小さい子どもを育てながら働くワーママの「カバンの中身」、一体何が入っているのでしょうか?
「通勤バッグ」と「マザーズバッグ」の中身をそれぞれ見せてもらったら、忙しい中でも仕事と子育てをスムーズにこなすためのヒントが見えてきました。
第一回はsakanaさんのカバンの中身です。
初めまして、sakanaです。4歳と2歳の男の子を子育てしながら、時短勤務で働いています。
今回は“荷物はできるだけ減らしたい派”の私が使っている「通勤バッグ」と「マザーズバッグ」の中身をそれぞれ紹介したいと思います。
あえて通勤バッグ「2個持ち」で、子どもの送迎をスムーズに
私の仕事は事務職で、在宅勤務がなく週5フル出社。毎日の持ち運びをスムーズにしたいと考えた結果「通勤バッグを2つに分ける」スタイルに落ち着きました。
「大きいバッグ1つにまとめた方が持ち運びしやすいんじゃ?」と思われるかもしれません。しかし子ども2人分の荷物で送迎に使う自転車のカゴはぎゅうぎゅう。そこに私の大きな荷物……となるとカゴに収まらなくなります。
そのため、貴重品などメインの荷物は肩掛けできるタイプのバッグに入れつつ、その他の荷物を自転車のカゴにも収まる小さなサブバッグに入れることにしました。
貴重品などメインの荷物は「通勤バッグ1」に
貴重品を入れるメインの通勤バッグとして愛用しているのは「アンテプリマ」のスタンダード ミニアトゥーラ。取り外しのできるチェーンが付いていて、送迎・通勤中はショルダーバッグとして使っています。
見た目のかわいさと程よい収納力に加え、状況や服装に合わせて持ち方を変えられる点で重宝しています。
<通勤バッグ1の中身>
- 1.ワイヤレスイヤホン
- 2.鏡
- 3.財布
- 4.キーケース
- 5.カードケース
- 6.リップ
- 7.コンシーラー
【1】片道40分の通勤時間は、私にとって唯一の一人時間。そこを有効活用してサブスクでドラマや映画などを観るために、ワイヤレスイヤホンは欠かせません。
【3】【5】財布は、2023年の夏に三つ折り財布からコンパクトなフラグメントケースとカードケースに変えました。理由としては、次の通り。
- キャッシュレス化が進み現金を持ち歩かなくなった
- バッグが小さくても収納しやすい財布にしたかった
通勤の際にはフラグメントケース(メイン)によく使うクレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証を入れ、カードケース(サブ)に定期、特定のお店でしか使わないクレジットカードやキャッシュカードを入れています。メインとサブの2つを合わせても、三つ折り財布より薄いのでカバンに収納しやすいんです。
財布を新しくしてから半年以上たちますが、荷物がコンパクトになって小さいバッグも持ちやすくなったので、変えて良かったと実感しています。(ちなみに、通勤時は2つ持っていきますが、お休みの日はサブのカードケースは持ち歩かない、といった使い分けをしています)
【6】【7】子どもが生まれる前は化粧ポーチを持ち歩いていましたが、子どもが生まれてからは就業後に子どもを迎えに行って帰宅するだけになったので、化粧直しすることがなくなりました。ただ、花粉症の時期に鼻をかんだとき、夏場に汗をかいたときなどは、コンシーラーでヨレた部分だけ軽く直しています。
「通勤バッグ2」は、休憩時や送迎時の買い物にも活躍
母からもらった保冷バッグを、通勤時のサブバッグとして使用しています。
家事の効率化のためにスーパーでの買い出しを昼休みや子供たちのお迎え前に済ませているので、サブバッグが保冷バッグだと、買った食材を入れておくのに便利なんです!
<通勤バッグ2の中身>
- 1.エコバッグ
- 2.スケジュール帳
- 3.常備薬や飴などを入れたポーチ
中には買い物時に使うエコバッグをはじめ、自転車カゴに入れっぱなしにすることがあっても大丈夫なものを入れています。
マザーズバッグは極力コンパクトに。困ったら「現地調達」
2人の子どもの荷物を入れるマザーズバッグには、シューズブランド「SUPERGA」のトートバッグを使っています。
マザーズバッグで大事なのは、汚れても気にならず、かつ洗濯ができること。小さい子どもがいるとバタバタしがちなので、出先で少々雑に扱っても平気なものを選んでいます。
子どもと一緒でもできるだけ身軽に外出したいので、サイズが大き過ぎないというのもポイントです。
<マザーズバッグの中身>
- 1.パンツの替え
- 2.お尻ふき
- 3.ドリンクボトル&マグ
- 4.紙パック用のドリンクホルダー
- 5.除菌シートやティッシュを入れたポーチ
- 6.お菓子
- 7.おむつ
【2】物を減らす工夫として、おしりふきはウェットティッシュと兼用で使っています。
【7】小さな子どもを連れて長時間出かけることは基本的にないので、おむつは必要最低限の枚数のみ。旅行などで車移動をする場合は、出先で足りなくなった時や災害時のために、車内にもおむつをストックしています。
お菓子や着替えは、市街へのおでかけであればお店がたくさんありますし、どうしても必要になれば現地調達すればいいと考えているので、持っていかないことが多いです。
ちなみに貴重品はマザーズバッグではなく、別に持ち歩いている自分のバッグに入れています。そうすることで、ベビーカーにマザーズバッグを置いてその場を一時的に離れることもできるので、身動きが取りやすいです。
「意外となんとかなる」ことに気付いて荷物を減らせた
もともと荷物はコンパクトにしたいタイプだったのですが、産後はどうしても子供の荷物が増えがちなのが悩みでした。
そんな中で子どもの荷物を減らすきっかけになったのが、長男が生後7カ月の頃に、初めての子連れ海外旅行に出かけたこと。
その時は、念のために必要以上の物をパッキングして旅に出ました。しかしその後、国内旅行の準備中に、ふと思ったのです。
「もし何か忘れてしまっても、海外じゃないんだからだいたいの物は現地調達できる」
心配し過ぎると、ついバッグの中身は増えがち。少しだけ肩の力を抜いて考えてみると、子どもの荷物も減らせるかもしれません。
編集:はてな編集部
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