

万博やUSJなどを楽しむために、大阪へ観光する人が激増している2025年夏―
これを読んでいるみなさんの中にも、大阪旅行を予定している人がいるかもしれませんね
しかしそんな帰り道、悩んでしまうのが―

ガンジス川の砂のように数えきれないほど種類がある「新大阪駅のおみやげ」……一体どれを買えばいいの!?

というわけで今回は、編集部で「新大阪駅で人気のおみやげ」をまあまあ全部食べて感想を話し合いました
▼登場人物
ギャラクシー|ジモコロ編集長
兵庫県出身。大阪の学校に通い大阪の会社で働いていたため、新大阪駅のおみやげには多少詳しい。今回のおみやげを買ってきた人
加藤|ジモコロ編集部・YouTuber
名古屋出身。大阪・関西のおみやげは多少食べたことがある
かんち|ジモコロ編集部・WEBディレクター
福島出身。あまり関西に行ったこともないしおみやげはあまり知らない

食べたのはこれらの商品。「有名」「人気」「売上」などで調べ、定番のものから最新のものまで買ってきましたよ!
※ちなみに『赤福』など、「それは三重県伊勢市のおみやげ!」というものもあるのですが、この記事は“大阪みやげ”ではなく、あくまで“新大阪駅で買える人気のおみやげ”なのでご了承ください
551蓬莱「豚まん」

「というわけで、先日大阪に行った時におみやげをたくさん買ってきたのでみんなで食べましょう! トップバッターは551蓬莱の豚まん!」

「定番中の定番、誰もが喜ぶやつですね」
「551は、『崩れにくい』『保存が利く(常温で当日中、冷蔵保存で3日、冷凍もできる)』ので、おみやげとして本当に優秀」
「当日食べるなら出来てるやつを、翌日とか後で食べるなら“チルド”を扱ってる店舗に行ってください。551蓬莱のHPにどの店がどれを扱ってるかが載っているので」

「うんめーーーー!」
「肉肉しさがすごい!!」
「東京にも551っぽい豚まん・肉まんあるんですけど、やっぱこれなんだよな……皮が厚くてもちもちなとことか、具(餡)の弾力とか」
「東京のところも行きますが、あっちは胡椒が効いててまた別物なんですよね。551って皮がおいしい。肉汁が染みた皮の裏側最高」
「『大阪行ってきたからおみやげ買ってきたよ』って言われたら、なんとなく551を期待しちゃうよなぁ……」
「ただし、新大阪の551は改札内外含めて5店舗あるのに、どこも超々々々々混んでるので、並ぶのは覚悟してください。551って関西のどこにでもあるので正直他の駅で買ったほうが(電車賃を差し引いても)コスパ良いと思います」
551蓬莱「焼売」

「また551?」
「これは豚まんのついでにおまけで買ってきた焼売です。551を頻繁に食べてきた関西人として言いますが……実は551は焼売がムチャクチャおいしいんです」
「見た目がすごいプリップリしてる」
「焼売もよく買います。美味いよなぁ。電子レンジで使える専用の蒸し器が売っていて、それがとにかく便利」

「おいしい! 551の焼売は食べたことなかったな」
「要は豚まんの餡だけみたいな感じなんですけど、グググッという弾力があって、噛むと口の中で弾けて豚肉のうまみが溢れてくる。マジ最高では?」
「からしもあって、最高ですよね」
「おみやげというとみんな定番の豚まんを買うんですけど、焼売をプラスすると『通』な感じしていいでしょ」
「確かに、焼売の方がおいしいかも。豚感ある」
「あと豚まんとか肉まんって食べるタイミングがおやつとか夜食になりがちだけど、焼売ならごはんにも合うからおかずとしても機能します。おすすめですよ!」
点天「点天ひとくち餃子」


「じゃあ次 点天の餃子ね。これも定番」
「ちっさ!? これ餃子なんだ。八ツ橋みたい」
「普通サイズの餃子を食べたい場合は『餃子の王将』の餃子を買ってください」
「これもよく買います。たまに都内でも売ってて買っちゃうな…。おいしいですよね!」

「皮がサックサク! おいしいよ~~~!!!!」
「なるほど! 餡が小さいから相対的に皮が大きくなって、焼くことでそれがパリパリになるんだ……これはうまい!」
「おいしいな~! いくらでも食べれる! 餡もおいしいけど、ほぼ“皮を食う”感じ」
「スナック感覚でどんどん食べちゃう。例えとして正しいかは置いといて『オーザック』みたいだよね」
「ビールとか飲むときちょうどいいんですよね、大きさが。味も濃いし」
「これおみやげでもらったら嬉しいな。ただ、調理するっていう手間があるから職場へのおみやげには向かないかも」
「まあね。そのかわり点天は冷蔵で7日間保存できるから。家族や友人へのおみやげには良いと思いますよ。冷凍したらもっと保つし」
りくろーおじさんの店「りくろーおじさんのチーズケーキ」

