近江鉄道に揺られて再びの滋賀・八日市。再訪の理由は、新しいカルチャーの小さな火が確かに灯っているのを感じたから。

火をつけた男の一人は「ヨウジ(本名:北浦耀司さん)」。建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の洋館を改装したカルチャー集積スポット「HONMACHI93」の運営者だ。

ほんまち商店街の一角に構える複合施設「HONMACHI93」。現在はカフェやバー、靴屋、シーシャ屋など6つほどのテナントが入居している

もう一人は前回の記事で取り上げた、元サラリーマンで、現在はクセ強古物商の「くまちゃん(本名:猪熊雅仁さん)」。建築途中だった新店舗もこの春に無事完成し、オープニングパーティにはこれまたクセの強いプレーヤーが全国から集まった。「延命ランド」の名前はさらに多方面に轟いている。

そして八日市にはもう一人、この2人をつなげたキーパーソンがいる。それが今回話を聞かせてもらう「ミカシ(本名:大庭美香さん)」だ。

前回訪問時にくまちゃんの取材を手伝ってもらったこともあり、僕らはミカシについて、いくつかの事前情報を持っていた。

たとえば彼女が行政からの業務委託を受け、駅前のショッピングセンター内で子育て支援施設「ETWAS NEUES」を運営する法人の代表であること。一方ではヨウジとともに「HONMACHI93」を共同運営し、ニッチなカルチャーが町に根付くのに小さくない貢献をしてきたこと(くまちゃんも彼女に背中を押された一人だ)。

さらには、三児の母でありながら現役の「パーティーガール」。夜な夜なフットワーク軽く飲み歩き、自らバーにも立つし、出張テキーラ屋もする。表と裏。昼と夜。さまざまな顔を持つこのイケてる姐さんの正体はなんなんだ!

面白い町、あるいはこれから面白くなる町には必ずイケてる姐さんがいる。その姐さんに背中を押されて勢いづいた若いプレーヤーが、面白い町を形作っていく——。これまでのローカル取材経験から導き出した、僕らの一つの仮説だ。

だからなおさら聞いてみたかった。ミカシがどうしてこんないい感じの姐さんに仕上がったのか。そんな彼女が町の面白さにどう作用しているのかを。

 

欲しいなら作ればいいのよ

ETWAS NEUESが拠点を構えるショッピングセンター「apia」。八日市住民の憩いの場的な存在

——かたや誰もが訪れる駅前ショッピングセンターの中の福祉施設。かたやクセの強いカルチャー施設。ミカシはその両方に関わっている。振り幅、バランスがすごいですよね。

私としてはここ(ETWAS NEUES)をやってることも、HONMACHI93でやってることもおんなじなんやけど。外から見るとすごく乖離して見えるのかもしれないですね。

——おんなじというのは……。

町のことだとかカルチャーのことだとかいう分け隔ては自分の中になくて。どちらも自分のやりたいこと。「あったらいいな」と思ったから作ったというだけなんです。

——「あったらいいな」と思ったから作った。

そう。ただ、今はここが忙しいから一時期ほどHONMACHI93に関われていなくて、離れたように感じたこともあったんです。でも実際は全然そんなことなかった。向こうの子らもよくここに来てくれるんですよ、ミカシいるかな? って。小さな町だし、結局人に会いに来ているってことなんでしょうね。おかげで私自身は何も譲ることなく、好きなことを、好きな人たちに囲まれてできているという感じです。

——ここにいながら、向こうとも接点を持てている。確かに理想的ですね。

もっとも、ここがどこにでもある普通の子育て支援施設だったら、こんなにみんなが来てくれることはなかったかもしれないですけど。

——それは思いました。デザインも洗練されているし、昼間からお酒が飲めるママのための施設なんて聞いたことがない。子育て施設としては他にはないかっこよさですよね。

「子どもを軸に多様な価値観と出会うコミュニティスペース」として開業したETWAS NEUES。子どもが遊べるスペースにカフェを併設しており、子育て世代と他の世代の交流を狙いとしている

嬉しい! というのもね、私には子どもが3人いるんですけど、子育てに関するものって、施設も服も「パステル」「ふわふわ」「くまさん」みたいなもんばかりじゃないですか。私はそれまでその毛色で生きてこなかったものだから、長男を産んだときに「しんどすぎる!」って思ったんです。それで自分の母に「こういうキャラ設定じゃないとやっていけないなんて、お母さんになるのって大変なんやなー」って言ったんですよ。

——お母さまに。

そうしたら母は「みかちゃん、欲しいものは作ったらいいのよ」「自分が欲しい場所は自分で手に入れないと面白くないわよー」って。その言葉を聞いて、私も素直に「ああ、作ればええんや」と思ったんです。それでいろんな人に話してまわって、たくさんの応援で作ったのが、この場所。

——「あったらいいな」と思ったから作った、というのはお母さまの影響なんですね。

小さい頃からずーっとそんなようなことを言われて育ったんでね。「欲しいな」と思ったらすぐに自分で動いて作るみたいな人間なんです。これは育ちが大きいのかなと思いますね。

 

絵本の国のお姫さま、小3にして家を出る

——さっきのお母さまの喋り方は本当にそうなんですか? 結構特徴的だなって。

まったく誇張してない。かなり強烈な人なんですよ。それこそ取材して言語化してもらいたいくらい。ふらっと現れたりしないかなあ。

——強烈というのは?

