2025年1月に放送されたバカリズム脚本のドラマ「ホットスポット」、面白かったよな〜〜〜〜〜。

 

仕事先の同僚のおじさんが実は宇宙人で様々な超人的能力(副作用アリ)を持っていることに気づき、周りの人の日常がちょっとずつ変わっていく…という特に緊迫感の無いほのぼのSFドラマ。舞台が富士山を望む山梨県で、撮影をしていた各所が本当の”ホットスポット”となり、2025年1月〜3月に放送されていたにも関わらず今でも多くの人が観光や聖地巡礼に訪れているようです。

特に劇中によく出てきて気になっているのが、主人公清美と同僚の宇宙人高橋が務めていた「レイクホテル浅ノ湖」、清美とその友達の行きつけの喫茶店「もんぶらん」、あとは富士山がいい感じに見える富士吉田市の通称「富士みち」。などなど。

 

行ってみて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 

 

というわけで、ひとりで行ってみることにしました。よくよく考えてみたら、遠方に一人で旅行するなんて初めてです。老人の一人旅、少しばかりお付き合いください。

ちなみに、既に最終回を迎えているドラマですので、普通におもしろどころのネタバレもある程度書いてます。ご了承ください。

 

・ジモコロ編集部ひとり旅シリーズ一覧

 

 

車で2時間

都内からレンタカーで2時間ほどで山梨県にたどり着きますが、海老名のサービスエリアはやっぱり寄らなくちゃな!おしっこもしなきゃだし。

 

全然お腹空いてないのに、こういうメロンパンも勝手に買っちゃう。自由だ…。

 

椅子に座って食べちゃう。誰も待ってないからね。

 

ちなみに使ってるのは、UlanziっていうMagsafeに対応したカメラスタンドです。こうやって手に持って使用することもできますし…、

 

足が3つに分かれるので三脚として使うことも出来ますよ。平べったくてコンパクトなので便利!

 

 

そして、運転に疲れたら人目も憚らずちょっと寝られました。これがひとり旅の良いところかも。

 

 

スポット巡るぞ!

そんな感じでのんびり車を走らせて、山梨県に入りました。この大月市に第一スポットがあるみたいです。

 

■スポットNo.1

1つ目はここです。

 

ちょっと奥に入ると…。

 

あ!もうお分かりですよね。

 

そう!8話の回想で未来人の村上が入った未来と過去をつなぐタイムトンネル!東京と愛知をつないでいた「旧中央本線」の廃トンネルのようです。

 

奥をよく見たら完全なる闇でした。常識を持ち合わせた人間なのでここまでで止まります。

車でうろちょろしてた時に話しかけてくれたご近所のおじいさんに、「あのトンネルの近くならこの上だよ。手前の公民館のとこに普通に車停めていいよ」と教えていただきました。ありがたい…。

 

イエ〜イ(笑)

 

 

■スポットNo.2

廃トンネルから5分ほど車で行くと見えてくるのがこちら、2話で宇宙人高橋が忍び込んだ体育館!ガードレールを飛び越えて体育館の窓際から忍び込みましたよね。

 

ちなみにここは廃校となった都留市立旭小学校なのだそうです。本当に誰もいませんでした。

 

■スポットNo.3

さらにその小学校から20分ほど車を走らせると到着するのが、「芭蕉 月待ちの湯」。劇中で重要な場所になっていたレイクホテル浅ノ湖の大浴場は、実はこの温泉だったんです。

 

入口に、お風呂のシーンが掲出されてます。あやかってますね!

 

分かりやすいところに、高橋役の角田晃広さんのサインもありました。

 

ほんで、第2話の冒頭でみなぷー(平岩紙さん)が「もんぶらん」で食べていたキーマカレーも食堂のメニューであったので、注文してみました。

 

アボカドのこの部分って卵入れるためにあるよね…チキンラーメンのくぼみと同じだね…と話していた、アレです。

 

アボカドが大変柔らかく、卵黄とカレーとの相性もバッチリ。美味しかった!

 

ちなみに受付にはこんなシールが。町が一丸となってひとつのドラマを応援してくれるのは良いですよね。

 

■スポットNo.4

月待ちの湯から20分ほど町に向かって車を走らせてたどり着いたのは、谷村町駅!この駅はもちろん…。

 

5話で「月曜から夜ふかし」のディレクター岸本(池松壮亮さん)が降り立った「富士浅田駅」!そして9話で後輩松崎がベンチに置いたPCの外付けディスクを瑞稀(志田未来さん)が超能力で消去した場所でも使われました。

 

あったあったこのシーン。

 

志田未来さんが座ったところに一応私も座ってみたのですが、撮影から1年ほど経ったからか、さすがに志田未来さんの温もりは完全に消え去っていました。

 

■スポットNo.5

5つ目は富士吉田市の本町通り、通称「富士みち」!この道をしょっちゅう通ったり、ドラマのキービジュアルにもなっているところ。車で通ると正面に富士山がドドンと構えており、よき景色!

