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海外追放?学費が高い?スパルタな近大国際学部が「事実」を伝えてバズった理由

「授業で発言しない学生は欠席です」そんな挑発的なポスターが話題を呼んだ近畿大学国際学部のプロモーション。制作した広告代理店にその「真意」を探り、さらに近畿大学国際学部に出向いて本当かどうか調査してきました!

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 「また近大か!!!」

 

世界初・マグロの完全養殖成功で狼煙を上げてからはや16年。
日本で初めてネット出願100%へと舵を切ったり、度重なる広告賞の受賞、
Tokyo graffity編集部による大学案内の制作、銀座と梅田でのマグロ居酒屋の営業、
「ド派手入学式」でのつんく♂さんの衝撃のスピーチなどなど、毎年何かと話題が尽きない近畿大学さんですが……


今年もこちらの広告でやらかしたことが話題です。

 

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怖い。


公式サイトも怖すぎる。

 

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正気の沙汰ではない。


これ、2016年からスタートした新設の国際学部のポスターなんですが……

巷では「昭和のヤクザ映画のポスター」とか言われてますね。

 

ちなみに近畿大学医学部のサイトはこんな感じでした。

 

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http://www.med.kindai.ac.jp/

 

普通!健全!すごく普通!

医学部は正気の沙汰で良かった〜〜。

 

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あ、申し遅れました。わたくしライター兼ブロガー兼、広告業などをやっております塩谷舞(@ciotan)と申します。しおたんと呼ばれております。

27歳生まれは大阪、北千里高校(偏差値62)というところの出身なのですが、一部は国公立に、大半が関関同立に、そして2、3割が産近甲龍 に進学する…といった感じの中堅校でした。

 

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高校時代のわたくし。(左から2番目)あんまり若さを感じられないのは何故だろう。

 

私が18歳の頃に大学資料冊子や予備校で見ていた近畿大学のポスターは、こんなんじゃなかった。

 

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こんなマグロもなかったし…

 

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こんなSFモノのもなかった。

 

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赤井英和〜〜〜! も、なかった。

当時(10年前)はもっと普通だったんですよ。マジで。記憶をもとに再現してみますね。

 

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そうそうこんな感じ。これはすんごい雑な作りですけどね。ECC予備校千里中央校に貼ってましたよ、普っ通〜〜〜のポスターが!

しかし10年が経って、わたしも今や広告業界の端くれで働く人間。いつも広告で話題の近畿大学さんに、問いたいことがあるんですわ。

 

話題の広告、ほんまですか?!ちゃんと事実書いてますか? バズらせたい(=ネットで拡散させたい)がために、なにかと誇張してませんか?!


ということで、落ち度があれば容赦なく突っ込んでいく所存です。本気やで!

 

 

まずは関西電通に行ってきたよ

今回のパンチのある近畿大学さんのポスター。どこの広告代理店が作ってるのか?!と聞けば、電通です。あぁ……そうですか…電通様ですか……(逃げ腰)。

 

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電通が制作されたポスターはこちらのシリーズで、日頃は近畿大学広報課の方々がキャッチコピーなど考えて制作されているそうです


…ということで、就職活動ぶりに関西電通にやってきましたよ!(筆記試験で落ちたことは、今となればいい思い出やで!!)

 

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かつて私を落としやがった電通様の社内。5年も経てば堂々と入れます。


そして会議室に現れた電通マン。

 

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!!!でで〜〜〜ん!!!

 

日下慶太(くさかけいた)さん、大阪生まれ。神戸大学ご出身です。近畿大学じゃないんですね。見たからにヤバい人のようなオーラが出ている日下さんですが、過去に手がけられた広告実績はこちら。

 

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「これ、覚えてる!!!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、これらは全て、4年前にネットでもテレビでもめちゃくちゃ話題になった大阪・文の里商店街の町おこしPRポスターなんです。その仕掛け人が日下さん(制作は若手クリエイターたち)。はいはいはい、なるほどなぁ〜〜〜!

