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事前に確認!面接・履歴書のあれこれ 2026/9/15

在学中の履歴書学歴欄の正しい書き方【アルバイト用・高校生/大学生向け】

在学中の履歴書学歴欄の正しい書き方【アルバイト用・高校生/大学生向け】

「まだ卒業していない学校はどう書くの?」「最終学歴の欄には大学名を書いていいの?」——アルバイトに応募する学生がいちばん迷いやすいのが、履歴書の学歴欄です。
基本は、年月+学校名+学部学科+「入学」を書き、その下に「在学中」を並べて書くだけ。この記事では、高校生・大学生・専門学校生それぞれの書き始め方と記入例、「在学中」と「卒業見込み」の使い分け、最終学歴の考え方、そして休学中・留年中・校名変更といった迷いやすいケースまでを、例つきで解説します。

目次

履歴書の学歴欄で在学中はどう書く?

まずは、アルバイト応募での基本ルールと、混同しやすい「在学中」と「最終学歴」の違いから押さえていきましょう。

アルバイト応募での基本ルール

アルバイトに応募するとき、学生がいちばん迷いやすいのが「在学中」の書き方です。基本の考え方は次のとおりです。

  • 学歴欄は「入学」→「卒業」または「在学中」を時系列で記入する
  • 現在通っている学校は、最後に「在学中」と書いて在籍していることを伝える
  • 「アルバイト用だから」と省略せず、社会人が読む書類として丁寧に書く

まだ卒業していない学校について「卒業」と書くのは誤りです。高校生なら「〇〇高等学校 在学中」、大学生なら「〇〇大学〇〇学部〇〇学科 在学中」と書き、いま通っていることが分かるようにします。

「在学中」とだけ書けばよいのかという質問もありますが、年月+学校名+学部学科(大学の場合)+在学中まで書くのがマナーです。「A大学 在学中」だけでは情報が足りません。

最終学歴との違い

「在学中」と「最終学歴」は、似ているようで意味が違います。

  • 在学中:
    現在通っている学校の状態を示す言葉
  • 最終学歴:
    一般には、すでに卒業している学校のうち、いちばん高い学歴を指す(応募先や様式によって扱いが異なることもあるため、記入欄に注記があればそれに従う)

たとえば大学3年生の場合、次のようになります。

  • 学歴欄には、高校の「入学/卒業」と、大学の「入学/在学中」を書く
  • 「最終学歴」を別に書く欄がある履歴書では、まだ大学を卒業していないため「〇〇高等学校 卒業」と書く

つまり、次のように分けて考えると整理できます。

  • 「最終学歴」の欄が独立しているフォーム:
    卒業していない大学は最終学歴ではないので「高校卒業」と書く
  • 「学歴」欄しかない一般的なアルバイト用履歴書:
    高校から在学中の大学までを書けばよく、大学を記載して問題ない

「大学卒業」と誤解されずに在学を伝えるには、学歴欄では大学を記載しつつ「在学中」と明記し、最終学歴欄が別にある場合だけ「高校卒業」とする、と覚えておくと安心です。

厚生労働省の履歴書様式との関係

書き方に迷ったときの参考になるのが、厚生労働省が公開している履歴書様式です。主に正社員や契約社員などの就職・転職で使われるフォーマットですが、アルバイト応募でも基本ルールは同じです。

この様式そのものには学歴欄の細かい記入ルールまでは定められていませんが、一般的には次のように記載します。

  • 西暦か和暦のどちらかに統一して年月を書く
  • 「学歴」と一行書き、その下に学校ごとの入学・卒業を時系列で記載する
  • 在学している学校は、最後に「〇〇学校 在学中」と書く

コンビニなどで市販されているアルバイト用履歴書は、様式や記入例がメーカーごとに異なりますが、「入学」と「在学中」を並べて書くスタイルが基本です。「年月+学校名+入学」「学校名+在学中」まで書けていれば十分です。

なお、「現在に至る」は職歴欄で使う表現です。学歴欄では「在学中」または「卒業見込み」を使いましょう。

在学中の学歴欄はどこから書く?

