電気・ガス・水道工事の仕事は、日々の生活を支えていく重要なインフラ部分の仕事であり、なくてはならないものを支えていく仕事だと思います。日々の生活にできるだけ密着した、インフラ関連の仕事なら社会的なやりがいを感じられると思ったのでこの仕事を選びました。また仕事で身につく知識は、自分の生活でも役に立つだろうと思いました。
この仕事を通して身につくのは、専門的な知識です。特に水道工事などは、いろいろな部品や工具を駆使してその場に合ったものを選んで修復を行っていくため、どんな状況の時にどの工具を使えばいいのか、なにが原因なのかをすばやく見極める能力が身につきます。また個人のお宅を訪問することも多いので、ちょっとした気遣いなども身につきます。
お客様に安心してもらえることです。場合によっては、本当に急を要したり、困っている状況であったりします。そんな時に、しっかりとお客様に状況と原因を説明し、どのような作業が必要か案内し、納得してもらいながら、すぐに対処をすることで、お客様のほっとした表情を見ることができます。また「本当に親切に対応してくれた」と、とても感謝してくださる時もありうれしくなります。
パソコンなどでの処理を行うことより、手でさまざまな作業をすることの方が好きだったため、仕事をする際にも手に職をつけられるものを探していました。子どもの頃から、機械をいじったりすることが多く、修理を自分でやったりしていたことがあるので、工事に携わる仕事が向いているのではないかと考え、工事関連の仕事に就くことにしました。
自分の手で作業をしなければならない仕事は、具体的な達成感を得やすいです。電気・ガス・水道工事には、簡単に終わらせることができるものから、長い時間がかかる大変な作業まで、さまざまな難易度のものがあります。複数の職人で対応することもありますが、自分だけで作業するケースも多いため、優先順位などを自分で考える力がつきました。
工事に携わっていると、仕事が成功したかどうかが分かりやすいため、モチベーションを維持することが容易です。また、同じ作業を繰り返し行うことで、少しずつスキルが高くなっていくのを実感することができる点も大きな特徴です。工事が完了して、依頼者などから感謝されるようになると、もっと頑張っていきたいと思えるようになります。
電気・ガス・水道工事のお仕事は、すべてライフラインに関わるものであるため、人々の役に立つ仕事です。よって、その分野の専門知識が必要不可欠となります。災害や故障によりトラブルが発生した場合、即対応してすぐに開通させなければならないため、技術力も求められる仕事です。また、高所に登ったり、地中を掘ったりするため、体力も必要になります。電気、ガス、水道はあつかい方によっては危険を伴うため、国家資格を必要とするものもあります。そのため徐々に資格を増やしていくと給料をあげることが可能で、高校や専門学校で知識を身につけてから職につく人もいます。
仕事の幅は広く、家庭での小さなトラブルの解決から、公共の設備の工事まであります。大きな仕事ほど技術力が必要となるため、経験が必要な仕事もあります。日々経験を積み重ね、知識も増やしていかなければならない仕事のため、向上心が必要な仕事です。また、現場は毎回変わるため、的確な判断力も必要とされます。