どうやら、バズるポスターを作るのがお上手な日下さん。
しかし、バズらせたらええっちゅうもんでもないですからね!!!

ということで、厳しめにお話を聞いていきたいと思います。

 

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f:id:eaidem:20160830113026p:plain「日下さんは近畿大学をバズらせましたが、これは大学から直々に依頼があったんですか? 『電通よ、ネットで話題を作るのだ』と」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「いや、違うんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ほう。自主提案でしょうか?」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「実はこれ、大手新聞社5誌合同(朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞)の新聞を盛り上げよう、というコンペに応募するために、『制作費は安くてもいいから、公開まで一切内容チェックをせずに新聞広告を作らせてくれるクライアント』を探してたんですよ」

f:id:eaidem:20160830113026p:plainは?

 

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f:id:eaidem:20160830113122p:plain「あ……つまり、制作途中をクライアントに見せないで、公開できるクライアントを……」

f:id:eaidem:20160830113026p:plainそんなクライアントいる訳ないじゃないですか!!」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「そうなんです。いくつかの企業さんにプレゼンをしたけどダメで……」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「そりゃそうですよ!不安すぎる!!」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「でも、2年前に文の里商店街のポスターを作らせてもらった時、商店街のお店の方々にはチェックをいただかずに、出来たものをそのまま納品させてもらったんです。あれはお仕事ではなくボランティアでしたが、『絶対オモロイもんを作る』という約束の上で、完全任せてもらった。もちろんお店の方々には何度もヒアリングを重ねた上で、なのですが」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「おおお………そうだったんですか。知らなかった。でも、そもそもなんでボランティアで制作しようと思ったのでしょう?」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「話せば長くなってしまうのですが……僕、30歳までずっと電通を辞めたかったんです。

学生時代はバックパックで旅するのが好きで、ロシアでスパイ容疑で軟禁されて尋問されたり、アフガニスタンでタリバンと自転車を二人乗りしたり。そんな生活からいきなり、電通に入社。資本主義のド真ん中で働きはじめました。そして、鬱になってしまったんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ちょっとまって。ロシアでスパイ容疑で軟禁……?」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「はい。僕、そのせいでロシアにはたぶんもう、入国出来ないんですよ」

 

 

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((長くなるので割愛しますが日下さんはロシアでスパイをしていた訳ではありませんでした ))

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「(中略)……ということがあって、世界ではモノがなくて困ってるのに、日本ではなんでしょうもないモノをこんなに作って、売らなアカンねん、と。モノ作りは好きやったけど、ああ、やってられへんなあ、といつも思ってました」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「…(ごくり)」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「とはいえ、まだまだ半人前。疑問は一度封印して、仕事を一生懸命やりました。そしたら、東京コピーライターズクラブ最高新人賞という賞をもらいました」

f:id:eaidem:20160830113026p:plainすごい!」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「はい、コピーライターのM1グランプリみたいなもんです。でかいです。『やった!これで一流クリエイターの道が開けたぞ』と思った矢先、腎臓の病気になって、2年も会社を休んでしまったんです。結局無理してたんでしょうね。体が先に根をあげた」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「なんと」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「そして、休んでる間に起きたのが2011年のあの震災。『あぁ、これは消費社会に警鐘を鳴らされてる。むやみやたらモノ売ってる場合ちゃう!』と封印が解けて、疑問がさらに大きくなりました」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「そうやったんですか……(この人、タダ者やない…)」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「震災の後は、普通にCMを作ることにまったく興味が持てなくなった。そこで自分の中に出てきたのが、地方を元気にする仕事です。地方はいろんな問題を抱えている。でも、それを解決する人があまりにも少なすぎる。みんな東京に偏り過ぎ。