「続いてはみんな大好き、りくろーおじさんのチーズケーキ……」
「おい!!!グッチャグチャじゃねーか」
「こんなにいっぱいおみやげ買い込んだら、そりゃあリュックの中でグチャグチャになるって!」
「ケーキをリュックに入れるなよ」

※なお普通に持ち帰ったらこんな感じになるはずです(デザイナーに写真を加工してもらいました)
「味は同じだからとにかく食べましょうよ!」
「りくろーおじさんも定番中の定番ですね~!」
「これ90分も並んで買ったやつだから、大事に食べてね……」

「ふわっふわでうめ~~~~~!!! スフレタイプのチーズケーキだからとにかく食感が軽やか!」
「シンプルでさっと食べられるのがいい。チーズもくどくなくてふわふわで、爽やかさがありますね」
「甘すぎないから無限に食べれるな」
「すごいおいしいんですけど、ただ……りくろーおじさんを『大阪のおいしいケーキといえばこれ!』って感じで紹介してる人を見ると、ちょっとモヤッとするんですよね」
「え、なんで?」

「りくろーおじさんってもともと80年代に『500円でホールのチーズケーキが食べられる!』っていうので人気になったんですよ」
「最初500円だったんだ。すごいな」
「今は1065円になっちゃいましたけど、今でも関西では『安いのにおいしい庶民の味』なんです。だから『大阪のおいしいケーキの代表格』みたいな感じで紹介されてると……おいしいけど、それは文脈 違くない?ってなるんですよ」
「そうですか? よくわかんないですね。とにかくおいしいんだからいいじゃないですか」
「うん、おいしい」
「ならまあ……いいか! ちなみに『出来立て』を買ってできるだけすぐ食べるのが一番おいしいのですが、自らの湯気ですぐフニャフニャになっちゃうので、時間を置いて食べるなら『作り置き』っていうのを買ってください」
※ただしすべての店舗で『作り置き』が売ってるわけじゃないので注意しましょう!
Moncher「堂島ロール」

「続いてはこれ! 堂島ロール!!」
「なんなら関東で流行りましたよね」
「名前はきいたことあるけど食べたことないんだよなあ」

「えっ!? うまい!! 見た目クリーム多いからくどいのかと思ったら、めちゃめちゃさっぱりしてる!」
「そうそう、全然もたれないよね」
「堂島ロール、クリームのことばかり注目されがちですけど、ガワ(スポンジ部分)もうまいですよね」
「ほんのり甘くてふわふわ。ちょっとだけもちもちしてる」
「確かにスポンジおいしいですね。卵の味をしっかり感じる」
「いちごとか季節のフルーツが入ってるのもあります。おみやげとして大人に喜ばれるのはプレーンなんですけど、子供にはフルーツ入りが受けたりしますね」
「これいくらでもいけるな~! 知らない間になくなってる」
「ただ賞味期限が当日中なので、翌日以降に職場に持っていく場合は冷凍する必要があります」
赤福「赤福餅」

「続いては赤福餅です!」
「大阪のおみやげじゃないでしょこれ」
「知ってますよ! でも今回は『新大阪で買えるおみやげ』というくくりであって、そしてその中でも赤福って人気上位なんだからしょうがないでしょ」
「名古屋でも買えますからね。あと、天むすも名古屋って言われるけど三重県のものですから。三重って実はお土産が強い」
「『それは◯◯県のものだろ!』って炎上したらあれだからちゃんと言っとこう。新大阪駅で買えるけど、『赤福餅』は三重県伊勢! 三重県伊勢のおみやげです!」

「やっぱりおいしいな~。これ定期的に食べたくなりますよね」
「もちの柔らかな触感と、あんこの優しい甘さがたまりませんね。僕、赤福めちゃめちゃ好きだから西日本へ行ったら毎回買います」
「まあまあまあまあ、まあ、おいしいですよね!」
「あれ? あんまり好きじゃない?」
「いやおいしいんですけど、こしあんがちょっと苦手なだけです。粒あんバージョンあれば食べてみたいな。こしあんだと甘すぎない?」
「赤福はこしあんが良いと思うけどなあ」
カルビー「じゃがりこたこ焼き味」

「続いてはみなさんおなじみ、カルビーじゃがりこの、『たこ焼き味』です。近畿限定らしいですよ」
「パッケージに『マヨわず買おう!ソースれば後悔ないで!』って書いてありますね」
「関西の人ってキャッチコピー考えるの苦手なんですか?」
「違うんです。“関西っぽさ”を求められてると感じる時は、あえてこれくらいコテコテにすることもあるんですよ! おみやげなんてまさにそれでしょうよ!」

「わっ、たこ焼きだ! 思いのほか ちゃんとたこ焼きだ!!」
「キャベツたろうとか、うまい棒のたこ焼き味よりはあっさりしてる。ベビースターの焼きそばが近いかな……」
「うまい! じゃがりこに合ってる!」
「ソースの味がしっかりしてて、油っぽさを消してくれてますね」
「8袋入りだから配るのにちょうどいいですね。あとこれ、“おみやげっぽさが薄い”のが好きかも。誰が食べても万遍なくおいしく感じるスーパーの味というか」
瓢月堂「たこパティエ」


