こんにちは! バーグハンバーグバーグ編集担当です。

盆を過ぎても暑い日が続いてますね。まだまだ夏は終わりそうもありません! 夏といえば恋、部活、アルバイトなど、誰しも忘れられない思い出があるのではないでしょうか?

 

というわけで以前、夏の思い出を語る会を結成したわけですが、今年もこのメンバーに語ってもらいましょう!

 

▶登場人物

ギャラクシー|ジモコロ編集長

夏の映画といえば=『トップガン』

加藤|編集者・YouTuber

夏の映画といえば=『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』

みくのしん|オモコロ編集長

夏の映画といえば=『ピンポン』

モンゴルナイフ|WEBライター

夏の映画といえば=『ソナチネ』

 

 

墓参りで起きた不思議な現象

では最初は僕が……母方の実家の近くでお墓参りした時のことです

 

そのお墓っていうのはバアのところから車で数分の……

BAR???

バーって何?

 

あ、お婆ちゃんのことです。うちではそう呼んでるんです。とにかくバアのところから車で……

お爺ちゃんのことはどう呼んでるの?

ジイだよ。別にいいだろ。とにかくバアの家から、車で数分のところにお墓参りに行ったんです

 

 

その墓っていうのが、霊園とか墓地とかじゃなくて、山の中にひとつだけポツーンと建ってまして。その横にお地蔵様のような観音様のような、小さい石像があったんです。

田舎だと田んぼのすみっこにひとつだけお墓があったり、たまに見かけるよね

横に石像が建ってるというのが気になるな

で、僕は親に言われて墓石と石像に水かけてブラシで洗ってたんですけど……なぜか、ブラシで磨いたところが赤く変色したんですよ

……ん? どういうこと??

 

石像をブラシでこするじゃないですか。そしたらこすったところに赤い痕が残るんです。首をこすると首に、胸をこすると胸に、赤い線ができる

こわっ!なんで!??

ブラシに変な洗剤つけてたとかじゃないよね?

ただの水です

 

スターウォーズep8に出てきた惑星で、そういうのなかったっけ

僕もいまだにどういうことかわかってないんですけど、とにかく山の中の石像が……自分が磨くことで赤く変色していくっていうのが不気味で

その後、石像の赤くなった部位にシンクロして親戚が同じ場所をケガしたりとか……

いや、そういうのは全然なかったんです。でも、若干トラウマになってて、今でも墓参りするの怖いですね

これ、原因知りたいな

 

 

陸上部、最後の大会の後

続いては僕の思い出話を。中学生のころ陸上部だったのですが、三年の夏、最後の大会の時の思い出です

 

タイトルがすでにエモい

夏の部活なんて思い出の宝庫ですからね

その日、最後の大会が終わった後……女子は現地(陸上競技場)で解散したんですが、男子はストップウォッチやバトンなどの備品を返すために一旦学校に立ち寄ったんですね。

 

中学生の頃のギャラクシー

 

学校に着いた途端エグいどしゃ降りになったんですけど、なぜか備品を返した後もみんな帰ろうとしなくて

雨がやむまで待ってたとかじゃないですよね?

たぶん違います。大会が終わって今日で部活も終わり……みんな「色々あったなぁ」とか「最後まで一緒にやれて良かった」とか、思うところあって。でもそれを口にするのは恥ずかしいから、なんとなくモジモジダラダラしてたんです

それくらいの年頃だと気持ちを言うのは照れくさいですよね

そんな時、誰かが「倉庫にボールあったからサッカーやろうぜ」って言い出して

 

夕暮れのどしゃ降りの中、全員でサッカーやったんですよ。「陸上部の最後の日にサッカーてwww」とか笑いながら。あれから40年近く経つんですが、練習とか大会より、なぜかあのサッカーのことをずっと覚えてる

めっちゃ良い話じゃないですか

大会で優勝とかしなくても、こういう部活の思い出っていつまでも残りますよね

 

 

コンサートスタッフのバイト中に友だちを見かけた

じゃあ僕からは夏のバイトの話を―

 

高校生の頃、コンサートスタッフの単発バイトをやったんです。リップスライムのコンサート

いいなー! 夏だから『楽園ベイベー』とか歌ったんだろうなー

バイト代もらって『楽園ベイベー』聞けて、ラッキーでしたね

みんなそれ言うけど、仕事だからそんな気楽なものじゃないよ。日給は1万円くらいもらえたけど

でもコンサート丸ごと聞けるは聞けるんですよね?

