京都へ行ったら中華へ行こう〜おすすめ店リスト&MAP〜

東北家

黒竜江省・吉林省・遼寧省にまたがる中国東北部エリアの料理を中心に幅広いメニューを提供する。素朴でシンプルな味付けながら、厳寒地ゆえ唐辛子が効いた現地を感じられるものも。量も多くてリーズナブル、さらに深夜まで営業しているため、団体客や飲食店で働く人からも人気。こういうお店が近くにあると日々のQOLがアガる。

●京都市左京区東大路通孫橋上ル南門前町536

 

東華菜館

ヴォーリズによる唯一のレストラン建築で、四条の鴨川沿いに建つ姿はもはや京都のランドマーク的存在。宮廷料理の流れを汲む北京料理は、豪華な見た目ながらあっさりした味わいでお祝い事にもぴったり。夏には川床や屋上ビアガーデンもあり、暑い時期には京都人の間で「東華菜館でビール? ええなあ〜」なんて会話が出がち。

●京都市下京区四条大橋西詰

 

広東御料理 竹香

にんにくや香辛料、油脂控えめの上品な味で、「祇園で中華」といえばこのお店を指す人も多い花街の名店。豚肉・カリフラワー・パインのシンプルな具に澄み切った琥珀色の餡がたっぷりかかった名物「すぶた」はため息が出る美しさ。畳に回転テーブルというめずらしい客席は、京都らしくて行くたびにウキウキ。

●京都市東山区新橋通大和大路東入橋本町2丁目390

 

四川料理 蜀江

ANAクラウンプラザホテル京都の四川料理店。陳建太郎氏を料理顧問に据えており、3年熟成の郫県豆板醤を用いた名物の麻婆豆腐をはじめ、洗練された料理をランチから堪能できる。冠婚葬祭から同窓会、接待に便利な個室もそろい、最大20人が一度に座せる大円卓の個室も! いつか大円卓で大宴会を……。

●京都市中京区堀川通二条下ル土橋町10 ANAクラウンプラザホテル京都 B1F

 

中国料理 皇家龍鳳

店名からもその豪華さとハレの日度合いがうかがえる、リーガロイヤルホテルの広東料理店。フカヒレや鮑など高級食材を用いたメニューがランチでも味わえるのはホテルの中華ならでは。こちらの個室は最大36人収容が可能で、大勢でのお祝いも。とてもいいことがあった日におめかしして行きたいレストラン。

⚫︎京都市下京区松明町1番地

 

餃子の王将 宝ヶ池店

オリジナルメニューが豊富ということで、全国の王将マニアはみんな知ってる(?)宝ヶ池店。ファミリー層や近隣の学生の利用も多く「炙りチーズ餃子」や「てっちゃん天津飯」などパンチの効いた食べ応えのあるメニューが。筆者はこの近くの大学に通っていたので、それはもう、それはもうお世話になりました。

●京都市左京区岩倉南桑原町51-2

 

ミスター・ギョウザ

駅近では決してないにも関わらず、行列のできる人気餃子店。薄皮に野菜の甘みが効いた餡は口当たり軽くパクパクいけるお味。売り切れ次第早仕舞いのため、昼飲みがおすすめ。きゅうりの丸漬けをお供にビールを飲みながらギョーザを待つ時間 is good……。余談ですがここから徒歩2分のところにあの「羅城門」の跡地があります。

●京都市南区唐橋高田町42

 

珉珉 三条店

1953年(昭和28年)創業の、餃子チェーン店の草分け的存在で「餃子言うたら珉珉やろ」という街の先輩たちも多い。パリッとしたおこげがアクセントの薄皮餃子は、他の餃子チェーンと一線を画す味わいで、懐かしさのなかに洗練さも感じ取れる。三条店に行く際は鴨川に面している2階席窓側がおすすめ。鴨川を眺めながらフラペチーノもいいけれど、鴨川を眺めながら餃子とビールをやるのもすてきな京都の過ごし方。

●京都市中京区石屋町126

 

台湾料理 萍萍 (ピンピン)

