

 

僕がラジオにハマったのは中学の頃。以来、ラジオを聴き続け、今はライター業の傍ら、ラジオ局でも働いています。そんな僕だから言うわけではないんですが、実は今、ラジオがめちゃめちゃ盛り上がっているんです!

 

いま僕は高らかに宣言しようではありませんか!

ラジオ新時代の幕開けを!!

 

「あの~、本当にラジオって流行ってる……? 普段まったく聴かないからわからないのよ」

「おや、ジモコロ編集長のギャラクシーさん。ラジオは今、マジで熱いです! 今度ラジオ好き仲間とオンラインオフ会をやるので、確かめに来てくださいよ」

「それはOKだけど……オンラインオフ会ってオンなの? オフなの??」

「じゃあ、決まり〜!」

「オンなの? オフなの??」

 

というわけで、今回は僕以上にヘビーなラジオ好き3名をお呼びし、ラジオリスナー座談会を開催します。

・好きなラジオ番組

・ラジオリスナーあるある

・ラジオならではの良さ

などを語り合っていきましょう!

 

 

▼登場人物紹介

|田中嘉人(ライター)

10代の頃、地元・静岡で放送されていた『ラジカルモンスター』をきっかけに、深夜ラジオにのめり込む。現在はニッポン放送・吉田ルームにも所属。

・主に聴いているジャンルは芸人、ラジオドラマ、アイドル

田中嘉人が聴いている番組表

・Twitter

|やきそばかおる(ラジオコラムニスト・ライター)

ラジオに関する執筆多数。小学校5年生の頃からラジオを聴いている。ラジオ番組にも多く出演している。

・主に聴いているジャンル=仕事と睡眠時間以外はラジオを聴いている

やきそばかおるが聴いている番組表

※やきそばさんに関しては聴いている番組が膨大すぎたので時間を限定して表にしています

・Twitter

|鳩子は授乳中(ハガキ職人)

数多の番組でメール採用実績を誇る有名ハガキ職人。お子さんの誕生をきっかけにラジオを聴くようになった。

・主に聴いているジャンル=芸人、TBSラジオ、CBCラジオ

鳩子は授乳中が聴いている番組表

・Twitter

|おおきちさん(ライター)

元ハガキ職人のライター。ハガキ職人から放送作家に転身したセパタクロウさんへとインタビューしたことがある。

・主に聴いているジャンル=芸人、TBSラジオ

おおきちが聴いている番組表

・Twitter

|ギャラクシー(ジモコロ編集長)

警備員のバイト時代に声優のラジオなどをたまに聴いていたが、人生全体で言うとほぼラジオには触れていない。今回はラジオ聴かない人代表として参加。

・Twitter

※前提|全員、radiko(スマホでラジオを聴けるアプリ)を使用して聴いています。「タイムフリー」はradikoの機能の一つで、一週間以内なら後からでもその番組を聴けるというもの

「ラジオ好き」って公言しづらい? ラジオリスナーあるある

「ではさっそく座談会を始めましょう! まず最初のコーナーは……ラジオ好きならではの“あるある”を聞かせてください。有名なやつだと、『電車の中で芸人さんの番組を聴いているとき、笑いをこらえるのが大変』とか」

「あり過ぎる。でも最近はマスクしてるから、たぶんバレてない……はず!」

 

「あるあるといえば、『番組で何百回も聴いてるのに曲名を知らない』ことってありません?」

「あるある」

 

「どういうこと?」

「コマーシャル明けとか、コーナーの冒頭などに挿入される短い音楽(ジングル)があるんですよ。そういう曲って何度も耳にするのに、曲名は知らなかったりする。テレビなどでその曲がかかると、ピクッと反応してしまう」

「わかるな~。テーマ曲とかもそうですよね」

「なるほど。オールナイトニッポンのテーマ曲は知ってるけど、『ビタースウィート・サンバ』っていう曲名は知らない、みたいなことか」

 

 

「ハガキ職人のあるあるなんですけど、『続いてのハガキは愛知県、ラジオネーム……』と言うように、同じ県のハガキ職人さんのメールが読まれるとドキッとしますね」

「めちゃくちゃわかります」

「そして、『自分のメールが採用されると、タイムフリーで何度も聴いてしまう』。私は“てるてるアフロさん状態”と呼んでいます」

「radikoのコマーシャルのくだりですね(笑)」

 