聞けはするけど、他に仕事やりながらだから楽しめる感じではないですね。そもそもステージに背を向けてるし

 

リップスライムは当時大ヒット連発してたので、会場はもちろん満員だったわけですが、客の中に中学の頃の友だちがいて

世間は狭いな~

そいつがめっちゃイイ女連れてて、肩に手を回して楽しそうにしてるんですよ。一方、自分はスタッフだからステージには背を向けてて見れないし、客を押し戻さないといけないから汗だくで

仕事なんだからしゃーないですよ

 

それはわかってるんですけど、高校の夏休みにコンサートスタッフやって、良い休みだな~ってちょっと浮かれてたのに……急に現実に引き戻された。自分のことがみじめに思えて切なくなったんですね。そいつのことも嫌いになった

中学の友だち、無実すぎないですか?

まあでも、こっちが働いてる時に楽しそうな友だちと会っちゃうとイライラするのちょっとわかるな

ただ、コンサートスタッフの単発バイト自体は良い思い出として残ってるというか。終わったあともみんな残ってワイワイしてて。単発のバイトって人間関係が気楽だからその場ですぐ仲良くなれる

コンサートスタッフなら陽キャも多そう

夏はそういう短期バイトがいっぱいあるから良いですよね。学生時代はずいぶん助けられました

 

 

じいちゃんと初めて海に行った日

じゃあ私からは子どもの頃のこんな思い出話を―

 

子供の頃、じいちゃんが私を初めて海に連れて行ってくれたんですね。といっても泳いだりじゃなくて、砂浜を歩くとか水辺を裸足で歩くとか、あくまで気分を味わうって感じで

子どもが初めて海を見るって、テンション上がって危なそう

じいちゃんには「深いところに行ったらだめだよ」って言われて、肩にロープをつけられてました。リュックサックのストラップみたいな感じで、危ない時は引っ張って助けられるように

信用なさ過ぎない?

 

私って子供の頃、大人の言う事をぜんぜん聞かない性格だったらしくて。例えば雛人形の段飾りを「絶対登るなよ」って言われてたのに登って棚板をバキバキに折っちゃったり……だから口で注意しても聞かずに危ないことするかもって思ったんでしょうね

無法者すぎる

しばらくは初めての海に感動しながらおとなしく水辺を歩いてたんですが、どんどん深いところに歩いて行って……

さっそく危ないことしてる

そのうち、足がつかないところまで行っちゃったのを見て、おじいちゃんが血相変えてロープを引っ張ったんです。そしたら……

 

両肩を脱臼しました

どういう話!!???

引っ張られたと思ったら両腕の感覚が消えて。腕なくなったと思った。

海の中で……シャンクスじゃん

ダブルシャンクス

そのあと町の接骨院みたいなところでガッと肩を入れてもらいました。子供の頃のことなのであまり覚えてませんが、そんなに危機的状況じゃなかったと思うんですけどね

普段の悪行のせいだよ……

 

 

ジイがマンガを読んだ

おじいちゃん繋がりで、続いては僕からこんな思い出を―

 

ジイの家に遊びに行った時、近くのブックオフで浦沢直樹の『PLUTO(プルートゥ)』を買ったんです

浦沢直樹は『YAWARA!』とか『20世紀少年』とかで有名なマンガ家ですね。そして『PLUTO』は手塚治虫の『鉄腕アトム』をリメイクした作品

ジイの家っていうのは、さっきの話に出たバアの家と同じね

 

せっかくの田舎なのに、都会にもあるようなブックオフ行くのかよと思うかもしれませんが、僕、なんか好きなんです。わざわざ田舎で買わなくていいようなものを買うのが

いやわかるよ。住んでるところじゃない場所のブックオフ、妙に楽しくてなんか買っちゃうよね

わかる

で、ジイの家に戻って、あまり使われてない部屋にこもって、おもしれ~!って思いながら読んで。そのまま部屋に置いてたんです

田舎だから部屋数が多いんだろうね

ジイの家には数日泊まったんですけど、2日後にその部屋に行ったら―

 

ジイがめっちゃ『PLUTO』読んでた

お爺さんが『PLUTO』読んでるの、なんかおもしろい

そう! ジイがマンガ読んでるところを見たことがなかったから……「老人は新聞や小説は読むけどマンガは読まない」って当時は思ってたんです。だからまず読んでる姿に驚いたのと、僕がおもしろいと思ったマンガをジイが楽しそうに読んでるのがすごい嬉しかった

布教できたみたいな気持ちになるよね

お爺さんはおもしろいと思ったのかな?