もともとデンマーク大使館に勤める人のベビーシッターとして働いてて、そのご縁でしばらく向こうに住んでいたみたい。デンマークは福祉の国で、自由の国。その概念をそのまま持ち帰ったお姫さまのような人です。そんなお姫さまが帰国して父親と出会い、滋賀の田舎に住むことになった。そうして生まれたのが私です。なんというか、「お姫さまのお人形」として育てられたんですよ。

——お姫さまのお人形!?

そう、大事にお供えされてたの。5つ上の姉がいるんですけど、その姉でさえ「妹に触れなかった」と言ってましたから。3歳のときに大工さんに頼んで庭に家を建ててもらってね。「ここはあなたの家よ」と母に与えられて、私はそこで育ったんです。私の身長でしか入れない、小さな扉のついた家。中には何百冊もの絵本がありました。嘘みたいでしょ? でも全部本当の話です。毎日ヒラヒラのドレスを着て。ラプンツェルのような長い髪をして。

「わたしの家」と3歳頃のミカシ

——予想よりだいぶぶっ飛んでました。周りからは相当浮いていたんじゃ……

そりゃあもう。浮き続けて44年ですよ。当時は自分では気がつかなかったですけど。なにせ外の世界を知らなかったので。初めてちゃんと学校に行ったのは小学3年生になってから。それまでは幼稚園にもほとんど行っていなかったんです。

——不登校?

いわゆる不登校とはちょっと違って、とにかく家が楽しかったから。家の世界がすべてでよかったんです。母が東京から呼び寄せたおばあちゃんとひいおばあちゃんと住んでいたんですけど、全員が標準語だから、私も小さいときはずっと標準語。でも一歩外に出ると関西弁じゃないですか。「『お前』だって! 怖い! 野蛮だ!」と思ってました。

——文字通りの「箱入り娘」だったんですね。

大事にされていたんだと思いますよ。恵まれていたのは確かだと思います。でも選択肢はなかった。人格を尊重されていたのとは違いましたね。ほんまに閉ざされた世界で生きていたので。

——そこからどうして学校に行くように?

3年生くらいになって気づくんです。「私の世界には子どもがいないぞ?」って。子どもはどこにいるんやろう。そうや、学校や! それで学校に行こうとなったんです。さすがに飽きたんでしょうね、老人との暮らしに。

 

ベロアのガウンに「怒り」は似合わない

——実際に行き始めた学校はどうでしたか?

もう、あらゆることがおもろかった! 野蛮だと思っていたものがこんなにもおもろいんか! って。 不謹慎な言い方ですけど、人がしている意地悪さえもおもろかった。善悪は関係ないんです。要するに、人に対する興味が爆発したんですよ。「人間、おもろ!」って。

——10年のタメが効いてるから。

みんながやってることを見よう見まねでやってみようとするんですけど、それができないんですよね。これはもう少し後、高校生の頃の話ですけど、部活の後とか、みんな立ったままペットボトルに口をつけて飲むじゃないですか。それが私にはできないんですよ。なにか悪いことをしているようで。だから一人しゃがんで、背中を向けてこっそり飲んでました。でも、この「悪いことをしてる感じ」がまた、一層おもろく感じてくるんですけどね。

——悪いことって面白いし、かっこよく映るものですよね。

そう。でも不思議とグレることはないんです。めちゃくちゃ素直に育ってるから。今もなんですけど、私には不満も反発もない。怒りのエネルギーで動くことがない。あるのは「悪いことをしている人がおもろい!」だけ。「人間おもろ!」だけで。

——へえー。

中学校に入ると、先輩にいじめられるんです。身なりが目立っていたのもあるんでしょうね、すぐに目をつけられて。入学式の翌日から連日、帰りになると靴がなかった。今日も、次の日も、また上靴で帰らないといけない。それである日、母に言ったんです。「今日も靴がなかったわー」って。当然「かわいそうに」と返ってくると思っていたんですけど。母の答えはまたしても違ったんですよ。

——お母さまはなんと?

