フルタイム出社&管理職夫婦と中受控えた小6娘。みんなで運営する朝型生活【みんなの1日のスケジュール】


子育てしながら働くワーママ&ワーパパって毎日どうやって乗り越えているの……?

夫婦それぞれ、どんなタイムスケジュール&ルーティンで、どんな工夫をしているのかを教えてもらう本シリーズ。

第4回はゆるりさんに登場いただきました。

ゆるりさんプロフィール

ゆるり プロフィール

・総合病院で総務事務の管理職を務める42歳。定時は8:45〜17:15のフルタイム勤務だがしばしば1時間ほどの残業あり。在宅勤務なし
・妻(44)は自宅近くにある介護事業所の管理職(ケアマネージャー)として働いており、同じく毎日出社している。9:00〜18:00のフルタイム勤務だが、朝は定時より早く職場へ向かう
・小学6年生(12歳)の長女との3人暮らし

ゆるりさん家族の1日のスケジュール

こんにちは、ゆるりと申します。妻と子(12歳・小6)の3人家族で暮らしています。

わが家のキーワードは「家族がみんな一緒に動く」こと。家族全員で協力して家庭を運営することで、負担の偏りをなくし、忙しい毎日をなるべくストレスなく過ごせるようにしています。

加えてこの原稿を執筆している頃は子どもが中学受験に挑戦中のため、勉強時間と就寝時間を確保しつつ、朝型の生活を崩さないことを心がけてスケジュールを組んでいます。(その後、無事合格しました!)

★1 朝はみんな一緒に早起き&それぞれ朝食準備

「家族みんなで一緒に動く」ために大切なのは、生活のリズムを一定にし、朝型をキープすること。平日は家族3人とも6時に起床します。

朝食は子どもも含め各自で準備。週末、家族みんなでスーパーなどに買い出しに出かけ、レンジや電子ケトルを使って簡易調理できるミートボール、お茶漬け、カップスープなど好みの食べ物をストックしておき、平日は各々その日の気分で選んで調理します。

栄養面は昼食(給食)や夕食でカバーできているので、朝は自分自身で選ぶ楽しみを優先しています

ゆるりさんファミリーの朝食
最近の娘のお気に入りは、インスタントのオニオンスープ


子どもは時間がかかっても自分のことは自分自身でやりたい性格なので、できるだけ意思を尊重するため、朝の準備時間を多めにとっています

できれば大人はもう少し寝たいのが本音ですが、時間に余裕があると子どもを急かす必要もないので、一緒に早起きすることで親子ともにストレスなく過ごせています。

★2 夫婦でフォローし合い、負担が偏らないように

夕食時は家族揃ってコミュニケーションをとれる貴重なタイミングなので、3人で一緒に夕飯をとれるよう、だらだらと残業をしないようにしています。

夕食作りは、妻か私のどちらか早く帰れる方が担当。夕食担当でない方は食後に子どもの宿題をチェックしたり、夕食の片付けなどの家事を進めます。

ゆるりさんファミリーの夕食
ある日の夕食


ただ、妻が早く帰れる日の方が多いので、夕食作りは妻の担当になる日が多め。そのため妻の入浴時間を長めにとり、その間に私が家事を進めるなどして、負担が偏り過ぎないようにしています。妻に負荷をかけたくないのはもちろん、子どもに「男性と女性で家事の負担に偏りがないのが当たり前」と思ってもらいたいからです。

入浴後、子どもは中学受験のための勉強タイム。受験勉強を始める前の就寝時間は21時頃でしたが、勉強時間が増えたことで就寝時間がやや遅めに。ただし起床が早いので、睡眠時間をなるべく確保できるように22時半には就寝準備に入ります。

生活の変化に伴い就寝時間は変わりますが、「その時々で毎日決まった時間に寝る」ことは子どもが幼い頃から重視しており、できるだけ毎日のリズムを変えないよう気をつけています

★3 ストレス解消の自由時間を確保

入浴後に洗濯機を回し、妻と一緒に洗濯物を干したら一日の家事はひと通り終了です。当たり前ですが、一人より二人で干した方が圧倒的に早いので、わが家では一緒に干しています

その後は自由時間タイム。「家族みんなで一緒に動く」のは効率的ですが、「自分の時間」ももちろん必要です。この時間があるからこそ、毎日頑張れています。夫婦間での相談事があれば、この時間にゆっくりと話をします。落ち着いて話せる唯一のまとまった時間なので、お互いに不満などがあれば小出しに共有します。

「みんなで一緒に家庭を運営する」気持ちを大切に

わが家のように家事分担を明確に決めていないと、「自分だけがやっている」と片方に不満が溜まりがちかなと思います。

そのため、家族が揃っているときはみんなで一緒に「家のこと」をして、「どちらかが家事をしてどちらかがぼーっとしている」時間を極力作らないように気をつけています

例えば休日は朝ごはんを食べたあとの30分を「掃除タイム」にしており、みんなで一緒に家を掃除。私は掃除機がけや外の掃き掃除をして、妻は洗濯物を畳み、トイレ掃除。子どもにも、モップ掃除など簡単な作業をお願いしています。

正直、家事は大人だけでやる方がスムーズですが、子どもを含め「家族みんなで一緒にやっている」という意識を持ってもらうことが大切。子どもがもうすぐ中学生になるので、今後またルーティンが変わるかもしれませんが、「みんなでやれば何事も早く終わる」をモットーにこれからも3人で協力していきたいです。

編集:はてな編集部

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