子供の頃から、大きな乗り物に憧れが強くありました。そのため、高層ビルの建設現場などで見かける大きなクレーンも大好きでした。そこで思い切って転職して、クレーンのオペレーターの仕事につきました。やってみてわかったのですが、クレーンは見た目はごつくても、操縦はとても繊細です。少しのミスでも大事故につながりかねないので、責任感を持つことができる仕事でした。
大抵工事現場の作業は朝の8時からですので、早起きが身につきました。寝ぼけた頭では、クレーンは操縦できません。もちろんクレーンの操縦技術は日々向上していると思います。クレーンは免許をとれば誰でもすぐにうまく操れるというものではありません。長い年月をかけて熟練させていくものです。そのため、昼休みにレバー操作などを練習しています。
自分が携わった施設や構造物が完成したのを見ると、なんとも言えない嬉しい気持ちが胸の奥からこみ上げてきます。ダムや道路など、公共のものの建設にも携わることがあるため、人々の役に立っているんだなと、誇りを持つことができます。大変な仕事ですが、得るものも大きいです。
玉掛作業は有資格者しか行えません。基本的には専門職ですので資格を持つことができる仕事です。資格取得後、作業に従事しました。玉掛け技能の資格は講習修了証を取得済ですが実際作業につくと難しい作業です。クレーンオペレーターと息の合った作業を求められるので玉掛作業者もきちんと荷物を吊り上げるために神経を使います。しかし、資格手当も付くので優遇されています。
玉掛作業はいかに荷物を安定して吊り上げることができるかを問われます。そのためには荷物の形状に合わせた吊るし方を考えなければならないというスキルが必要です。また、コンビを組むクレーンオペレーターには息を合わせた作業指示が必要です。地面が見えない時もあるクレーンオペレーターにいかに正確な指示を送ることができるかも大切なスキルです。
玉掛作業のやりがいはズバリ「クレーンオペレーターに正確な指示を出す」ことです。玉掛の作業一つで積み荷の転落などの危険もともないます。それは責任が大きな業務です。数トンもある荷物が転落すれば大惨事になることもあります。いかに正確な情報を送り、安全に荷物の運搬をするか、そしてそれを実現できた時はとても充実感があります。製造業等では玉掛は大切な役割を担う業務であることとクレーンオペレーターとの作業は緊張感もありますがやりがいもあります。
クレーン・玉掛のパート・アルバイトは、建設現場や工場などで、クレーンを使って重い資材や製品を吊り上げ、移動させる作業を行う仕事です。クレーンオペレーターは、クレーンを操作して荷物を指定の位置まで運搬します。一方、玉掛け作業者は、クレーンのフックに荷物を安全に掛けたり外したりする作業を行います。これらの作業は、高い安全意識と専門知識が求められます。
専門的なスキルを習得できるだけでなく、大規模なプロジェクトに関わることで、社会貢献を実感できる仕事です。