祇園の細道に光る「台湾料理」と書かれた赤提灯が目印。頬張れば薄皮の中から肉汁がじゅわっとあふれる水餃子は注文マスト! 干し大根入りの卵焼きや、しじみのにんにく醤油漬け、汁ビーフンなど素朴で家庭的な台湾料理がそろう。ここの餃子食べたさに京都に帰ってくるまであります。小さなお店ゆえ予約がベター。

●京都市東山区祇園町北側347

 

泉門天 祇園本店

パリッとした薄皮の一口餃子は生にんにく不使用。芸舞妓さんをはじめ接客業の人が食べやすい工夫がされている。テイクアウトも盛んで、馴染みのスナックなどにお土産で買っていく人も。店舗では餃子に加えて浅漬け・しじみ汁・ごはんが。こういう餃子定食カスタマイズができるの、夜の街で働く人へのホスピタリティだよなあ。

●京都市東山区大和大路通新橋下ル2丁目380-3 竹会館 1F

 

ぎょうざ 歩兵 祇園本店

にんにくの代わりに生姜を効かせた「生姜ぎょうざ」が名物で、こちらもにおいを気にする接客業の人にうれしい。一口サイズかつ野菜たっぷりの餡で軽い食感のため、飲み歩いたあとの「もうちょっと飲みたいな」という時にいいおつまみになる。「生姜ぎょうざ」だけではなく、ニラ・にんにくを使用したスタンダードなタイプもあり。

●京都市東山区末吉町通切通し北東角清本町373-3

 

鳳舞楼

「鳳舞」の名を今日の京につなぐ、京都中華の代表店。名物の「カラシソバ」は、デュラムセモリナ粉を使用した麺でもっちり食感。コロンとしたフォルムに透明感のある餡がたっぷりかかった酢豚はパインに加えてライチが。なんというエキゾチックさ。ビルの5階にあるため、晩春から初夏にかけては窓いっぱいに広がる御所の新緑を楽しむこともできる。

●京都市上京区烏丸通今出川南西角今出川町333 第二高橋ビル 5階

 

鳳泉

混雑時は配慮が必要だが、からしそばは辛子の量や具材のカスタマイズが可能。くわいのシャキシャキ食感がやみつきになるシュウマイのほか、豆もやしと野菜の炒め物「カヤクニツケ」など、どれも京都中華らしい穏やかな味わい。京都市役所やオフィスが多い立地のため、お昼時にはビジネスパーソンにも大人気。

●京都市中京区河原町通二条上ル清水町359 AXEビル 1F

 

広東料理 芙蓉園

とろとろの卵と鶏肉に、これまた鶏の出汁が効いたとろとろの餡が絡む「鳳凰蛋」は多くの人が注文する名物メニュー。豚のみのシンプル極まりない酢豚も人気。ご夫婦ふたりで営業しているため、提供スタイルやランチが2部制であるなどの留意点がある。食べにいく際は電話で確認&予約が安心。

●京都市下京区西木屋町通松原上る3丁目市之町240-1

 

廣東料理 平安

学校のごとく「小・中・高」3段階で入れる辛子の量を選ぶことができる平安の「カラシソバ」(猛者にはそれ以降もあるようだけど……)。ご夫婦が営む小さなお店のため、確実に入りたいならこちらも予約を。

京都市東山区富永町通切通し西入ル富永町131

 

京の中華 ハマムラ 近鉄名店街みやこみち店

小さなお子さん連れの人や、個人店が苦手な人も気兼ねなく食事ができるという点で、こういう駅ビル系の大きな建物にも京都中華の選択肢があるっていうのはとても良きこと。イオンモールKYOTO内にも店舗がある。

●京都市下京区東塩小路釜殿町31-1

 

盛華亭

祇園にあった「盛京亭」の流れをくむ、北京料理ベースの京都中華の系譜を引き継ぐお店。繁華街からは距離のある銀閣寺にほど近い閑静な住宅街のなかにあり、小さなお店のため予約するのが確実。皮と餡に胡麻を加えた名物の餃子は、にんにくやラー油を使わないのに胡麻のコクのおかげで食べ応え◎。

