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【離島】沖縄本島からフェリーで50分! 実は気軽に行ける「座間味島」の海が最高すぎた

沖縄県 柿次郎 離島 観光

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沖縄本島から高速フェリーでたったの50分で行ける離島

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こんにちは、ジモコロ編集長の柿次郎です。実は僕、過去に4回も沖縄を訪れているんですが、どれもシーズンを外した時期に来ています。

特に6月末。ほぼ雨が降る時期の最安ツアーは、往復航空券、3日分のレンタカー、リゾートホテル(朝飯付き)、青の洞窟シュノーケリングのセットでお値段=32,800円! 例え雨が降っても関係ないレベルのコスパの良さで、こんなお得情報を知らない周りを「情弱乙www」と見下していました。

ただ今回の取材で、自分こそが情弱だと気付かされたのです。ちくしょう…!

沖縄の本質は「離島」にあったんじゃないか…!

 

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というわけで、那覇空港から車で約10分の位置にある「泊港(とまりこう)」へ。いつもなら国際通り、首里城、車を3時間走らせて美ら海水族館に行くところですが、ググっと我慢しましょう。もう情弱を卒業するんや…。

 

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これまで一度も調べていなかったんですが(情弱ポイント!)、この泊港から国内で31番目の国立公園に指定された「慶良間(けらま)諸島国立公園」へ行けるんです。超気軽に。中でも沖縄出身の友人がイチオシしていた「座間味島(ざまみじま)」へ向かうべく、フェリーのチケットを購入します。外国人も結構多いので、彼らは情強の国から訪れた異邦人なのかもしれません。

 

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フェリーは2種類あって、約2時間かけて慶良間諸島をまわる「フェリーざまみ」(片道=2,120円)、そして約50分で座間味島へ向かってくれる「クイーンざまみ」(片道=3,140円)があります。基本、クイーン一択でOKです。

共に本数が多くない上に、結構な人気のため、チケットは事前に「座間味村公式Webサイト」で予約しておきましょう。運航ダイヤも事前に確認必須。僕は予約したと思い込んでいたのですが、窓口に行ったら「あれ、名前ありませんよ?」とここでも情弱ぶりを発揮しました。仕方なく往路は「フェリーざまみ」でGO!GO! GO!

 

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取材当日の気温は35度近い猛暑日。エアコンの効いた部屋は人でごった返していて、ちょっとしたカイジ気分を味わうことができます。そして地味に船酔いするので、酔い止め持参の方が安心でしょう。

 

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甲板に上がると、外国人カップルが往年のタイタニックギャグを繰り出すくらいの絶景が広がっています。画になるねぇ。ヒューヒューだよっ!

 

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桃の天然水ギャグがスベっても、沖縄の島々がすべて受け入れてくれるようです。あったかいなぁ。甲板はめちゃめちゃ暑いけど。

 

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島の景色と海の青さ、そしてデカい空…

これぞ追い求めていた理想の沖縄だー!!

 

 

気軽に行ける座間味島のポテンシャルがすごい

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あっという間の約2時間の船旅。甲板から離島の姿を眺めながら移動する感覚は、景色が遮断されがちな飛行機よりも旅してる感が出てオススメです。旅っていいよなぁ〜。

 

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コンパクトながら沖縄の魅力がギュッと詰まっている座間味村の景色。島に降り立って30分でこんな写真が撮れるレベルでした。なんだよ、最高じゃないか! 赤いハイビスカスと黒い蝶・ツマムラサキマダラのコントラストとか理想的すぎる! 

 

慶良間諸島の景色を堪能できる高月山展望台へ

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とりあえず座間味島に着いたら、絶景の景色を堪能しましょう。離島のスケール感を全身で感じるべく、港から徒歩30〜40分の「高月山展望台」へ。

港の案内所で島全体の地図をGetBackers-奪還屋-しておけば迷うことはないはずです。

 

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ここで注意点。真夏の時期(7月末)に結構な急坂の道のりを徒歩で挑んでみたのですが、ちょっとした登山レベルのキツさがありました。日差しに殺されるかと思いました。途中、自動販売機なんて文明の利器は存在しないため、500mlのペットボトルがグイグイ減っていきます。水がなかったら干からびていたことでしょう。

 

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座間味島では「レンタカー」「レンタルバイク」「レンタル自転車」「島タクシー」「バス」の移動手段があるんですけど、夏場の高槻展望台への移動は「レンタカー」or「レンタルバイク」で絶対行ってください。絶対です。

 

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汗だくで登ること約30分。ようやく展望台の入り口が見えてきました。

 

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一気に視界が開けます。展望台から視線をおろしてみると…

 

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おおおぉぉ…溜め息が出るほどの絶景!

 

大半の人が、この第一展望台で満足して帰っちゃうらしいんですが、実はもう少し奥に第二展望台があるそう。「これ以上の絶景があるのかよ…」と一息ついたところで向かってみました。

 

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いい道ですね。

 

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裏ステージの「高月山園地 展望所2」に到着。SFC版のドラクエ3でいったら完全に「しんりゅう」が現れますね。この場所だと渡嘉敷島、安室島の方角です。はたして、噂通りの絶景なんでしょうか。

 

 

 

3…

 

2…

 

1…

 

 

 

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クリスチャン・リース・ラッセン…!!(この世でもっとも美しい青を描いた男)

 

いやはや、ぶったまげました。画像加工無しでこの青のグラデーションですからね。高所ならではの景観。手前の緑の木々がより青を引き立てています。汗だくで登ってきて良かったー!