「あと、日常生活で失敗したりイヤなことがあっても、ネタメールにして投稿できる

「そう考えるとめちゃ生きやすそう」

『30年以上前にハガキを読まれた時にもらった図書券、もったいないからいまだに使えない』んですけど、みなさんどうですか?」

「わかる! 思い入れがすごくある!!」

「あるな〜! 僕もハガキが採用された時にもらったグッズは、大事に保管してます」

 

「あとハガキ職人だった当時はJ-PHONEの携帯からメールで投稿してたんですが、同じアドレスに1週間に100通以上送ると迷惑メール扱いされる仕様だったんですよ」

「送りすぎ」

「迷惑メール扱いされた場合、送信時に表示される紙ヒコーキがくるっと旋回して戻ってくるんですけど、その画面を見て『今週も頑張ったなぁ』と達成感に浸っていました」

「それ、ラジオ好きあるあるじゃなくて、おおきちあるあるでは?」

「ラジオ好きは、番組改編期は普段に増してTwitterをチェックしてしまうっていうのは、あるあるですよね?」

「あるあるあるある!!!」

「めちゃくちゃある!!」

「……番組改編期って何???」

「ラジオって人気がなくなったり、パーソナリティのスケジュールが取れなくなったりすると、番組が無くなっちゃうんですよ。番組改編期というのは、わかりやすく言うと『その番組を存続させるかどうか』を、局の偉い人が決める時期ですね」

「番組改編期は春と秋とあるので、その時期はテコ入れ的な感じで豪華ゲストを呼んだりしますよね」

「『○○という番組は○月をもって終了します』とか、『春から××さんの新番組がスタートします』みたいなアナウンスがあるので、ラジオ好きはTwitterの情報に張り付いてしまうってわけです」

 

「Twitterの登場で、ラジオの聴き方がちょっと変わりましたよね。リアルタイムで実況しながら聴く人が増えた」

「単純に出席届的な意味もありますよね。番組が始まったらハッシュタグをつけて『聴いていますよ』とツイートする。たとえば月曜深夜1時になると『伊集院光 深夜の馬鹿力』派か『菅田将暉のオールナイトニッポン』派に分かれるんで、タイムラインを見ているだけでもおもしろい」

「いつもリアルタイムで聴いているはずのリスナー仲間がツイートしていないと、何かあったんじゃないか?と心配になります」

「そりゃそういう日もあるでしょ(笑)。いずれにせよ、番組に参加できる楽しみが味わえるのは、ラジオならではかもしれませんね」

「Twitterのトレンドは番組の改編に影響するという話を聴いたことがあるので、できるだけ実況ツイートはするようにしてます」

「ハッシュタグだけではなく、radikoのリンクもシェアすると、親切で良いですね」

「Twitterでの話題性が改編に影響するものなの!? ラジオ局で働く田中くん、ぶっちゃけてもらっていいですか?」

「知らないし、知ってても言えるか」

 

「みなさんに色々あるあるを挙げてもらいましたが、ラジオ聴かないのでほぼ共感できなかったな……」

「ですよね(笑)。そういう人も多いので、ラジオ好きと公言することってはばかられる!

「わかる! それもひとつのあるあるですね」

「テレビ番組やゲームやマンガなら、興味がなくても有名なものは名前だけ知ってたりしますけど、ラジオは0か100かどっちかになりがちですよね」

「ラジオって、聴かない人は本当にまったく聴かないから。通じないだろうなーと思って、実生活ではあまり『ラジオが好きです!』とは言わないかも」

「コーナー最後のあるあるなのに、悲しすぎる」

 

 

映像がないのが逆にいい? ラジオならではの魅力

「ラジオを聴かない人の代表として質問したいんですけど、映像がないことに不満はないんですか?」

「全く無いですね。どっちも好きですけど、映像コンテンツが上位互換とは思ってないです。ラジオがいいのは“ながら聴き”出来るからなんですよ」

「私は主婦仲間にラジオを超おすすめしているんですが、家事しながらテレビを見ることってすごく難しいんです。でも、ラジオは何かしながら聴くことができる」

「“ながら聴き”は音声メディアの大きなアドバンテージですよね」

「じゃあ、同じ番組で“映像ありバージョン”と“音声のみバージョン”があったとしても、音声のみを選びます?」

「今オールナイトニッポン0(ZERO)といって、昔でいうところの“2部”にあたる番組があるんですが……スタジオの様子をスマホアプリの『ミクチャ』で生配信してますよ。たまに見ることもありますが、ナシでも全く問題ないです」