●京都市左京区浄土寺馬場町39-4

 

八楽

花街で働く人も足繁く通う。カウンターのみのコンパクトなお店なので、ひとりかふたりの少数精鋭でおじゃましたいところ。にんにくやラードを使わないメニューは、花街の文化や京都人の好みに寄り添ったまるい味。
●京都市東山区上弁天町428-5

 

マルシン飯店

さまざまなメディアにも取り上げられ、昼夜問わず行列の絶えない人気店となったマルシン飯店。名物はタップタップの餡&とろっふわの卵が丼いっぱいに乗ったビジュ爆発な天津飯。枝肉で熟成されたこだわりの黒豚を使った餃子も人気で、酢醤油もいいけれど酢胡椒で食べるとよりさっぱりいただける。

●京都市東山区東大路通三条下ル南西海子町431-3

 

華祥

さまざまなジャンルの飲食店が並ぶ元田中界隈で、根強い人気を誇るお店といえばここ。パラリ炒飯に、ふわふわ純白の卵白あんかけがたっぷりかかった名物「卵白あんかけチャーハン」の美しさたるや。雲を背負った比叡山か、はたまた雪持ち南天か……。鶏の旨味をシンプルかつダイレクトに味わえる「鶏ネギ中華そば」もおすすめ。

●京都市左京区東大路通御蔭上ル田中里ノ内町41-1

 

火楓源

10年弱前から一気に元田中エリアで増加した「ガチ中華」の代表的店舗といえばここ。連日多くの中国出身者で賑わっている。路面からも見える、壁一面に掲げられた料理写真の一覧はインパクト抜群。中国東北部の料理を中心にさまざまなジャンルの料理が食べられるが、一品のボリュームが多いためアラカルト希望の場合は複数人で行くのが吉。

●京都市左京区田中里ノ前町54-1

 

方圆美味

近隣に京都大学が位置するためか、リーズナブルでボリュームのある定食が人気の四川料理屋。留学生のお客さんも多数やってきている。スパイシーさを打ち出した四川料理らしい麻辣メニューが多く、辛いもの好きはメニューを見ているだけで物理的垂涎。

●京都市左京区田中里ノ前町1 西野ビル1F

 

イーパンツァイ タナカ

開店するやいなや「あそこ、もう行った?」と京都の食いしん坊の注目をかっさらったのは記憶に新しい。名店「上海バンド」の跡地にできたというだけではなく、長年ホテルで腕を磨いた店主によるツイストの効いたアラカルトメニューのおいしさで、一躍人気店に。営業は12・17・19時からの3部制で入店は2組程度。SNSをチェックしての予約が欠かせない。

●京都市左京区田中里ノ内町26

 

中華のサカイ 本店

京都市北区を代表する中華といえばここ。関西では冷やし中華を「冷麺」というお店も多いが、サカイの「冷めん」は唯一無二の味!プリもち食感の太麺に、マヨと辛子とお酢と何か(まじで何?)が渾然一体になったクリーミーな秘伝のタレが絡んで「うますぎる……何これ」と驚くうちに食べ尽くしてしまう。人気すぎて通年提供しているので冬でも安心!

●京都市北区紫野上門前町92

 

駱駝

香辛料を使った中華料理がメジャーではなかった30年前に、唐辛子・花椒・醬をバッシバシに効かせた四川料理で勝負を仕掛けた革命店。大学も多くニューカルチャーの発信地だった左京区の若者をスパイス沼に突き落とし、いまやその刺激は幅広い層に支持されている。名物は雲白肉と麻婆豆腐で、思い出すたびによだれが……。左京区の雰囲気にマッチした、どこかレトロな緑屋根の外観も魅力のひとつ。

●京都市左京区北白川瀬ノ内町27-4

 

志成園

近隣にオフィス・研究施設の大型複合施設があることもあり、そこで働くビジネスパーソンや近隣に住まう住人から人気の町中華。リーズナブルでボリューミーなメニューが多いのが特徴で、人気メニューはカツ丼。普通のカツ丼と違い、 サクサクのとんかつ、野菜と卵の炒め物をたっぷりあんかけでとじた京都らしい一品。満腹必至!