「こちらはパイにたこ焼きの味をつけたたこパティエですね」
「これも有名ですよね。オフィスへのお土産で何回かもらったことあります」
「パイ×たこ焼きの組み合わせの発想はなかったですね。このお菓子のHPを見ると色々書いてありますね。『たこ焼きってうまいやん。パイってうまいやん。ほんなら合体さしたら史上最強にうまいやん』」
「関西ーーーーー!!!!」

「あ、でも確かにたこ焼きっぽい見た目でインパクトありますね。ウケるかどうかっておみやげとして大事なポイントだと思う」
「ただ青のりとか、めっちゃ落ちますね」
「友人宅とかに持っていったら『部屋が汚れる!』って思われるかも。持っていくなら職場ですかね。職場ならいくらでも汚していい」
「すげー不思議な味だなこれ。パイの甘さとたこ焼き風味のしょっぱさが融合して……」
「うまいはうまい。味としては普通のパイでもいいんだけど、でもおみやげってこういうのが良いですよね」
「そう、味の他に“おみやげ感”があってほしい。だから人気なんだと思う」
坂角総本舖「大阪イカ天」

「これ知らなかったな。どういうものなんだろ」
「イカ煎餅みたいなことじゃないですか?」

「あ~~~、なるほど。おみやげでよくある感じの煎餅ですね」
「バリッ!としてて食感はすごくいい。おいしいですよ」
「ただ、そこまでめっちゃイカ味が強いわけではないかな」
「エビと言われればエビかもしれない」
「実際、エビも入ってるみたいですね」
「いや、おいしいです。大阪には名物として『阪神百貨店のイカ焼き』があるので、それでイカをフィーチャーするというのは、まあ大阪感あってアリ」
むか新「こがしバターケーキ」

「続いてはこがしバターケーキ。パッケージがかわいい!」
「温めるとさらに美味しいんだって」
「それはそうだろうけど、おみやげで一個だけもらって温めることなくない?」

「あ、めっちゃバターの良い香りする! いいですね」
「いい! でも牛乳が欲しくなりますね。口の中の水分めちゃめちゃ持っていかれる」
「おいしいけどたしかにチンした方がいいかも。その方が柔らかくなってよりおいしくなりそう」
「味も見た目も“ちょっと良い焼き菓子”ですね。個包装されてるし、おみやげとしてはポイント高いと思う」
青木松風庵「みるく饅頭 月化粧」

「ラストは……なんですかこれは」
「月化粧っていうミルク饅頭ですね」

「はいはいはいはい」
「完全にあらゆる地方にある饅頭だ」
「『通りもん』とかね。おみやげとしてはマジでよくある。逆にこれが無い地方を探すの難しいと思う」
「銘菓ひよ子だってこんな感じだし」

「うんうん、想像してた通りの味だ。いや、おいしいんだけど」
「基本形は福岡にも名古屋にも同じ感じのやつありますよね。名古屋だと『なごやん』だ」
「まあそれだけ誰もが喜ぶおみやげってことなんでしょうね」
「ちっちゃくて上顎にひっついてくるこの感じ、あるあるだなー」
「ちょっとだけ他の地方のより大きい?……気がする」
「大きいからか知らないけどミルク餡がめっちゃ入ってて、結論 超甘い! 関西人 甘いの好きだからな」
「下手すると赤福より甘いかも」
「“THEおみやげ”っていう感じの甘さ。これが好きな人も多いとは思う」
終了

「というわけで今回は『新大阪駅で買えるおみやげ』をたくさん食べてもらいましたが……一番好きなのはどれでしたか? ちなみに僕は点天の餃子でした!!」
「僕も点天が一番好きだった」

「僕は551の焼売が一番おいしかったな」
「それはあくまでおまけとして買ってきたやつだから……」

「じゃあ堂島ロールかな。あんなにさっぱりしてていくらでも食べられるロールケーキ他にないと思った」
「なるほど。では最後に、今回、たくさんおみやげを買って思ったこと言っていいですか?」
「え、なんですか?」
「今夏、関西に旅行に行く人に対して、気軽に551とりくろーおじさんを頼まないでほしい」
「あぁ、頼まれた方が大変だから?」

「そう! 普段からりくろーと551は行列ができてるんですが、今は万博の影響でさらにエグいことになってます! その2つだけで合計2時間近く並んだから!」
「そんなに!?」
「特に関西人にとっては、551とりくろーおじさんは“どこでも買えるもの”って感覚なんですよ。だから時間がなくて新大阪で買うしかないってなった時に、551とりくろーおじさんにこんなに並ばなアカンの!!??ってなるんです」
「でもやっぱり551とりくろーおじさんは食べたいんだよな……」
「手間賃払うから買ってきてほしい」
~おわり~
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