 

 

ミシュラングリーンガイド2つ星に選ばれた「古座間味ビーチ」

現地の人が口を酸っぱくして言っていたのが「座間味島に来たら、古座間味ビーチだけは行った方がいい」ということ。正直、展望台からの景色が素晴らしすぎたし、ちょっとした浜辺ですら、こんな感じなんですよ。行く必要があるのかと躊躇っていました。

 

f:id:kakijiro:20150802183747j:plainこんな色見本みたいな青のグラデーション見たことありますか? 海ってウエハースなの? 

聞けば一般的な日本の海と違ってプランクトンの数が圧倒的に少ないため、透明度の高い海水になるようです。プランクトンが大量発生する“赤潮”と比較すればその差は歴然。その分、栄養価が低いため、沖縄で採れる魚は白身で淡白なんだとか。なるほどねぇ。

 

せっかくなんで、絶景と噂の「古座間味ビーチ」へ行ってみることにしました。

 

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前回の反省を生かして、今度はレンタル自転車(1時間=500円)で万全を期したんですが、こちらも想像以上の坂道で途中からまたも修行状態に陥ってしまいました。問答無用でレンタカーを借りよう! これは無理無理無理! 

 

またも熱中症寸前まで追い込まれたんですが、約15分ほどで到着。

 

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グラン・ブルー…!(海を愛しすぎたダイバーの友情と軋轢を描いた作品)

 

さすがミシュラングリーンガイドの2つ星に選ばれるだけあります。これまで目にしたどのビーチよりも圧倒的に美しかったので、いつか嫁と101人の子どもたちと一緒に来たいと思いました。

 

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ちなみにレンタル用品が充実しているため、水着さえあれば手ぶらで満喫できるビーチです。ボートで引っ張ってもらえるアクティビティ「マーブル」と「モンスター」は超絶楽しそうだったので遊んだ方がいいと思いますし、シュノーケルセットひとつでかなり楽しめるんじゃないかなと。だって、この青い海ですよ。スケスケでしょ。

 

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売店も併設されているので、腹ごしらえもバッチリ〜!!

 

最高のシュノーケリングを体験してみた結果…

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いかんせん、想像以上の青い海の連続に心を奪われてしまったため、急遽シュノーケリングをやることにしました。お世話になったのは、港近くのダイビングサービス「コナン」。ものすごく親切に対応してくれるのでマジでおすすめです。

 

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今回向かったポイントは、阿真ビーチ(ザマミ港から徒歩15分)から船で10分ほど移動した場所です。白い砂浜とセルリアンブルーの海が見えてきて、気持ちが高ぶってきます。今なら、容易に抱けますよ。火照ってますから。

 

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セルリアンブルーすぎて逆に嘘くさいというか、「学校のプールってこんな感じだったよね?」って悪い方向に錯覚を起こすレベルの海が広がっています。巨人専用のバスクリンでも入れた後なんでしょうか。

 

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とりあえず浮いてみたらこんな感じです。透明度すごすぎー!!

 

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水中カメラの写真はこんな感じ。青い海に太陽の光が差し込んで、もうシスコムーン状態です。意味の分からない方は、つんくプロデュースのアーティストをググってください。

 

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ライフジャケット装着なので、ほぼ浮いてるだけで楽しめます。海中はもちろん、海から顔を上げても夏全開なのでニヤニヤが止まりません。

 

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南国の魚もたくさんいたんですが、海が深すぎてなかなか上手く撮れませんでした。すんません。

 

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まるで宇宙にでも飛び込んだかのようなスケール感に圧倒されていると、ガイドの女性が海深くまで潜ってしまいました。太古のオーパーツでも発見したのでしょうか。

 

あっ…それは…!!

 

 

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沖縄の座間味島に唯一生息するといわれている「ジモコロナマコ」…!

だったらよかったんですけど、砂をかぶったデカいナマコの表面をなぞるとこんな風に描けるそうです。触ったらカチカチでビックリした。ガイドさんの粋な計らいってやつ! 

 

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静止画だけでは伝わらないと思うので、水中のGIF画像を上げておきます。この年一番の晴天に恵まれたこともあって、過去体験したシュノーケリングの中で一番良かったです

むしろ、シュノーケリングは晴天の離島でやるべきですね。座間味島に移住する人が絶えない理由も少し理解できました。

 

 

たぶん役立つ座間味島マニュアル

●座間味島に着いたら案内所のショップ情報を把握すべし

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ザマミ港にある案内所は、島の情報がすべて詰まっているパラダイスです。事前に情報誌を買わなくても、ここを訪れれば何とかなるほど。特にダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティは、事前に予約していなければここで気に入ったお店に電話をしてすぐに手配したほうがいいでしょう。

余談ですが、座間味島への移住希望者はすごく多いらしく、限られた住宅(団地)の競争率は10倍。物件の少なさもあいまって、かなり競争率が高いようです。

 

●宿泊施設は一ヶ月前予約が吉!