僕が企業の広告制作で培った力は、地方に還元出来るんやないか、とずっと考えてました。そして商店街の広告にも繋がったんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「そんな経緯があったんですね」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「僕だけじゃなくて、電通の若手クリエイターたちも随分とフラストレーションを溜めているんです。コンペで頭をひねって50案作っても、そのうち1つも通らないこともありますし、そんな毎日の連続だったりもします。

ぼくは若手の教育担当だったのですが、彼らがフラストレーションを溜めてモチベーションが落ちてしまっている状況をなんとか出来ないか、とずっと思っていて。それで、商店街では『オモロイもん以外は認めへん』という約束の上で、若手に自由に案を出してポスターを作ってもらったんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「結果、めちゃくちゃ話題になりましたね。海外からの観光にまでなったとか」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「そう。しかも納品から4年経った今でも、まだお店に貼ってくれてるんですよ。お店の方々も嬉しかったみたいで……それが僕らもめちゃくちゃ嬉しい……」

 

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本当に嬉しそうに笑う日下さん

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「振り返ってみると、『中間チェックを入れないで全て任せてもらう』というのが、上手くいった原因でもありました」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「うーん、まぁ…信頼関係があって、本当に能力があるクリエイターであれば、上手くいくのかもしれない……怖いですけど…」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「もし上手くいかなかった場合、責任は全てこっちにありますからね。若手クリエイターたちの責任感もより一層強くなるんですよ。だから今回、新聞広告で勝負するときにも、その手法でやりたかったんです。そこで色んなクライアントさんにお願いしては断られる訳ですが、ようやく首を縦に振ってくれたのが、近畿大学さんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「近大、リスクを恐れなさすぎる」

 

★★★★★★5000リツイート越え!!!!★★★★★

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「しかし、バズれば勝ち、みたいなのは良くないですよね。なんてったって大学ポスターですから。若者の人生がかかってますからね。これぶっちゃけ、内容はけっこう誇張してません? ここだけの話」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「誇張はしてないですよ! このポスターは後輩のコピーライター見市と、アートディレクターの松長が作りました。ぼくはクリエーティブディレクターとして、企画の方向を指し示したものです。確認作業こそしてませんが、制作中は近畿大学国際学部の先生方に何度もヒアリングを重ねて作らせてもらいました。ご登場いただいてるのも本当の先生方」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「えっ、これ先生?!演技力高すぎるでしょ!!」

f:id:eaidem:20160830113122p:plain「この表情を引き出すまでは、結構時間がかかりました。ここまで協力してもらえる大学は近畿大学以外にはあまりないでしょうね」

 

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最後に記念撮影。やっぱり昭和のヤクザ映画の宣伝にしか見えない。


日下さんのお話を聞いて、いかにこの広告が実直な気持ちで作られているか……ということはわかりました。ヒアリングを重ねた上で制作されていることもわかりました。電通様にも人の心、日下さん。いい兄ちゃんだったなぁ……。

 

が。


この広告を作ったのは、国際学部に学生さんが入る前なんですよね。

学生さんが入学した今現在、本当に広告に見合った授業がされているのでしょうか?

実際のところ大学の授業なんて寝てる人も多いし、ましてや近大は進学校でもな(以下略)

 

続いて近畿大学に行ってきたよ

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やって来ました近畿大学。

大阪の東の方にありますが、かなりデカい。西日本で一番デカいらしいです。全敷地はおよそ385万平方メートルあって、西日本最大の広さを誇っているそうです。

中に入っていくと……

 

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綺麗すぎて目がやられる……

 

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私の行ってた大学と全然違う……。しかし、大事なのは現場です。授業です。

新設でピッカピカの国際学部に殴り込みやで!!!!

 

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はいこちら! 国際学部の校舎内にやってまいりましたよ。案内フォントがおしゃれか!

 

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国際学部職員の岡さんに案内していただきました。ほんわか〜。

 

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上場したIT企業みたいな校舎ですね!グリーみたい!

そして教室に入ってみると……

 

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机と椅子が一体化してる!動く!!!