学歴欄をどの学校から書き始めるかは、いま通っている学校の種類によって変わります。

高校生は中学校卒業から

高校生がアルバイト用の履歴書を書くときは、次のように始めるのが一般的です。

  • 中学校の「卒業」から書き始める
  • 小学校は省略してよい

例(2026年度の高校2年生)

年月 学歴
2025年3月 〇〇市立△△中学校 卒業
2025年4月 □□県立◇◇高等学校 普通科 入学
□□県立◇◇高等学校 普通科 在学中

市販の履歴書は行数に限りがあるため、これで十分です。1年生でも3年生でも書き方は同じで、いま高校に在学していることが分かればかまいません。

大学生は高校から

大学生・短大生・専門学校生など、すでに高校を卒業している場合は、高校から書き始めます。

  • 高校の「入学」または「卒業」から記載する
  • 中学校卒業を省略してもマナー違反にはならない

例(2026年度の大学3年生)

年月 学歴
2021年4月 □□県立◇◇高等学校 入学
2024年3月 □□県立◇◇高等学校 卒業
2024年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
〇〇大学 経済学部 経済学科 在学中

アルバイト用の履歴書であれば、行数を節約するために高校の「入学」を省いて「卒業」から書いても問題ありません。ただし就職活動用の履歴書では、高校の入学から丁寧に書くのが一般的です。

専門学校生の書き始め

専門学校生(専門課程)も、大学生とほぼ同じ考え方で記入します。

  • 高校卒業 → 専門学校入学 → 在学中の順に書く
  • 学校名は略さず、正式名称を確認する

例(2026年度の専門学校1年生)

年月 学歴
2023年4月 □□県立◇◇高等学校 入学
2026年3月 □□県立◇◇高等学校 卒業
2026年4月 〇〇ビジネス専門学校 ビジネス学科 入学
〇〇ビジネス専門学校 ビジネス学科 在学中

専門学校は、同じグループ内に複数の学校があったり、校名が変わったりすることもあります。アルバイト応募でも、学生証やパンフレットで正式名称を確認してから書くと安心です。

高校生・大学生の記入例

ここからは、実際の記入例をパターン別に確認していきます。正式名称の書き方もあわせて押さえておきましょう。

高校在学中の書き方

高校生の学歴欄は、次のパターンが基本です。

例(2026年度の高校2年生・普通科)

年月 学歴
2025年3月 〇〇市立△△中学校 卒業
2025年4月 □□県立◇◇高等学校 普通科 入学
□□県立◇◇高等学校 普通科 在学中

ポイントは次の3点です。

  • 年月は西暦(2025年)でも和暦(令和7年)でもよいが、履歴書全体で統一する
  • 高校名は「県立」「市立」なども含めて記載する
  • 「在学中」の行にも、学校名と学科名をあらためて書くと読みやすい
大学在学中の書き方

大学生が迷いやすいのは、大学名・学部・学科と「在学中」の配置です。基本形を例で示します。

例(2026年度の大学1年生・文系学部)

年月 学歴
2026年3月 □□県立◇◇高等学校 卒業
2026年4月 〇〇大学 文学部 日本文学科 入学
〇〇大学 文学部 日本文学科 在学中

例(2026年度の大学3年生・理系学部)