「私が好きなTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』では、音声だけだとマジで何をやっているのかわからない時があるんですよね。でも、楽しいんですよ……!」

「そう! わからないのに楽しい!」

「スタジオの様子を想像力で補う楽しさがある。日村さんがスッポンポンにされてガムテープでつくったパンツをはかされたり、お尻にミニカー入れられたり……

「どんな番組!? でもそういうシーンはラジオだからこそ実現するというか、テレビではどっちみち放送できませんね」

テレビで言えないような話題を楽しみにしている部分はあるかもしれませんね」

「際どい話に限らず、テレビで話すほどではないような話題もおもしろい。身内ノリとか内輪ネタとか。そういうノリってもうラジオしかできない」

「あと、映像があると気が散って邪魔な時もありますね」

「そんなことある!? 人間って視覚83%、聴覚11%くらいで世界を知覚してるのに」

「あるんですよ。たとえばニッポン放送の人気番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』を担当している佐久間さんは、知らない人が見ると“ただのおじさん”なんですよ」

 

 

「知らない人のために言っておくと、佐久間さんは芸能人とかアナウンサーじゃなくて、テレビ番組のプロデューサーをやってらっしゃる方です。つまり見た目は我々と同じ一般人なんです」

「映像ありなら、芸能人とかアナウンサーのほうに目がいっちゃうかもしれません。でも声だけなら、トークのおもしろさだけがダイレクトに伝わってくる。ラジオとは映像を断捨離したものなんですよ」

「なるほど。他にラジオの良さってどんなところがありますか?」

「私はお笑い芸人の空気階段や真空ジェシカのことを、名前すら知りませんでした。でも、ラジオを聴いてドハマリしまして。おもしろいのにまだテレビにはあまり出てない人って多くいますが、ラジオはそういう人でも番組を持ちやすいですよね」

「その人たちだけで何時間かぶっ続けで喋るわけだから、魅力もダイレクトに伝わるんですよね~」

「あと、いわゆる“じゃない方”の芸人さんが、ラジオで花開いたりするのも良いですよね。オードリーの若林さんやハライチの岩井さんといった感じで、話がおもしろければブレイクできるのがラジオだと思います」

ラジオを聴いていた芸人さんがテレビで活躍するようになると、シンデレラストーリーの目撃者になれた気がして嬉しい」

「実際、ラジオという場所を大事にしているパーソナリティーの方って多いですよね。それこそオードリーの若林さんも、南海キャンディーズの山里さんも、ナインティナインの岡村さんも、結婚の発表はみなさんラジオでしたから」

 

もっと語らせて! ラジオリスナーたちの自分的神回

「では続いて、みなさんが大好きな神回を教えてもらっていいでしょうか。僕の場合は、『爆笑問題カーボーイのピンチ回』です」

「ピンチ?」

「爆笑問題の田中さんが体調を崩してお休みになったとき、ピンチヒッターとして伊集院光さん、劇団ひとりさん、南海キャンディーズの山里さんなどなど、錚々たるメンバーが週替わりで登場したんです」

「あれは、友情を感じましたよね~」

「ピンチヒッターの面々がぎこちなくタイトルコールしたりしてね。爆笑問題への愛に触れたような気がしてものすごく感動してしまいました」

 

「僕は『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』の『濟々黌(せいせいこう)ラグビー部祭り』ですね」

「あれは神回。間違いない」

 

 

「どんな回だったんですか?」

「くりぃむしちゅーのお二人が、母校のラクビー部の変な同級生のエピソードだけで2時間突っ走った回です。全然知らない人の話なのに、有田さんと上田さんのモノマネを聴いているうちに、自分も同級生になったような気分で爆笑していました」

「ラジオは、テレビよりパーソナリティのことを身近に感じやすいですよね」

「もと同級生だったコンビのラジオは、芸人以前のエピソードも豊富だから、おもしろくなることが多い気がします」

 

「私の神回は『空気階段の踊り場』の『かたまり号泣プロポーズ』の回ですね」

「ああ〜!」

 

