
以下、ウルトラシリーズ好きとして話を聞いた部分を、アフタートーク的にお届けします。
「ウルトラシリーズについて、ブラック指令の次は、どんなラインナップになっていったんですか?
「ブラックエンド、マグマ星人と、ウルトラマンレオのシリーズを続けたと思います」

『コアチョコTシャツ全仕事 2003-2019』(鉄人社刊)にはウルトラシリーズだけで54種類あると載っていますが、この中だけで20種類はもうすでに持ってた
「マグマ星人のシャツは買いました! しかしレオ愛がすさまじい……。『ウルトラマンレオ』って、改めて振り返ると、人が良くも悪くもかなり異質なシリーズですよね」
「光線技じゃなくてキックが必殺技だったり、そもそもM-78星雲のウルトラ兄弟たちとは違う星の出身で、故郷の星は滅ぼされている。他のシリーズに比べて敵に負けることが多いし、変身する前のおおとりゲンも厳しい修行でしごかれてばかり。大人になってからわかるカンフー映画色なども含めて、いちばん好きなシリーズですね」
「レオの次はどんなところから攻めたんですか?」
「『ウルトラマンタロウ』シリーズですね。好みでいえばレオだけど、世代的にいちばん見たのはタロウで。比較的子ども向けのシリーズなので、当時はすごくハマったんですよ。ウルトラ兄弟やウルトラの父と母が助けに来てくれたりするイベント性も響いたんじゃないかな」
「たしかに、ぼくの幼稚園児の息子もタロウは大好きですね。特に、長男のゾフィーが助けに来てくれるところが大好きです。タロウシリーズでは、どんな怪獣をピックアップしたんでしょうか」
「モチロンやエンマーゴですね。エンマーゴのシャツはボディが赤で着づらいのか、ほかの黒シャツに比べてなかなか売れなかった記憶があります。

エンマーゴのTシャツ。文字通りタロウの首から上が吹っ飛ぶ衝撃の回に登場。確かに赤のシャツは着づらいかも……
「今日はどのシャツを着てくるかすごく迷ったんですが、いま着ているムルチなんて、ほかでは絶対にグッズ化されないですよ。素晴らしいチョイス!」

ムルチ。『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣
「たしかにムルチはグッズ化されないですよね(笑)。これは毎年開催しているコアチョコ映画祭でムルチが登場するエピソードを流して、その記念にTシャツを作ったんです」
「なんと。ムルチが登場する『帰ってきたウルトラマン』の33話、『怪獣使いと少年』はあの是枝裕和監督も大きな影響を受けて、映像制作を志す人に向けて『ぜひ見るべき』と語っている名エピソードですが、どういった理由で選んだんですか?」
「この映画祭では毎回オールナイトの3本立てで上映するんですが、2時間が3本だとちょっと長く感じるんですよね。その間にウルトラマンの30分を入れると、ちょうどいい尺になる。このムルチの回を選んだのは、おっしゃる通り、評価が高いエピソードだからです。みんながスクリーンで見たいと思う作品を流さないと観客動員につながらないので、自分の好きなものとみんなが好きなもののバランスを考えながら選びます」

2020年の「コアチョコ映画祭」ラインナップ
「30分挟むように選んだウルトラシリーズのなかで、ほかにはどんなエピソードを流した事があるんですか?」
「メトロン星人の回(『ウルトラセブン』第8話『狙われた街』)と、メフィラス星人の回(『ウルトラマン』第33話『禁じられた言葉』)。あと前回は、『ウルトラセブン』の『ノンマルトの使者』を流しました」
「いわゆる神回で、DVDなどのソフトを持っていても大きなスクリーンで見たい人はいる名エピソード揃いですね」
服に関する記事をもっと読む
この記事を書いたライター
毎日ウルトラ怪獣Tシャツを着ているフリー編集・ライター。インドネシアの新聞社、国会議員秘書、週刊誌記者を経て現職。守備範囲は政治社会からアイドル、スポーツ、ゲームなどエンタメまで。最近はテックや食と農に関する仕事が多め。












