年月 学歴
2024年3月 △△県立□□高等学校 卒業
2024年4月 〇〇大学 工学部 機械工学科 入学
〇〇大学 工学部 機械工学科 在学中

大学の場合も高校と同じで、年月入りで「入学」の行を書き、その下に年月を付けずに学校名+学部学科+在学中と書く形でかまいません。

「入学」と「在学中」は必ずセットで書いてください。入学だけ書いて「在学中」が抜けると、在籍しているのか中退したのかが伝わりません。

正式名称と学部学科の書き方

アルバイトだからといって「〇〇大」「△△高」と略すのは避けましょう。特に大学や専門学校は、正式名称での記載が大切です。

  • 大学名:
    学生証やパンフレットのとおりに書く(「関西〇〇大学」なのか「〇〇大学」なのかを確認する)
  • 学部名・学科名:
    省略せずに書く(例:「経済学部 経済学科」「理工学部 電気電子工学科」)

履歴書は選考の判断材料になる正式な応募書類なので、できる限り正式名称で記載するのがマナーです。

また、次のように2行セットで書くと、読み手にとって分かりやすくなります。市販のアルバイト用履歴書の記入例も、ほとんどがこのスタイルです。

  • 1行目:年月+学校名+学部学科+入学
  • 2行目:学校名+学部学科+在学中

在学中と卒業見込みの使い分け

「在学中」と「卒業見込み」は、応募する場面によって使い分けます。あわせて最終学歴の考え方も整理しておきましょう。

アルバイト応募で使う表記

アルバイト応募の履歴書では、基本的に「在学中」を使うと考えておけば大丈夫です。

  • 高校生・大学生・専門学校生:現在通っている学校は「在学中」
  • 卒業予定の年月まで書かなければならないケースは少ない

たとえば次の書き方で問題ありません。

年月 学歴
2024年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
〇〇大学 経済学部 経済学科 在学中

求人票に「高校生可」「大学生歓迎」とあるアルバイトなら、在学中であることが伝われば採用側は判断できます。

新卒採用で使う表記

一方、卒業後の就職(新卒採用)では、「在学中」とあわせて「卒業見込み」という表現を使います。

  • 卒業予定年が確定している最終学年 → 卒業見込み(例:「2027年3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業見込み」)
  • それ以外の学年 → 在学中

アルバイトの応募では卒業見込みまで書く必要はありませんが、求人票に「長期勤務できる方」「卒業後も勤務可能な方」とある場合は、備考欄に「2027年3月卒業見込み」と添えておくと親切です。

最終学歴の考え方

在学中の「最終学歴」は、多くの人がつまずくポイントです。整理すると次のようになります。

  • 最終学歴は「卒業している学校のうち最も高い学歴」
  • 在学中の大学・専門学校は、卒業していないため最終学歴には含まれない

したがって、

  • 大学在学中 → 最終学歴は「高校卒業」
  • 専門学校在学中 → 最終学歴は「高校卒業」
  • 高校在学中 → 最終学歴は「中学校卒業」

となります。

ただし、アルバイト用履歴書には「最終学歴」欄がないフォーマットも多く、その場合は学歴欄に現在の学校まで書いておけば十分です。

  • 「最終学歴」欄がある → 原則「高校卒業」
  • 「学歴」欄だけ → 大学名を在学中として書いて問題なし

よくあるミスと確認ポイント

学歴欄で起こりやすいミスは、大きく3つに分けられます。書き終わったあとの見直しにも使ってください。

学校名の略称

在学中の履歴書で多いミスの一つが、学校名の略称です。

  • 「〇〇大」「△△高」のように略す
  • 「〇〇大学 文学」のように正式名称の途中で切る

いずれも避けて、「〇〇大学 文学部 英米文学科」「□□県立◇◇高等学校 普通科」のように略さず正式名称で記入しましょう。

正式名称が分からない場合は、次のいずれかで確認できます。

  • 学生証
  • 学校のホームページ
  • 入学案内パンフレット

なお、私立大学や専門学校では設置者として「学校法人〇〇学園」が付くこともありますが、アルバイトの履歴書では学校名からで問題ないケースが多いです。

西暦と和暦の混在

もう一つの典型的なミスが、西暦と和暦の混在です。

NG例

年月 学歴
2023年4月 □□県立◇◇高等学校 入学
令和8年3月 □□県立◇◇高等学校 卒業

西暦(2026年など)と和暦(令和8年など)はどちらを使ってもかまいませんが、履歴書全体で統一することが大切です。学歴・職歴・免許資格の各欄で、同じ方式を使いましょう。