「じゃあ10足買えばいいんじゃない?」って。

——わー。

意地悪するような人のためにみかちゃんが悲しい気持ちになるなんてもったいない。買えばいいのよ、って。そう言われて私も「ああ、別にかわいそうじゃないんだ」と思ったんです。そういう体験が今の考え方につながってますね。なかったら作ればいいし、靴を取られたなら新しく買えばいい。そうすれば履いて帰れるんだから、って。

——ぶっ飛んでる。けど言われてみると冒頭の『なかったら作ればいい』という話に通じる気もしますね。アクションから直接アクションにつながってるというか……。

「かわいそう」とか「怒る」とかって感情が欠落してるのかもしれないですね。それよりも「だったらこうしたらいいんじゃない?」が先に働く人間なんです。

——怒りやネガティブな感情を原動力に行動する人は多いですけど、ミカシの原動力はそういう人たちとは違うんですね。

自分の中をいくら探してもないんですよー。ネガティブな空気の人に憧れたりもしたんですけど。やっぱり母の影響が強いんでしょうね。ほんまに嘘みたいな話、毎晩お風呂上がりにレコードに針を落として、ワインを飲んでいるような母親なんです。そのときの衣装は決まってガウン。どこで買ったのか知らないけど、ベロア素材のガウンです。

——ベロアのガウン!

私も子ども用のガウンを持ってましたし。ちょっと想像してみてほしいんですけど、ガウンを着てると、怒るなんてできないんですよ。なぜってバランスが合わない。ガウンにはそこはかとない余裕があるじゃないですか。

 

あの端的な男が「野心が呼び起こされてます」

HONMACHI93に入居した頃。左からヨウジ、ミカシ、マユコ

——HONMACHI93に関わり始めた経緯も聞きたいです。バーをやったり雑誌を作ったり、あそこを起点にいろいろやっていますよね。

ヨウジが私のことを面白がってくれて。「事務所借りてください!」「何かやってください!」ってもうすごいんですよ。HONMACHI93以外も含めて物件もたくさん探してくれて。そのうちに「なんかせな」という気持ちが湧いてきてしまったんです。

——なんかせな。

それまでずっと「あった方がいい」「じゃあやろう」でやってきた人生だったから「さて、何をしようか」と改めて考えるのはほぼ初めてで。それでいろいろ考えたんですけど、私は本で育ってきたから、紙のことをやるのはいいだろうと。相棒のまゆこ(椿真結子さん)と二人で「編集部の事務所なんて、響きがかっこよくない?」と盛り上がって。でも、あの建物に入るには「お客さんを呼べる店舗」という条件があったから。

——なるほど。事務所だとその条件を満たせなかった。

それで出てきたのが、あそこでお酒を売るというアイデアだったんです。バーとしてお酒を売っていれば、それを買いに来た人と話すことができるし、お金をもらえて、そこで聞いた話を記事にするという循環ができる。それなら今持ってるカードだけでもできそうだぞ、と。

——じゃあ最初はいちテナントとして関わり始めたんですね。そこから「共同運営者」になったのは?

場所を借りた矢先にコロナになって、人を集めることができなくなってね。そのときのヨウジをはじめとする若者たちの底力に感動して「居られるだけ居よう」と思ったんです。じゃあ私が彼らにできることは? と考えて。それでいろいろと相談に乗るようになりました。でも、いちテナントのままでは口うるさいだけで「誰やねん」となるじゃないですか。だから「何か役職をちょうだい」と言って。

——そこでグッと踏み込んでいくところに姉御感がありますね。

ヨウジはもともと地域おこし協力隊でここに来た人。私も行政の仕事をしていたからちょくちょく会うことがあって。2人である日、モーニングを食べに行くことがあったんです。私がいつもの調子でやいのやいのと言っていたら、ヨウジはどう見ても迷惑そうな顔。でも「確実にウザがられてる!」と思って帰ったその日の夜にLINEが来てね。「どういう気持ちでこの町に来たのかを数年ぶりに思い出しました。何年か眠ってた野心みたいなのが呼び起こされてます!」って。あの端的な男が! ものすごく長い文面で!

——顔には出さずとも焚きつけられていた。

そこからはどういうものを入れたらおもろくなるのか、誰に入ってもらったらいいのか、本当に頻繁に2人で飲みに行っては、パズルみたいに考えていました。幸い、私は自分の店を通じて“収集”し始めてたから、あてはたくさんありました。「そういえば最近、髭の青いサラリーマンなんだけど、おもろいのがいてね」。そう言って紹介したのがくまちゃんです。

八日市に通い始めた頃のくまちゃん

——ヨウジもそう、くまちゃんもそう。やっぱりミカシの存在の大きさを感じますね。

そうですか? あ、でも面白くなさそうにしてる人を見つけるのも得意なんですよ。当時のくまちゃんは仕事がしんどそうで、まさにそういう状態やったんで。そう思ったから「こっちの方が絶対におもろいで!」って誘ったんです。ある意味、無責任にそういうことを言えるのが私なので。

——無責任に背中を押してくれる存在って大事ですよね。言った本人は覚えていなくても、言われた側はそこからドライブしていくということがある気がするので。

それでおもろくなったならなったでいいし、ダメやったら「ああ、ダメやった?」という感じだしね。もちろんそのあとも応援はするんですけど。

 

どこにいたって私は私

20歳前半のミカシ。ダンスに熱中し、立派なB-girlに

——ところで、ミカシは生まれてからずっと滋賀ですか?