しかもこの日は快晴な上に富士山に「笠雲」がかかっており、より一層神々しさが増しておりました。やっぱり富士山ってすごい!

と言いつつ、この通りで富士山を撮影するとだいたいどこからも電線がかかってしまうので、一刻も早く地下に敷き直す工事をした方がいいかもしれませんね(簡単に言ってんじゃねーよという話ですが…)。

 

そして、この道はホットスポットと関係なく富士山が見れるスポットということもあり、平日昼にも関わらず噂を聞きつけたインバウンド観光客がめっちゃおりました。もはや日本語が聞こえないぐらい、9割9分外国人!

しかしこの道沿いのそこかしこで見られるこの注意喚起(破られてもいる…)。車がいないタイミングを見計らって、道路の真ん中に立って富士山をバックに写真を撮るという危険&迷惑行為が頻発しており、私がいた時でもそういう人がめちゃめちゃ多かったです。「旅の恥はかき捨て」という言葉もありますが、マジで最低限のマナーは守ってくれよな!

 

■スポットNo.6

お次は富士みちから徒歩で10分ほど西に行ったところにある、市杵島いちきしま神社。ドラマファンならもうお分かり…。

 

この道、この角度…。

 

清美がトラックに轢かれそうになる寸前に高橋に助けてもらった道〜!ここから高橋が宇宙人であることが清美にバレてしまい、物語が動き出す重要な場所です。神社自体はとても小さく、静かに佇んでおりました。

 

■スポットNo.7

市杵島神社から東の方に15分ほど歩くと、ついに「もんぶらん」が!ウワー!本物だ!!SNSなどでチェックしているとまだまだ混雑しているという情報があったため、当初の計画としては翌日に朝イチで突撃しようと思ってました。で、ちょうどこの富士みち近辺にあることだし様子見だけしとこう…と思っていたところ、たまたま人が少なかったのでスッと入れてしまいました。ラッキー!

 

分厚いメニュー本をめくると、ピザやパスタにピラフにパフェなど合計で250種類以上ありました。迷いすぎる!もちろんパフェもめっっっちゃ種類がありまして、ざざっと眺めて結局私が頼んだのは…。

 

ショコラファンタジー。一番名前がかわいかったから…。

 

近くからもどうぞ。かわいい…。チョコアイス、ガトーショコラ、チョコクリーム、まさにファンタジックといえるチョコの祭典。美味しすぎ!!ちなみにドラマでよく見るあの内装は別スタジオのもので、本家は割と小ぢんまりとした、しかし居心地の良い素敵な空間でした。

 

店員さんに聞いてみたもんぶらんの混雑の状況はというと、

・平日でもある程度待つ(今日は珍しい方)
・土日は今でも朝からめっちゃ大行列で大変
(※撮影日の2025年12月中旬の時です。状況により変動する可能性があります)

とのことでした。2025年1月に放送されてたにも関わらず、今でもそんなに大盛況とは…。遠方から「もんぶらん」に行かれる方は、やはり平日がオススメです!

 

余談ですが、市杵島神社に行った際に写真を撮っている男女がおり、そのままもんぶらんに行った時もその二人がいたので、「もしかしてホットスポットのロケ地巡りですか?」と聞いてみたところ、まさしくその通りでした。平日に行ってもこうしてロケ地巡りしてる人に鉢合わせするなんて、よっぽどの経済効果がありそうですね…。

 

■スポットNo.8

あとは、清美が買い物に行ってるいちやまマートもこの近く。正式には城山店ですが、ドラマでは「浅田店」と看板が変わっており、細かさを感じます。

 

富士山をバックに会話をする画もあるんですよね(画面が暗くて見づらいですが…)。それにしても笠雲めっちゃデカくなってきてるな。

 

■スポットNo.9

そして、ドラマでもよく登場する、レイクホテル浅ノ湖から最も近いコンビニ「ヤマザキYショップ」

 

ドラマと同じ角度で見たくなっちゃうんですよね。

 

お店の向かいには、精進湖。「しょうじん」ではなく「しょうじ」と読むそうです。冬はしっとりしてますね。

 

そして、このヤマザキYショップ精進湖店に来たということは、あそこはもう目と鼻の先です。

 

■もうすぐスポット入りなスポット

メインのスポットに行く前に、番外編的なスポットもご紹介。こちら、清美たちがめっちゃよく行くジョナサン。実はここだけ山梨ではなく三鷹井口店(東京都三鷹市)なんですよね。当日に三鷹に寄ってから行くのかなり大変だったので、事前に行ってました。

しかし全ての駅から遠く、徒歩30分ぐらいかかりました(私は無限に歩けるのでよかったものの…)。それにしてもジョナサンでのシーンけっこう多かったけど、そのたびにここまで来てたのか…と思うと、ドラマの撮影って本当に大変すぎ!!