最初に西暦か和暦かを決めてから書き始めると、混在を防げます。

年号や学年の書き間違い

進学の時期を書き間違えることも少なくありません。

  • 高校の入学と卒業が3年ではなく2年しか離れていない
  • 大学入学の年が実際より1年早い(または遅い)
  • 生年月日と学年の整合性が取れていない

こうしたミスがあると、採用担当者から見て年数の計算が合わず、読みづらさにつながります。次の点を確認しましょう。

  1. 中学校卒業から高校卒業までが3年になっているか
  2. 高校卒業の翌月に大学・専門学校へ入学しているか(浪人・留年がない場合)
  3. 自分の年齢と学年が合っているか

誠実さの問題ではなく単純なケアレスミスですが、印象を左右するポイントなので、記入後に必ず見直してください。

在学中の履歴書でよくある質問

最後に、在学中の学歴欄について特に相談の多い3つの疑問を整理しておきましょう。

卒業後も働く場合はどう書く?

アルバイトからそのまま長期で働きたい場合も、学歴欄は在学中である事実を書くだけでかまいません。卒業時期を伝えておきたいときは、次のような書き方があります。

年月 学歴
2024年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
〇〇大学 経済学部 経済学科 在学中(2028年3月卒業見込み)

または、備考欄や志望動機欄に「2028年3月に大学卒業予定ですが、卒業後も継続して勤務を希望しております」と書く方法もあります。

「長期勤務歓迎」「卒業後も勤務できる方歓迎」といった条件の求人では、卒業見込みの年月をあわせて記載すると親切です。

休学中や留年中はどうする?

在学中でも、事情があって休学中・留年中の場合の書き方です。アルバイト応募では、次の考え方が一般的です。

休学中
  • 学歴欄は通常どおり「入学」までを書き、最後は「在学中」とする
  • 備考欄に「現在、家庭の事情により休学中」などと簡潔に説明する方法もある
留年中
  • 学歴欄には入学年月を事実どおりに書けばよく、留年していること自体を欄内に書く必要は通常ない(ただし卒業年月を実際と違う年で書くなど、事実と異なる記載は避ける)
  • 面接で学年や状況を聞かれたら、簡潔に説明する

アルバイトの履歴書では、在学中かどうかが伝わればまずは十分です。ただし、長期のシフトや卒業時期に関わる話が出たときは、面接で正直に説明できるようにしておきましょう。

学校名が変わった場合は?

学校の統合や名称変更で、入学したときと現在の学校名が違うこともあります。

在学中に名称変更があった場合

年月 学歴
2024年4月 〇〇短期大学 入学
2026年4月 校名変更により△△短期大学へ
△△短期大学 〇〇学科 在学中

卒業後に名称変更があった場合

  • 原則として在学当時の名称を書く
  • 補足したいときは「(現:△△大学)」とカッコ書きを添える

アルバイト用履歴書ではここまで書く必要がない場合も多いですが、迷ったときは、学校のホームページに履歴書での記載例が載っていることもあります。迷ったときは学校の事務室に問い合わせるのも一つの方法です。

在学中の学歴欄は、一度ルールを覚えてしまえば難しくありません。ポイントは次の4つです。

  • 「入学」と「在学中」を時系列で書く
  • 最終学歴と在学中の学校を区別する
  • 学校名・学部学科は正式名称で書く
  • 西暦と和暦を統一し、年月と学年の整合性を確認する

応募先は、履歴書を通して「基本的なマナーが身についているか」「書類を丁寧に扱えるか」を見ています。落ち着いて記入することで、十分に好印象を与えられる履歴書になります。

(イーアイデム編集チーム)

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