●京都市下京区西七条赤社町32 コーポ御前1F

 

清華園

地域の人や近隣大学の学生はもちろん、京都駅からも近いとあって旅行者にも人気の町中華。店主がラグビー名門高校の出身とあって、ラグビーファン集う界隈の聖地にもなっているそう。あの頃の部活動を彷彿とさせるやかんの麦茶……ならぬやかんビールが名物。

●京都市下京区川端町11

 

マンボ飯店

王道から創作系まで幅広いアラカルトにナチュールワインを合わせ、それをバルスタイルで楽しめるとあって、お店がオープンした2013年当時「なんか西院にすごいとこできたよな!」と色めきたった近隣の食べ道楽は多かった。現在はおまかせ4品が先んじて提供される半コースのスタイル。もちろん多彩なアラカルトは健在なので、お腹を空かせて行くのが吉。

●京都市中京区壬生西檜町11

 

夜来香

普通電車しか止まらないゆえ行ったことがないという人も多い西京極だが、名店はしっかり存在する。人気は「マーボ天津飯」。天津飯の餡がひき肉たっぷりの麻婆餡というメニューで、一度食べると忘れられない。その昔「つきぬ思い出の 花は夜来香」と李香蘭は歌ったが、地元民に愛され続けるこちらは「つきぬ思い出の 味は夜来香」と言ったところか。

●京都市右京区西京極畔勝町44-2

 

中國菜 大鵬

父による大衆的な町中華の味と、息子による現地で食べ学んだ四川の味。その両方が味わえるいいとこ取りな人気店。奥丹波の軍鶏などこだわりの食材と、発酵調味料や香り高い香辛料やハーブが織りなすアラカルトを楽しんだ後は、甘辛く炒めた豚肉と錦糸卵が乗ったTHE王道の味「てりどんきんし」を〆にかっこむのが幸福というもの。お酒はもちろんだが、ノンアルコール類が充実しているのもうれしいところ。

●京都市中京区西ノ京星池町149

 

龍鳳

河原町と新京極のあいだ、裏寺をくねくねと東西に横断する路地のなか、喧騒から隠れるようにたたずむノスタルジックな店構えが魅力的だ。こちらのからしそばは「カラシ入そば」という名前で、濃いめの出汁が効いた濃厚な餡が特徴。昔ながらの赤いカウンターで黄色い麺をすすり、「次はどこに行こうか」なんて思案するのがよし。

●京都市中京区新京極通六角下ル桜之町450

 

龍園

閑静な住宅街の一角で、赤い屋根のレトロな軒先とのどかに揺れる「ぎょうざの店」と描かれた暖簾を見たならば入らずにはいられない。ポテっと愛嬌ある形が特徴の餃子は、注文後に製麺機で記事を伸ばすところから。晴れた昼下がりにふらっと入って、丁寧に餃子をこしらえるお店の方の姿を肴にビールをちびりとやれば、それはもう最高の休日というもの。

⚫︎京都市中京区壬生神明町1-132

 

YE CHINA TONGUE/小梟

京都飲みカルチャーの大きな要素である「会館飲み」のニューカマーとして寿苑会館に開店した「YE CHINA TONGUE」は、七条エリアで本格的なローストダックが食べられるとして人気の「小梟」の姉妹店。レトロで麗しい中洋折衷な店内は私たちが思い描く「香港の夜」のイメージ通りで、お酒も進んでしまいそう。

⚫︎京都市下京区市之町249 寿苑会館2F(YE CHINA TONGUE)
⚫︎京都市東山区本町通塩小路下ル本町8丁目89−1(小梟)

 

コンカ

左京区を代表する酒場のひとつ「まほろば」が入居する鴨川沿いのビルに2024年の9月にオープンしたお酒と点心のお店。スパイスやハーブ、フルーツを巧みに使った焼売や水餃子をあてに、店主が厳選したナチュールワインや国産の蒸留酒を楽しめる。

⚫︎京都市左京区高野西開町15 明治館にしき 1F中