水川かたまりさんが恋人にプロポーズする回なのですが……これがもう……! 多くは語りたくないのですが、『ラジオクラウド』というスマホアプリを使えばすべて聴けるので、1週前の『もぐらご祝儀裁判』の回からぜひ聴いてほしいです」

「他人のプロポーズものって聴きたくなるな~」

 

「僕はなんと言っても『山里亮太の不毛な議論』で山里さんが婚約を報告した回ですね。番組終了のラスト10分間でリスナーに向けてきちんとメッセージを伝えていた点が本当に素晴らしかったな、と。ゲストのしずちゃん、aikoさんも号泣していて」

「お二人が号泣している様子はラジオだとわからないんですが、番組ホームページにそのときの様子が掲載されているんですよね」

 

「そうそう。それで、『ナインティナインのオールナイトニッポン』で岡村さんが結婚報告をしたときも、aikoさんがゲストだったんですよね。どちらのラジオも大好きなaikoさんが“幸せ見届け人”と化したこともすごく微笑ましかったです」

「確かに、どの回もめちゃめちゃおもしろそう……」

 

ラジオリスナーたちのおすすめラジオ番組

「では最後に、僕を含めて『ラジオを聴いてみたいけど何から手をつければいいのかわからない』と言う人むけに、改めておすすめ番組を教えてください」

「了解! 僕はこちらです」

 

<田中のおすすめラジオ番組3選>

『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』

(ニッポン放送)金曜 25時〜27時

お笑い芸人の三四郎がお送りする2時間。いい意味で力が抜けていて、仕事でうまくいかないことがあっても金曜の深夜に「ここに自分の居場所があった」と思わせてくれる番組です。小宮さんのひねくれキャラはもちろんのこと、“じゃない方芸人”の相田さんがイキイキしていてなぜか笑っちゃう。0(ZERO)になったけど、改編を突破できてよかった!

『まだ帰りたくない大人たちへ チョコレートナナナナイト!』

(SBSラジオ)火曜 19時〜21時

“ラジオスター”の異名を持つ、アルコ&ピースの酒井健太さんが、“やばたん”ことSBSラジオの矢端名結アナウンサーとタッグ。相方の平子祐希さん不在のおかげかどこか伸び伸びとしている酒井さんとやばたんのイチャイチャトークが最高です。地方局とは思えないほどネタメールのレベルも高い!

『FMシアター』

(NHK-FM)土曜 22時〜22時50分

文学からミステリー、SF・ホラーまでさまざまなジャンルのラジオドラマが50分にわたって放送されます。基本的には1話完結なのでとっつきやすいし、その割に1本の映画を見たような満足感があります。特にホラー作品はマジで怖い。「映像がなくてもラジオはおもしろい」と思えるはず!

「(長……)ラジオドラマなんてジャンルがあるんだね」

「お試し的に短いラジオドラマを聴いてみたいって人は、月曜から金曜の夜15分だけ放送されるラジオドラマ『青春アドベンチャー』がおすすめですよ」

「次は私、いきますね」

 

<鳩子さんのおすすめラジオ番組3選>

『#むかいの喋り方』

(CBCラジオ)火曜 22時〜24時20分

「リポーターやクイズ番組の回答者としてニコニコ笑顔でテレビに出ているパンサーの向井くん」という印象が強い方にこそ聴いてほしい、“闇ラジオ”。テレビとは全く違う向井くんの知られざる黒い部分に触れられます。メールをたくさん読んでくれるのもGOOD!

『空気階段の踊り場』

(TBSラジオ)月曜 24時〜25時

もぐらさんとかたまりさんにしかできない話が多すぎて……まさに人生教養バラエティラジオです。こうやって聴くと『最初から聴いていないとついていけそうもない』と思われるかもしれませんが、どうかご安心を。『ラジオクラウド』を使えば、過去回を聴けるのでいつでも追いつけます!

『伊集院光 深夜の馬鹿力』

(TBSラジオ)月曜 25時〜27時

言わずと知れた深夜ラジオの代表格。前半のエピソードトークは絶対と言っていいほどおもしろいし、後半のネタコーナーも間違いない。そして、投稿フォームがとてもわかりやすい親切設計なので、ハガキ職人になってみたい方にもオススメです!