 

ちなみに、1話で高橋の秘密をはっち&みなぷーに話した時に座ってた座席は、22番テーブルです。思いを馳せましょう!

 

そして、ロケ地巡りをしている時に偶然夢庵も見かけて「夢庵もあんじゃん!」と思ったのですが、よく考えたら夢庵が出てきたのは「ブラッシュアップライフ」の方でした。失礼しました。

 

■スポットNo.10

きた!きたで!レイクホテル浅ノ湖として使われた、精進マウントホテル!朝から車で向かって色々寄り道してたこともあって、すっかり日が暮れてしまいました。疲れたし、ここで一泊します!宿泊予約してるので!!

 

エントランスを入ると、こんな感じ。あら!そのまま利用してるのかと思いきや、ドラマとは全然違ってました!

 

エントランスで燃え盛っていたストーブ、嬉しい。日中は比較的あったかかったですが、日が暮れて寒くなってきていたから…。

 

そしてこちらが実際の受付。やはりドラマとは大幅に違いますので、これから行こうかなと思ってる方は何が現実で何が虚構かをご理解くださいませ。

 

もちろん受付にはホットスポット出演者のサインが燦然と輝いています。左から、角田晃広さん、小日向文世さん、ココリコ田中直樹さん、そして夏帆さん。

 

夏帆さんのサイン、いくらなんでも可愛すぎ。書けるようになろうかな。

そして従業員の方に聞いてみると、やっぱり日本人の宿泊客はほぼホットスポットを見て来てくれているそうです。とてつもないホットスポット特需…。

 

そして、宿泊者限定で特別展示が見れるそうなので、ちょっと覗いてみました。

 

レイクホテル浅ノ湖の看板〜〜〜!撮影終了後に大道具としていただいたんですね。実際に見れるとは思わなかった!

 

その他、レイクホテル浅ノ湖での場面写真やエントランスシーンの会話台本、ホテルの看板の設計図といったアイテムの展示が掲示されていました。こりゃ良いもん見たわ…。これは是非現地に行って詳しく見てみてください!

 

ほんで夜ご飯!お刺身や和牛を筆頭に、山梨の旬を活かした会席料理が楽しめます。

 

富士山の溶岩を切り出した「溶岩プレート」でお肉を焼かせていただきました。じゅ〜〜〜。

 

うまし…。まさに うま梨県の精進ウマ〜ウントホテルといったところでしょうか。

 

そんな感じで一日を終えました!ちょっと大きめの部屋にして、余ったベッドに荷物を乱雑においても許されるのがひとり旅の良いところですね。

 

そして、このホテルから窓から見た富士山の景色、到着した時はすっかり日が暮れていたので、翌朝見てみました。

 

 

とんでもない絶景か?

水面に乱反射する朝日の来光を背に受け、圧倒的存在感でたたずむ富士山!精進湖のおかげで周りに人工物が一切無く、ど真ん中ストレートぶち抜きで富士山が楽しめました。すごすぎるこの景色!!

 

せっかくなので朝の7時に湖沿いに行ってみることにしました。気温1℃。さすがにさみすぎ!!

 

うわ〜〜〜。良すぎ!

 

地球に生まれてよかった…。

 

あと三脚も持ってきてよかった…。

 

あまりの絶景のため、近辺の宿泊客もこぞって湖に集まってその雄々しき富士山を朝日とともに眺めておりました。この写真も画になる!

 

■スポットNo.11

そして、忘れちゃいけない最後のスポットはこちら。8話で村上自身が未来人であることを清美に明かしたベンチ!

 

いや〜、良すぎ…。ほんとに良すぎたここ。

 

 

そんな感じでひとり旅は終了!あとはちょこちょこ寄り道しつつ、お土産を買ったりしてのんびりと帰りました。同行者の存在を気にせず自分のペースで何事も行えるひとり旅、初めて体験したけどめっちゃ良いですね。機会があればまたやりたい…。それではお付き合いいただきありがとうございました!

 

おまけ1:ちょっとしたお土産

レイクホテル浅ノ湖のタオル。フォントが良いので嬉しい。

 

ホットスポットのスタッフが撮影時に着てたのであろう限定パーカー。劇中には出てきてません。

 

背中はこんなん。

 

岸本役の池松壮亮さんも合間に着てたらしいです。

 

おまけ2:町で見かけたなんか良かったもの

渡辺ビルディングのフォント

 

尿禁!!!1万円いただきます

 

それでは…。