世代的にオリジナルの……手塚治虫の『鉄腕アトム』は読んでたみたいで。だから読んでみておもしろかったって照れながら言ってました

あ、急に良い話味が増した

 

 

怪談・堤防で寝ていたら

続いては僕からこんな怪談を……

 

学生時代の夏休み、友だちと二人で淡路島を自転車で一周しようってことになったんですね。海沿いに延々走ってたら……サスペンスドラマに出てきそうな断崖絶壁があって、その下に泳げそうな場所を見つけたんです

断崖絶壁……怪談にはぴったりのシチュエーションですね

しばらく泳いでたら真夏なのに寒気がしてきて……僕だけ海から上がって堤防で寝てたんです。どれくらい寝てたかわかりませんが、友だちの「うわああああぁぁーーー!!!!」っていう声で目が覚めまして

何ごと!?

海から上がった友だちが僕の方を指さして悲鳴を上げてるから……自分の体を見てみたら……

 

全身フナムシにたかられてたんです

うわああああぁぁーーー!!!!

その時は「パニックになってる姿を見せたくない」という変なプライドを発揮したため、パッパッとフナムシを払い落として「これくらいで騒ぐなよwww」と笑ってたんですが……そのあと自転車を漕いでる時に思い出すとゾッとして足がガックガクになりましたね

きもいきもいきもい

怪談ってそっちの方向か

 

そのせいかわかりませんが、結局 淡路島一周はできなくて、半周で帰ってきました

それは関係ないだろ

 

 

クーラーの効いた部屋でゲームやってた記憶

加藤さんは他に夏の思い出ってありますか?

あんまりないんですよね~

 

クーラーの効いた部屋でゲームをやりまくってた思い出しかない

いやでも今は暑さが危険な状態だから、それが一番良いのかもしれない

暑そうな外の風景見ながら涼しい部屋で過ごす夏休み、最高じゃん

何のゲームやってたんですか?

当時『機動戦艦ナデシコ』っていうアニメがあったんですよ。それのゲームです。セガサターンの『The blank of 3years』ですね。クーラーかけてライフガード飲みながら、一日中このゲームやってた

 

子どもの夢みたいな休日だ

『ナデシコ』って劇場版でかなりエグいことになるんですけど、このゲームは劇場版とTV版の間の話を描いてて

ちょっと待ってください。エグいことというのは、具体的には?

モンゴルナイフってエグい話めっちゃ食いつくよね

主人公は料理人になるのが夢なんですけど、空間をジャンプできるっていう能力がたまたまあったからパイロットにさせられて、やっと戦いが終わったからラーメン屋でもやるかーってなってヒロインと結婚するんですね

な~んだ。全然ハッピーな話じゃないですか

 

でも主人公は……その能力を欲した組織にさらわれて、脳をいじられて……

へ!? 思った以上にエグかった

で戻ってきたんですけど味覚がよく分からなくなってて、もう二度とラーメン作れないから、レシピだけ残して戦いに行く

胸糞案件

TV版が好きだったんですけど、劇場版がそんなことになって複雑な気持ちだったんです。でもゲーム版は、その間のエピソードだから。楽しい時代をまた味わえて最高でした

えっと……これって「夏の思い出の話」じゃなくて「機動戦艦ナデシコの話」では?

 

 

女子四人で決めた「田園風景に合う曲」

続いては私から。女の子4人でドライブしてて、新潟の田園地帯にさしかかった時のことです

 

私が車を運転してたんですけど、何か音楽聞きたいなと思って。助手席の友だちに「この田園風景に合いそうな曲かけてよ」って言ったんですね。ちなみにみなさんなら何をかけますか?

玉置浩二の『田園』は、そのまま過ぎてだめですよね?

そもそも『田園』って田園に似合わない気がする

じゃあ『サウダージ』とか

 

夏の田園風景って、同じ夏でも海の歌とは方向が違うから難しいな……

ジッタリンジン(もしくはそのカバーであるホワイトベリー)の『夏祭り』とか

結論から言うと、助手席の友だちがかけた曲は―

 

 

ダフト・パンクの『One More Time』だったんです

なんでだよ

真逆やんけ

 

でも友だちはみんな「すごい合う~」って言ってて。違和感は覚えたんですけど、運転してる自分が楽しめるようにかけてくれたわけだから、そのうち「合ってるかも?」って思い始めて

聞いてるうちに合ってるように感じちゃうの、わかる

今では田園風景を見かけると自動的に脳内でダフト・パンクがかかるようになりました

その時のドライブのことも思い出せるし、意外に良いチョイスだったのかも

 

 

まとめ

というわけで今回は、ライターたちの夏の思い出を紹介しました。

座談会でもコンサートスタッフのエピソードが語られたように、夏といえばアルバイトの季節でもありますよね! イーアイデムでも夏バイトの特設サイトがあるので、ぜひ見に行ってくださいね!

 

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