料理をすることが好きだったので、調理スタッフを選びました。さらに突き詰めていえば、食べることが好きで、飲食関係の仕事に興味がありました。ただ、接客はどちらかというと、今まで外食した際に自分が受けたような、お客様に気の利いた言葉をかけるサービスができるか、あまり自信がなく、調理であれば、自分の持ち味を発揮できると思いました。
以前から食品衛生管理の勉強をしてきましたが、食品管理の実際が具体的に分かるようになりました。安全な状態で調理し、尚且つ、美味しいものを提供できる喜びを感じました。手際の良さや段取りについても、美味しく少しでも早くお客様に提供できるように、集中力も養えました。いろいろな調理方法を学べたことも、実生活にも生かせ、料理にも幅が広がりました。調理スタッフを通して、鮮度が大切であることも再認識し、それぞれの食材の特徴を踏まえて料理が、段取りよくできるようになりました。
食べることが好きで、料理をすることに興味があり、好きなことを通して仕事ができる喜びを感じます。飲食店ですと、忙しい時間では、調理だけでなく、食器の準備、片付け、電話対応、接客など全般的な仕事に追われ、休憩どころか食事もできないこともありますが、それが心の底から、「来てくださって有難うございます!」と思え、どんなに忙しくても笑顔で仕事がこなせました。
また、お客様に「美味しかった」と言われると、ますます、良いものを提供しようという意欲が湧きます。仕事に就く前は、接客に苦手意識がありましたが、真心込めて作った食事を食べてくださることが嬉しくて、どんな時も笑顔で接客することができるようになりました。忙しい時ほど、従業員同士のチームワークも強くなり、一日の仕事を終えた充実感、達成感が味わえ、次への活力にもなります。
調理補助を選んだのは何より料理が好きだったからです。家庭ではほとんど手作りの物を用意しています。健康に良い物をおいしく料理したいので、栄養のあるレシピを工夫しています。調理補助は料理の経験が生かせて興味をもって働ける仕事だと考えました。ハードな仕事だと聞いていましたが、身体には自信がありテキパキ動けるので大丈夫だと思いました。
職場は毎日メニューが変わるので、段取りが大変です。就職してしばらくは家に帰っても段取りの復習と予習を欠かしませんでした。今ではひととおり段取りを覚えましたから、テキパキと動けるようになりました。家庭でも短時間で段取りよく家事をこなすようになっています。調理方法や栄養学も学べるのでこの仕事に就いてとても良かったと思っています。
食は人間にとって最も大切なことの一つですから、仕事で食に携われることはとても嬉しいことです。食べる人においしいと喜んでいただけるように、そして健康にも良い物を届けられるように丁寧な仕事を心がけています。重い物を運びますから、体力的にはハードですが、それだけに頑張りがいもあります。清掃が終わって厨房が片付いたときにはなんとも言えない満足感があります。
調理スタッフとは、主に料理を作ることが仕事です。忙しい時間帯にいかに早く正確に多くの料理を提供できるかが重要となります。また、下ごしらえや盛り付け、皿洗い、調理器具のメンテナンス、材料の発注・在庫管理など調理スタッフと言っても仕事内容は様々です。
調理場は、複数人で協力して仕事をする場所です。チームで協力して仕事をすることで、コミュニケーション能力や協調性も求められます。調理スタッフのアルバイトは、体力を使う仕事ではありますが、料理が好きで、チームワークを大切にする人に適しています。