こんにちは、グルメライターの松岡です。

バーグハンバーグバーグに入社する前、僕はテレビ番組の制作スタッフ(AD)として地方を飛び回っていました。当時よく利用していたのが―

 

新横浜駅です!!

ADに限らず、出張や旅行をする際に誰でも悩む問題がひとつありますよね。

それは……

 

新横浜駅の駅弁

どれを買っていいかわからない問題!!

新横浜駅には駅弁が購入できるお店がたくさんあるメリットと、どれを買っていいのかわからず、何となくお弁当を選んでしまうデメリットがあります。

 

そこで今回は新横浜駅に直結している、「キュービックプラザ新横浜」で購入できる美味しい駅弁10選をランキング形式で紹介。

この記事を読めば、迷わずに美味しい駅弁と出会うことができますよ!!

 

今回紹介する駅弁・もくじ

 

【1ページ目(駅弁ランキング 10位〜6位)】

10位:刷毛じょうゆ 海苔弁山登り「海苔弁 海」

9位:勝烈庵「ヒレかつ弁当」

8位:泉平「いなり寿司」

7位:横濱たちばな亭 とんかつ「特製 かつ重弁当」

6位:日本橋 天丼 天むす 金子半之助「江戸前天丼弁当(穴子)」

 

【2ページ目(駅弁ランキング 5位〜1位)】

5位:魚力海鮮寿司「大とろサーモン蒲焼丼」

4位:崎陽軒「シウマイ弁当」

3位:梅蘭「梅蘭焼きそば」

2位:あなご厨房日本橋玉い「あなご 箱めし(梅)」

1位:肉DELI「満足ステーキ弁当」

 

【駅弁の購入先(MAP)】

 

10位 刷毛じょうゆ 海苔弁山登り:海苔弁 海(税込1,250円)

10位に選んだのは、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り「海苔弁 海」。

都内にある主要駅に出店を重ね、駅弁の新定番として人気を集める海苔弁。

 

海の幸をメインにした海苔弁は、大ぶりで脂ののった焼鮭とちくわの磯辺揚げが二枚看板としてど真ん中に君臨。

 

サイドのおかずは、玉子焼き、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和え、と和食にぴったりの選抜された実力者揃い。

どのおかずも丁寧に作られていて嬉しい!

 

焼鮭はサイズが大きいだけでなく身も厚く、鮭本来の旨みを楽しむことができる塩気の少ない上品な味わいで美味しい。

これは自然とご飯もすすんじゃう。

 

海苔弁のご飯は口どけのいい海苔が二段に重なり、ほのかな醤油の風味と海苔の香りが楽しめる極上の仕様。

正直、ご飯だけでも十分に美味しい。

 

普段は脇役として目立たないちくわの磯辺揚げも「海苔弁 海」だと存在感があり、ちくわの旨みと青のりの風味が絶妙で病みつきになる味。

 

市販のお弁当にはめずらしい、ふわふわでトロトロ食感の玉子焼きも絶品で、1,000円を超える価格帯だけど満足度は十分。

 

ちなみに刷毛じょうゆ 海苔弁山登りで販売しているお弁当は、店内に併設されたキッチンで作られているため、お弁当の鮮度が高いのも特徴。

定番の海苔弁が食べたい気分の時は、こちらのお弁当がオススメですよ!!

 

9位 勝烈庵:ヒレかつ弁当(税込1,080円)

9位に選んだのは、勝烈庵「ヒレかつ弁当」。

昭和2年創業、横浜で人気の老舗店が手がけた、看板商品のヒレかつが味わえるお弁当。

 

ほのかに甘いパン粉の香りがするヒレかつを切ってみると、衣の中からやわらかく脂の少ない豚ヒレ肉が出現。

付属のオリジナルソースをかけて食べてみると……

 

上品な豚肉の旨みがすごい!!

ヒレ肉のあっさりとした上品な豚の旨みと、オリジナルソースのうまみがパン粉にしみて、品のある美味しさが口の中に広がる。

普通のとんかつ弁当だと豚肉の薄さや衣の厚みが気になるけど、こちらのヒレかつは食べた時にちゃんと美味しい食事をしている気分になります。

 

お弁当と並行して人気の「ヒレかつサンド」もボリュームがすごく、美味しそう!

 

パンの耳までしっかりついた、ヒレかつサンドを食べてみると……

 

めっちゃうま!!!