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「国際学部は全部こちらの椅子を採用してるんです。国際学部はディスカッションをすることが何より大切なので、様々なチームを組みやすく、かつ動きやすい形になってるんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「これじゃ『端っこの席で寝てる』みたいなことが出来ない!」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「そもそも授業は15人制、参加型なので寝るとかは論外ですね。では、こちらの教室に入ってみましょう」

 

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f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ほんとだ、誰も寝てない。ていうか、先生の英語が速くて全然聞き取れないんですが。学生さんたちもみんな英語喋ってるけど、ペラッペラですね……」

 

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※英語が聞き取れないので通訳してもらっています。恥ずかしい。

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ちょっと、これはレベル高すぎじゃないですか?1年生の5月でこのレベルって、置いてかれる子もいますよ。スパルタすぎ!登校拒否になる!」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「あ、約500人の学生さんたちは、英語のレベル別に12クラスに分けられているので、その心配はないんです。ここは帰国子女の子なんかも多い、レベルの高いクラスなんですよ」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「12クラス?! 細かっ!! それ、1学年500人いるから成せる技ですね……。でもそれって、自分の英語力がどんなレベルなのか、誰より上で誰より下なのか、クラス分けによって一目瞭然ってことですよね。私、前に勤めてた会社で英語の授業があったんですけど、途中でクラス落ちちゃって、めっちゃ凹んだんですよ。『Upperクラス』から『Lowerクラス』に……そのときのショックといったら……」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「そうなんですね。でも近大では、自分の英語力は本人にしかわからないようになっていて、クラス名だけ見てもレベルがわからないんです」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「じゃあ…所属クラスが下がって、落ち込むこともない?」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「そうですね。 でもクラスが上がることはあっても、下がることはないですよね? 毎日学んでいるわけですから」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「うっ……」

 

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英語での自己紹介を求められて「アイム、ア、ブロガー!フロム、トーキョー!」と話す私。恥ずかしい。

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「そろそろ本題なんですが、これらの広告は本当に本当ですか? まずこれ、『1年次から全員海外追放。』

 

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f:id:eaidem:20160831172613p:plain「本当です! 1年生の後期には、グローバル専攻の学生さんたちには全員強制的にアメリカ留学に行ってもらいます」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「まじっすか。普通、海外留学って英語を話せるようになってきた2年後期とか、3年生で行くものだと……」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「確かに他の大学だとそういうカリキュラムが多いですね。でも、それだと意味がないんです。1年生の前期は、まだまだ英語が苦手な子も多いので「異文化理解」とか「日本近現代史」の授業は日本語でやってるんですが、留学を経て戻ってきた頃には英語ペラペラになっているので、英語以外の授業も英語で行われます。近大の国際学部は、さっさと海外留学してもらうのが目玉なんです。

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「まじっすか……」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「はい。そうすると、英語を学ぶことだけが目的にならず、英語で経済学や国際学を学んだり……という選択肢もできますからね。ちなみに、留学先で日本人同士でばかり一緒にいることのないように、できる限りランクが近い子たちは別の大学にして、留学先で同じクラスにならないようにしています。提携してるのはアメリカの27校なので、留学先のクラスではみんなバラッバラです!」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「スパルタすぎる。ほんまに海外追放や」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「遊びに行くわけじゃないですしね。でも中には、カップルで近大に入学したのに、彼氏は西海岸、彼女は東海岸の大学に決まってしまい、泣いてる彼女の姿も……」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ひどいっ! 時差アリの遠距離恋愛を強いるなんて……」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「まぁでも、遊びに行くわけじゃないですからね。ただ、やっぱり寮やホームステイの生活を不安に思う子は多いので、私たちは出来る限りのサポートをしています。毎週個別面談をしたり」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ちゃんとケアされてるんですね。というか、500人の学生がホームステイ(か寮)に行くって、それ全部近大さんが手配してるんですか?」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「はい! もちろんです。ホームステイ先は1つ1つ審査をして、審査基準をクリアした良質なご家庭に預けることになります。特に女子学生はセクハラなどのリスクもありますから」