「パンサー向井さんの『テレビとは全く違う黒い部分』はちょっと意外で興味あります」

「ラジオ好きはみんな、パンサー向井さんのおもしろさを知ってるんですよね」

「続いては僕ですね」

 

<おおきちさんのおすすめラジオ番組3選>

『アフター6ジャンクション』

(TBSラジオ)月曜〜金曜 18時〜21時

通称“アトロク”。ライムスター・宇多丸さんによるカルチャー紹介番組。個人的には『マツコの知らない世界』を平日毎日やってるラジオ番組だと思っています。自分だけではたどり着けない情報をその道の専門家が紹介してくれるので、自分の趣味や視野が広がる感覚があります。各曜日のパートナーもそれぞれキャラがあって良い!

『ジェーン・スー 生活は踊る』

(TBSラジオ)月曜〜木曜 11時〜13時

パーソナリティーのジェーン・スーさんの考え方が魅力的です。メインコンテンツの悩み相談コーナーでは、「これとこれは別問題だから、分けて考えないといけないね」みたいに、問題に対する因数分解能力がものすごく高いなと思います。また、どんなに自分勝手な悩みであっても一度は受け入れてから解答していて、他人との接し方の最適解をこれで学べている気がします。

『荻上チキ・Session』

(TBSラジオ)月曜〜金曜 15時30分〜17時50分

ニュース解説番組。毎日のニュースを2時間近く識者も交えて解説してくれるので、時事問題に対して理解が深まります。長い時間かけ解説し、やっと見えてくるものもあるので、「TVじゃこれはできないよな」と常々思っています。自分には見えてない世界の格差・差別・トラブルを知ることができ、配慮したいと考えるようになりました。Sessionが終わったらニュースを知る場所がなくなってしまう!!

「紹介が上手」

「では、最後は僕ですね」

 

<やきそばさんのおすすめラジオ番組3選>

『森谷佳奈のはきださNight !』

(BSSラジオ)月曜 20時〜22時

なんでもあけすけに話す森谷佳奈アナウンサー。噛まない、媚びない、忖度しないトークにラジオが好きな山崎怜奈さん(乃木坂46)や尾崎世界観さん(クリープハイプ)も番組のファンを公言しています。中学時代、同級生に食事会に誘われたとき。友達が少なく誰かに相談できなかったこともあり、市松模様のネクタイに安全ピンを20個つけるという気合いの入ったファッションで出席。逆に浮きまくってしまい、男の子と喋ることもないまま帰ったという彼女が自分をさらけ出します。

『平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま』

(RCCラジオ) 月曜〜金曜 9時〜11時40分

メインパーソナリティの横山雄二アナウンサー(火曜〜金曜)は、爆笑問題の太田光さんもお墨付きのフリートーク。ほかのパーソナリティ、スタッフとのチームワークも抜群。濃い口で辛口なトークなので聴き始めたばかりの人にとっては「ん?」と思うかもしれませんが、一度ハマると抜けられなくなります。朝のワイド番組ながら、全国にファンを持つ番組。

『夜のイチスタ』

(OBSラジオ)土曜 21時30分〜22時

パーソナリティは“まいまい”こと池田麻衣子さん。大分で活躍するパーソナリティですが、女性が聴いても嫌味のないようにしているという“ピンク”の話に注目。30分の番組を構成するのに、ひとりでほぼ一日かけて内容を考えるという。下ネタの師匠は夫。下ネタが大好きで四六時中喋っているそうで“超”がつくほどの仲良し夫婦です。

「地方局オンリー……!?」

「やはりradikoのエリアフリー機能を堪能していただきたいので」

「みなさんのおかげでちょっと聴きたくなってきました。熱のこもった長いオススメ文にちょっとだけ引いちゃった部分はありますけども」

「聴いてみたらぜひ感想を教えてください」

「趣味でイラストを描く人とか、車の運転する人とか、鳩子さんみたいに家事をしながらとか、とにかく作業時間にラジオ聴くの、本当におすすめですよ」

「では、そろそろお時間ですかね。みなさん、今日はありがとうございました〜!」

 

まとめ

理屈を抜きにして、ラジオは純粋におもしろいですよね。この記事を読んで、ひとりでもラジオ好きな人が増えたら嬉しいです。

では、またどこかで! ゲラへー!!

 

↓この下では、記事に入らなかった“あるある”を紹介していますよ! 見てね!