会社を見学させてください – 日本一「ふざけた」会社の社長がマジメに答えます(25)

2016.05.25

会社を見学させてください – 日本一「ふざけた」会社の社長がマジメに答えます(25)

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    ハンドルネーム「Rica」さん からのお悩み

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    はじめまして。私は中目黒にある某ハンバーグが食べたくなるような社名の会社の見学を希望しています。

    見学理由 >>>> 年も食っているのにPC 操作は飲み込めない消化不良気味の人間なので、就職とか大層な事は考えておらず一言で言えば「好奇心」です。

    社内に全裸の男性やサトちゃんがいるなんて、なんて魅力的で面白い会社なのだろうかと。

    社長宛にメールをその旨お送りして返信お待ちしてるのですが、なしのつぶて、いやハンバーグのつぶてに心折れ、日々スマホの着信音に心揺れ、違うメールに心砕かれています。

    どうしたら某社長さんより「ハンバーグお土産に持って遊びにおいで♪」とメールが頂けるでしょうか?

    ご教授よろしくお願い致します。

     

    シモダテツヤの回答

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    ものすごく嫌われる回答になってしまうかもしれませんが、せっかくなのでここで普段思っていた、もんまり感を大人気なく愚痴らせていただこうかと思います。

    ありがたいことに、うちの会社であるバーグハンバーグバーグでは結構な数の「見学したい」といったご連絡を頂戴することがあります。ですが、基本すべて無視するようにしています。

    こう書くとめちゃくちゃ性格が悪いみたいに見えてしまいますが、「なんで知らない人と会わなければいけないのか」と思ってしまうんです。

    もし会ったとしてもその人と一緒にいて楽しい確証がないからです。本来仕事をしてる時間を削ってわざわざ会ってみたはいいものの、こちらは得るものが一切なく、ただただ相手側だけ満足して帰っていくなんてことになったら後悔しそうで。

    また、その人の素性がまったくわからない申し入れがほとんどなので、なんだか怖いというのもあります。

    もしかしたら右の靴に鮭を、左の靴に鯖を入れてくる危ない人かもしれません。朝、築地で直接仕入れたやつをです。鮮度は文句なしなんですが靴に魚を入れてくる人とはあまり付き合いたくないじゃないですか。

     

    そして、これはうちだけじゃないと思うんですが、よく知りもしない人を自分の会社の業務時間やサボり時間を費やしてまで満足させてあげたいなんて普通は思わないと思うんです。

    一応経済活動をしている以上、その失った時間を補填できるメリットがあるのかと考えた時、うちくらいのヘボヘボ零細企業では「会社見学をやらない」というのが一番リスクを回避できる方法です。

    冷たいようですが、僕にとって「会社見学してもらう」というのは、自然と知り合った人や元から仲の良い人でないかぎり「自分の時間を損するかもしれない賭け」になってしまいます。

     

    学生さんに多いのですが、あたかも見学させてもらって当たり前みたいに思ってる人からメールをいただくと羅針盤でぶん殴って東へ向かわせてやろうかとすら思います。ですが「羅針盤で殴らせてください」と返事をするわけにはいかないので無視を決め込むことにしているのです。

    もちろん僕の会社のことに興味を持ってくれたり、好きと思ってもらえることは大変嬉しいですし本当に励みになっています。

    ただ双方にとってなんらかのメリットがあったほうがいいので、今後、どこかへ見学依頼を出したり、誰かと会ってもらうときは参考にしてみてください。

    偉そうに長々と講釈たれてしまいましたが、小学校のときにしたパン工場の見学、あのパン作ってた人らも僕のことを羅針盤で殴りたかったのかもしれません。

     

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    この記事を書いた人

    シモダテツヤ
    シモダテツヤ

    1981年京都生まれ。元 株式会社バーグハンバーグバーグ代表取締役社長。 Webクリエイター。代表作は「イケてるしヤバい男 長島からのお知らせ」「インド人完全無視カレー」「分かりすぎて困る! 頭の悪い人向けの保険入門」など。著書に『日本一「ふざけた」会社の – ギリギリセーフな仕事術』がある。

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