
沼津はアニメ聖地の最先端! アニメファンが沼津のファンに!?
沼津は日本有数のアニメ聖地でもあります。2016年に放送が始まった人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン‼︎』の舞台として、国内外からファンが訪れる街になりました。放送から9年が経ち今や沼津は街中をラッピングバスが走り、『ラブライブ!サンシャイン‼︎』に触れずに沼津で一日を過ごすことが難しいほど日常に溶け込んでいます。
アニメの放送終了後も沼津を訪れるファンは絶えず、アニメをきっかけに沼津に移住する人も続出。なぜここまで沼津はアニメファンに愛される街になったのか?そこには地元の人たちの熱い想いがありました。
街ぐるみで『ラブライブ!サンシャイン‼︎』を応援!「あげつち商店街」

沼津駅南口から徒歩10分。狩野川に程近い一帯があげつち商店街です。

「つじ写真館」は『ラブライブ!サンシャイン‼︎』ファンが集う聖地中の聖地。スタッフの峯知美さんを中心に、あげつち商店街は9年前からファンを温かく迎えています。

あげつち商店街の皆さんは年に2回、ファンと交流するイベントを開催。その規模は年々拡大し、今では『ラブライブ!サンシャイン‼︎』の声優さんがゲストに登場するなど、アニメ作品×ファン×地元が交流する欠かせない名物イベントになっています。
こういった取り組みによりアニメファンは沼津のリピーターになり、沼津のファンがどんどん増えるという好循環が生まれています。

あげつち商店街では、沼津を訪れる人にもっといろんなお店に行ってもらおうと、御朱印の商店街版「御商印」をスタート。現在では沼津市内3つの商店街に広がっています。(私が運営するリバーブックスも参加しています)
沼津あげつち商店街
沼津のシンボル、狩野川で過ごす時間「かのがわ風のテラス」

沼津市の中心部を流れる狩野川。夏には狩野川花火大会が開かれる沼津市民の憩いの場であり、『ラブライブ!サンシャイン‼︎』でもお馴染みの場所でもあります。

狩野川の西岸は「かのがわ風のテラス」として整備され、ベンチや石段でその名の通り狩野川を吹き抜ける風を感じながら、思い思いに憩うことができます。私自身、沼津で一番好きな場所であり、運営する本屋「リバーブックス」も狩野川にちなんでいます。
沼津に暮らす私たちのように、穏やかな川の流れを眺めながら過ごす、そんな観光もたまにはいかがでしょうか。
かのがわ風のテラス
日常とアート作品が隣り合う、沼津のアートスポット
最近、沼津の中心部にギャラリーを併設するスポットが増えています。共通するのは、珈琲店や本屋など、気軽に訪れることができる場所にあること。その中でも話題の3スポットをご紹介します。
人気珈琲店の2Fにあるギャラリースペース「チャトラ『プレイス』」

沼津駅南口から徒歩5分ほどの大手町にある珈琲店「チャトラコーヒー」。本格的なコーヒーとスイーツが楽しめる、連日お客さんが絶えない人気店です。

賑やかな1F店舗奥の階段を上がると、柔らかな自然光が差し込むギャラリーであるチャトラ『プレイス』に着きます。地元作家を中心とした展覧会のほか、DJイベントや落語会なども開催されています。

取材した日は静岡県出身の画家である斎藤遥加さんの展覧会が行われていました。

展覧会を観た後は階下のチャトラコーヒーでひと息。コーヒーと大人気の大きくて固いプリンでひと休み。
チャトラ『プレイス』
〒410-0801 静岡県沼津市大手町5-4-6 チャトラコーヒー2F
誰でも集まれる“茶の間”のようなサロン「salone ‘自在’」

沼津駅から徒歩15分ほどにある古いビルの1Fを改装して誕生したスペース「salone(サロネ)‘自在’」。古道具の箪笥を積み上げた印象的なエントランスの向こうに、カウンターと展示スペースがあります。

調理ができるキッチンを備えたカウンターの周りには、空間の隅々にまで気を配った調度品の数々。リラックスした中にも凛とした空気が漂います。

店主の古地由莉香さんは沼津の様々なイベントに携わるキーパーソン。「思うままに おのずと みずからが在るように」をコンセプトに、展覧会を開催したり、ポップアップストアや飲食店を招いての料理教室を開いたりと、地域や年齢問わず多様な人たちが思い思いに集まって交流するスペースにしたいとのこと。ギャラリーに留まらない広がりを予感させる空間で、今後が楽しみです。
salone ‘自在’(サロネじざい)
〒410-0807 静岡県沼津市錦町3-20
クラフトビール&ギャラリーを併設する“観光案内所のような本屋”「リバーブックス」

リバーブックスは、私が運営する新刊書店です。沼津駅から徒歩約15分にある築70年以上の建物を改装して2023年にオープンしました。

店主である私が選書した約1500冊の新刊とともに、店内にはギャラリースペースを併設しています。

月替わりで写真、イラスト、器などの企画展を開催。最近は本の刊行記念展も増えています。

リバーブックスの大きな特徴が、店内で地元産クラフトビールを生ビールで飲めること。スマホで本が買える時代に、わざわざ本屋で本を買うことを楽しんでもらいたくて、ビールを通じて地元の魅力を体感していただいたり、地元目線での沼津のおすすめスポットをご紹介したりしています。
リバーブックスを起点に、沼津で暮らすような旅が始まる、観光案内所のような本屋を目指しています。沼津に来たらぜひお立ち寄りくださいね。
リバーブックス
〒410-0885 静岡県沼津市下本町34
「なぜ沼津はこんなに魅力的なのか?」を街のキーパーソンと考えてみた
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この記事を書いたライター
1978年静岡県沼津市生まれ。大学卒業後、旅行系出版勤務を経て、2023年9月沼津市にクラフトビールが飲める新刊書店「リバーブックス」を開業。趣味は展覧会巡りとサウナ。好きな食べ物は麻婆豆腐。2024年沼津市の魅力発信を行う「沼津ふるさと応援隊」に就任。














