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夏のハイシーズンになると日本人だけでなく、外国人もワーワーと座間味島へ遊びに来ます。リーズナブルなゲストハウスも数軒ありますが、すぐに外国人で埋まるとか。ホテル、民宿含めて早めの手配に越したことはないので、特にインターネット中毒のWi-Fi環境キボンヌな方々は急いだ方がいいでしょう。

僕は「Booking.com」(おすすめ!)で偶然空いていた「Patio House Reef」さんにお世話になりました。Wi-Fi環境も、エアコン環境も、申し分なし! ウミガメが訪れる阿真ビーチのすぐ近くです。

 

 

●キンキンに冷えたオリオンビールを飲もう

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今回の座間味島取材でお世話になったのがオリオンビールです。ラベルのデザインもかっこいいですよね。こうも暑いとビールを飲まないとやってられないので、キンキンに冷えたオリオンビールを何度も飲んでいたのですが…

 

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この世のものとは思えないほど美味い!!

都内の居酒屋で飲む生ビールよりも、キンキンに冷えた缶のオリオンビールの方が圧倒的に美味いです。これも沖縄ならではの体験。特に座間味島で飲むオリオンビールは、僕の中のオリオンビール市場がざわめくほど美味かったです。

 

●阿真ビーチではウミガメが見れる!(運が良ければ)

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僕が宿泊した阿真地域は、古座間味ビーチよりも落ち着いた雰囲気で海を眺めるのに絶好のスポット。

 

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さらに早朝、運が良ければウミガメを見ることができるそうです。地域住民を含めた海を綺麗な状態で保護する活動があるからこそ、ウミガメも安心して訪れることができるんでしょう。

ちなみに僕はオリオンビールを飲みすぎて早起きできませんでした。

 

●セルフサービスのレンタル自転車がある

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座間味島はレンタル自転車が盛んです。ホテルが貸し出してることも珍しくないですし、中にはこんなセルフサービスのレンタル自転車もあります。

 

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島全体で鍵はかけっぱなしがルール。僕が住んでいる東京都台東区で鍵をかけっぱなしにしていたら、瞬殺で小人が持っていっちゃいますからね。離島ならではの価値観です。

 

※レンタカーやレンタサイクルなどの情報はこちら!

 

●座間味島グルメはお好みで

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座間味島では、もずくを麺に練り込んだ沖縄そばが有名です。コシのある麺と優しいダシの旨味。暑い夏にピッタリです。お店はこちら→「和山水雲」。

 

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夜遅くまでやっている飲食店の代表格は「まるみ屋」。ゴーヤチャンプルー、ラフテーといった沖縄郷土料理だけでなく、豊富なメニューを取り揃えていて人気です。

 

その他の飲食店情報は、座間味村公式サイトをご確認ください。情報が充実していて素晴らしい!

 

●座間味の商店情報は事前にチェックすべし

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座間味島にはコンビニがありません。水やジュースは自販機で買えますが、ちょっとした食べ物や日用品、お酒などは島内の限られた商店で買うしかありません。まずは座間味島の生活を支える「105ストアー」。洗剤やサンダルなど、長期滞在に必要なモノまで取り揃えているので超便利です。

 

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こちらは港から一番近い「こみね商店」。食料品や日用品だけでなく、コーヒーやケーキといった嗜好品まであります。さらに水着も売っていたので、「あ、水着忘れたー!全裸で泳ぐしかない!」とお嘆きの紳士淑女の方も安心です。

 

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阿真地区で何度も通ったのが「糸嶺商店」。カウンター越しに商品を注文する珍しいスタイルなんですが、お菓子やカップ麺、ドリンク類が充実しています。ここのオリオンビールはキンキンに冷えています。

 

 

座間味島のまとめ

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座間味島の魅力、伝わりましたでしょうか? 僕が元々抱いていた「沖縄の離島ハードル高い説」は実際に足を運んでみたら全然そんなことはなくて。沖縄本島から日帰りで行けるぐらい気軽なもんだなと考えを改めました。

帰りは高速船「クイーンざまみ」に乗って帰ったんですが、座席指定で快適そのもの。船酔いも全然ないし、マジで50分で着くし、「クイーンざまみ」最高! 

まだ夏休みの予定が決まっていない人も、8〜10月の連休で離島に行きたい人も、選択肢の一つに「座間味島」をぜひ入れてください。快晴に恵まれたら、マジの楽園が待っています。 

 

※一緒に取材したARuFaの記事はこちら

www.e-aidem.com

ライター:徳谷 柿次郎

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ジモコロ編集長。大阪出身の32歳。バーグハンバーグバーグではメディア事業部長という役職でお茶汲みをしている。趣味は「日本語ラップ」「漫画」「プロレス」「コーヒー」「登山」など。顎関節症、胃弱、痔持ちと食のシルクロードが地獄に陥っている。 Twitter:@kakijiro / Facebook:kakijiro916

 

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