会社の採用する側に立って、学生を採用する仕事に興味があったのと、人に関わる社会保険に興味があったからです。特に自分が勤める会社で働く従業員の、健康や報酬、福利厚生と言ったことに貢献したいと思い、人事を選びました。またそれまでは企業の支店に勤めていましたが、上司からその本部の人事に向いていると推薦されて、より人事で仕事をしたいと思うようになりました。
新卒の採用活動に関わることで、自分がどのような人と働きたいのか、常に考えていました。何十人とも面接するうちに、学生のちょっとしたしぐさや表情で、人を見抜く力が付いたと思います。一方、人事において社会保険の知識を身に付ける必要もあったので、社会保険労務士の勉強もすることで、労働基準法や健康保険、年金の知識が身に付きました。
採用活動にあたっては、自分が面接でこの人は一緒に働きたいと思った人が、選考を通過するにつれて、自分のことのように嬉しく、やりがいを感じました。また社会保険労務士の試験に向けて勉強を積み重ねることが、日常の仕事を進めるにあたり役立って、やりがいを感じました。
事務系の仕事がしたかったのですが、色々な人とも関わることもしたかったので、総務が社員と広く関わることができると思い選びました。また、社会保険や法令に関しても興味があったので、携わることができるのではと思いました。直接利益を生み出す仕事ではありませんが、総務で働く人たちがいなければ会社は成り立たないと思い、気を引き締めて仕事しています。
従業員の健康診断についても担当していたので、結果を産業医に見せて指示を仰いで本人に伝える仕事していたので、健康診断の数値に詳しくなりました。そして上司にも言いにくいことを伝えなくてはならないこともあるので、コミュニケーション能力も身に付いたと思います。扶養に関すること、年金や健康保険に関することにも詳しくなり、ほぼ社会で共通することなので、知識は家庭でも重宝します。
総務にいると部署に関係なく、全従業員と関わりを持つことができます。従業員が困っているときや、引っ越し、結婚、出産などの人生の節目に、手続きが必要になって、自分のところに頼って来てくれるので、当たり前の仕事をやっているだけなのに、ありがとうと感謝されて、人の役にたっていると実感できて大変やりがいがあります。
経理は、会社のお金の流れを管理し、経営状況を把握する重要な役割を担っています。具体的には、売上の計上、経費の処理、決算書の作成、税務申告などを行います。
人事は、人材の採用、育成、評価を行い、組織全体の活性化に貢献します。求人活動、面接、研修、給与計算、労務管理など、幅広い業務を担当します。
総務は、会社の円滑な運営を支える事務全般を担当します。書類作成、電話対応、会議準備、施設管理、福利厚生など、多岐にわたる業務をこなします。
3つの職種はいずれも、会社の基盤を支える重要な役割を担っており、それぞれ専門性と責任が求められます。