ふんわり食感のパンの中から、からしマヨネーズとソースの旨みをまとった、やわらかいヒレかつを同時に食べたら、一口でおいしいの頂点にたどり着けます。

新幹線の車窓を眺めながら、ビールを片手にヒレかつサンドなんて食べたらそれだけでいい思い出が作れそう。

 

8位 泉平:いなり寿司(税込1,000円)

8位に選んだのは、泉平(いずへい)「いなり寿司」。

 

創業天保10年(1839年)、185年の歴史をもつ横浜の地元民から愛されるいなり寿司の名店。

 

箱を開けてみると、長さ約20センチの細長い形のいなり寿司が3本詰まっています。

普通のいなり寿司だと俵形に包まれているけど、何でこの形なんだろう?

調べてみると、幕末時代に横浜の港作りで働く人たちが、片手でたくさんの量を食べられるようにこの長さになったと言われているそう。

 

半分でもボリューム満点のいなり寿司を食べてみると……

 

シンプルにうまっ!!

醤油ベースのコク深い甘みがある揚げの中から、口の中でほぐれる酢飯が絶妙なバランスで、一口食べるごとに交互の旨みが混ざり合い、不思議な感覚の美味しさに包まれる。

これは手土産として持ち帰っても喜ばれる味だ!

 

皆さんも新横浜駅に訪れたら、透き通るようなお揚げに染み込んだ、熟練の旨みを堪能してみてください。

 

7位 横濱たちばな亭 とんかつ:特製 かつ重弁当(税込572円)

7位に選んだのは、横濱たちばな亭 とんかつ「特製 かつ重弁当」。

店内で手作りした「かつ重」が600円以下で食べれるという噂を聞いたのですが、本当なのでしょうか?

 

本当でした

このボリュームで572円はすごくない??

多分、薄い豚肉を使っているからこの価格で販売できるのではないでしょうか。

 

衣の厚みで誤魔化さないタイプのかつ重だっ!!

これはすごく良心的なかつ重として評価してもいいのではないでしょうか。気になる味の方を確かめてみると……

 

カツとご飯に出汁が染み込んでうまい!!

サバとカツオを使った魚介系の出汁がちょうどいい味つけで、たまごにもしっかり出汁の旨みが染みて美味しい。

ご飯もほかほかで、このクオリティのお弁当が600円で食べられるのはすごいぞ…!

 

1,000円以下でガッツリとしたお弁当が食べたい方にはぴったりなので、ボリュームとコスパ重視の駅弁派の方にオススメです!!

 

6位 日本橋 天丼 天むす 金子半之助:江戸前天丼弁当(穴子)(税込1,500円)

6位に選んだのは、日本橋 天丼 天むす 金子半之助「江戸前天丼弁当(穴子)」。

日本橋に本店を構える、天丼専門店が手がけたこだわりのお弁当。

 

『粋で豪快、冷めてもおいしい天丼を』というコピーが書いてあるけど、お弁当で豪快な天丼なんてあるの??

僕の人生の中では、こぢんまりとした天ぷらがのった天丼しか食べたことないぞ。

いざ、ふたを開けてみると……

 

!?!?

本当に豪快じゃねえか!!!

穴子の天ぷらがメインに入ってるとは聞いていたけど、こんなでっけえ穴子が1匹まるまる入っているとは想像していなかったよ。

Wエースと呼んでもいい海老天のサイズも大きいし、イカ天のサイズも立派で、完全にお弁当で良いところで食べる天丼を再現していてすごい!

 

天ぷらのサイズがあまりにも大きいので縦スクロールで表現をしていますが、本当に豪快すぎる。

箱の深さもあるのでご飯の量も多く、そんじょそこらの天丼を完全に撃破するほど、お弁当としてのクオリティがすごいです。

果たして、肝心の味の方はどうなのか、メインの穴子を食べてみると……

 

上品な味でうまー!!

冷めてもおいしい天丼と名乗っている通り、天ぷらがしっとりした食感でも美味しく食べれるように、あっさりとした上品な味わいのタレが衣に染み込んでいて、穴子もふわふわでご飯がすごくすすむ!

この天丼を食べながら日本酒なんて飲んだら、その時点で1日分の幸せを摂取することができるだろうな。

 

海老天のサイズも豪快で、1,500円という価格をちゃんと納得させるボリュームなのも好感が持てます。

気になる味を確かめてみると……

 

プリプリの食感がたまらねえ!!

海老の旨みと食感を同時に味わいながら、天丼特有のタレがしっかり染み込んだ衣がさらにうまさの薪をくべる、おいしさの二重構造で最高ですね。贅沢にふさわしいお弁当で素晴らしい。

関東に来て外食をする時間がなく帰られる方や、出張中のホテルでゆっくりおいしいご飯を楽しみたい方にオススメの逸品です!!

 

超ハイレベル!? 駅弁ベスト5の発表