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「なるほど。大事ですね。しかしこの設備に、このサポート体制……『学費が高いと言われるが、将来を考えたら爆安だ』というコピーも腑に落ちてきました」

 

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f:id:eaidem:20160831172613p:plain「そうですね。確かに学費は少しお高いですが、1週間に9コマの英語の授業がありますからね。もし卒業後にベルリッツで同じカリキュラムを受けるとすると、軽く10年分以上の学費がかかりますね

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「ちょっと岡さん。なんで今、ベルリッツを比較対象にしたんですか。営業妨害で怒られる」

f:id:eaidem:20160831172613p:plain「あ、違うんです。近大はベルリッツと業務提携しているんです。ベルリッツと提携することで、社会人になってからもビジネスで本当に通用する英語を学べるようになっています。こんな感じです」

 

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http://int-studies.kindai.ac.jp/about/feature/berlitz/より

f:id:eaidem:20160830113026p:plain「すげえ……。授業、無駄に出来へんわ……」

 

日本なのに、まるで海外にいるみたいな「英語村」

国際学部のカリキュラムも校舎もすごすぎてカルチャーショックを全身に受けヨレヨレだったのですが、最後に案内されたのがこのオシャレカフェみたいな「英語村」

 

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中を見渡すと……

 

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外国人率が高め?

 

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モノポリー(英語)。

 

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雑誌(英語)。

 

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私の大好きなNARUTO、我愛羅と戦う巻(英語)。

そうです。「英語村」に足を踏み入れたら最後、英語しかありません。英語しか喋っちゃだめなんです。中には学食みたいなカフェもあるのですが、オーダーも全て英語!(日本語だとオーダーが通りません!)

この英語村は2006年、10年前からスタートしています。国際学部が出来るずっと前からあったんですね。

 

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英語村で働くスタッフは全員、英語を話す外国人!

広報部の横山さん曰く「ここに毎日通ってると、TOEIC100点くらい上がりますよ」とのこと。モグれそうなので、近所の方はモグってみてはいかがでしょう(あかんか…)。

 

英語がスゴい近大は、マグロも美味い

電通も、国際学部も、英語村もご紹介いたしましたが、い、いかがだったでしょう……?

最後には、梅田のグランフロントにある近大が運営する居酒屋「近畿大学水産研究所」にて近大産の、養殖のマグロなどをいただいた訳でした。最&高に美味しかった…。

 

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広報がスゴい。中身もスゴい。学生は元気。先生も元気。校舎はキレイ。授業はスパルタ。マグロは美味い。

取材後の、素直な感想はこちらです。

 

 


本当に、まじやばい。10年後には世界のビジネスシーンで近大卒のビジネスマン&ウーマンたちが、ものすごい活躍してる気がします。ああ恐ろしや、ナニワのマンモス校・近畿大学。

これ、すべてが新設のスタートアップというならまだしも、組織としては100年近く前からある老舗大企業みたいなものですからね……。どんな改革やねん。

ひとつ欲を言えば、水泳の入江選手(近大卒)をもっと広告に出して欲しい。そのポスターをもらいたいし、家に貼りたい。私から言えることは、それくらいですね……。

 

ではでは、またお会いする日まで! ライターの塩谷がお届けしました。またね!

 

 

 

 ※この記事はKindai PicksのHP上で2016年8月3日に公開された内容を再編集したものです

 

書いた人・塩谷 舞(しおたん)

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1988年大阪生まれ、京都市立芸大卒。PRプランナー/Web編集者。CINRAにてWebディレクター・広報を経てフリーランスへ。お菓子のスタートアップBAKEのオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」の編集長を務めたり、アートのハッカソン「Art Hack Day」の広報を担当したり、幅広く活躍中。

 

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