そうです。ずっとここにいる。みんなにはなぜか「どこから来たん?」って言われますけど。「いや、地元地元!」って。

——なぜ滋賀に居続けたんですか。外に出て行っても不思議ないかなと思ったんですが。

そうだよね。なぜだろう……。振り返ると私、高校に入るまでずっと母の言う通りに生きてきたんですよね。高校も母が「一番近いところでいいよね」って言うから、言われるままに近くの高こ……待って! 本当に来た! びっくり! あれが母です。

偶然ETWASに立ち寄ったミカシの母、露子さん。後ろにいるドレッドの青年は大庭家の長男・慈瑛くん

——娘が取材を受けてるのに全然関心を示さないですね……。

いつも通り。そういう人なんですよ。話を戻すと、母の言うことに従って近くの高校に通い始めたんです。だけど「それだけだと世界が狭くなるから」と高校1年のうちに1カ月間、ニュージーランドに留学させられて。結果としては楽しかったし、発見もあった。でも母が言うほどの感動はなかったんです。それで「ああ、母と私は違う人間なんだな」って。これが親と違う気持ちを持った初めて出来事だったかもしれないです。

——なるほど。

最後に母の言うことを全部聞いた。その上で私は母とは違う感想を持った。であれば、ここからは私自身が楽しいと思うものを探して生きていこう!と思いました。すごい勢いで反抗期と卒業が一緒に来たような感じです。

——海外留学が思わぬ結果に結びついたんですね。

それと同時に「どこに行っても私は一緒だな」とも思いました。あれだけ文化の違うところに行っても、私自身が変わることは何一つないんだな、って。私が地元から出なかったのは、もしかしたらそのことが関係しているかもしれない。

——どこに行っても私は私。ここではないどこかに憧れる必要はない、というような?

そうそう。それに「行きたい」と思ったらいつでも行ける感覚があるのでね。母は70を過ぎた今も「なんだかホテルに泊まりたい気分。ちょっと銀座まで行ってくるねー」と言って本当に銀座まで行ってしまうような人なんですよ。そういう人の隣で暮らしてきたから、私にもその感覚がある。あまり大きな声では言えないんですけど、平日に昼間から京都まで飲みに行って、そのまま帰ってこないような人間なんで。

 

おもろい人生にはタメが必要

「なぜ滋賀から出ることを選ばなかったのか」。そう質問したのは確かに僕だが、内心はミカシの答えを待つ前から「この人にはその必要がなかったんだろうな」と思っていた。

だってそうだろう。身の回りのあらゆることに「おもろ!」と感動できる人間なのだから。「欲しい」と思えばすぐに行動に移せる人間なのだから。少なくとも自分のために、ここではないどこかに行く必要なんてないように映った。

彼女がこういう人間に仕上がったのに、母・露子さんの影響が大きかったのは間違いないだろう。そうして普通とはかなり違った幼少期を送ったミカシが、3人の息子の母親として今、どんな“教育”をしているのかは気になるところではないだろうか。


長男が1歳頃のミカシ。後ろに見えるのはアピア

「うちの夫はダンサーで、私自身もダンススタジオでインストラクターをやっていた時期があるんですけど、唯一かもしれない共通していた考えが『自分たちの子どもにはダンスを押し付けない』だったんです。

今の世の中、ダンスブームがすごいじゃないですか。英会話やスイミングを超える習い事になってる。その流れが当時もうじわじわと来ていたんです。でもカルチャーとしてダンスに触れてきた私からすると、それは魅力的には映らなかった。特に、それを親があてがうというところがものすごく嫌でした。

大事なものはなんだろうな、と考えたんですよね。私はお姫さまのお城で育ったからこそ、外の『悪い世界』がおもろく映ったわけで。そういうものはとっておいた方がいい。自分で決めて、自分で出会っていくことの方がおもろい。親が子どもに下ろしていくのは、なんもおもろくないな、って」

10歳で初めて絵本の家から出たお姫さまを、この世界は目が眩むような色彩を持って迎えた。もしもその出会いが「普通の子」と同じくらい早かったら、世界はどのように映っていただろう。ああ、この素晴らしき「おもろ!」だらけの世界。その「おもろさ」を十全に味わうには、人生のどこかに「タメ」が必要なのかもしれないと思った。

 

撮影:岡安いつ美
編集:日向コイケ(Huuuu)

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