私はもともとシステムエンジニアをしており、在庫・購買システムをメインに新規導入・構築をしていました。その経験を生かし転職した会社はドイツ系自動車部品メーカーの在庫購買管理担当です。この会社では前職で専門に構築していたシステムを実際使用しており、前職の知識が生かせると同時に今度はユーザーとして現場で働いてみたかったという理由でこの仕事を選びました。
仕事を通じて身についたスキルは一番は分析能力、情報収集能力です。最小限の在庫で商品の流通の流れを止めないことはなかなか難しいです。また、ヨーロッパと取引しているので、物流コストを下げるためには船便を使う必要があります。船便は所要3ヶ月ですので、かなり先の需要予測をしなければなりません。各取引先の製造スケジュールを聞き取り、過去のデータから需要を分析し入出庫のタイミングを見極め、在庫を最小限に保ちます。
この仕事のやりがいは、物流コストを低く抑えられたとき、在庫を最小限に保ち続けられたときに自分のタイミングの判断等は間違っていなかったと自信になります。また、他国の担当者と取引することで自分を国際的ビジネスマンだと感じることができたときにもやりがいを感じます。自分の語学力に問題がないと思えることなどは自信につながりやすいです。
ピッキングという仕事は、リストを見ながら商品を間違いなく選ぶと言う仕事なので買い物感覚で楽しそうだと思い選びました。かごを持ち、たくさんある商品から目的の商品を探し出すので宝探しをしているようなイメージです。探す商品は、大小様々でかご一杯になるときや一品だけというときなどリストアップされる品数はバラバラです。
ピッキングの仕事を通じて身に付いたスキルは、ピッキングする商品の正確さが求められるので集中力がつくことです。仕事に集中しているときは、他の人のことが全く気になりません。一つの仕事を終えたときの達成感と自分の選んだものに間違いがないかなど、確認する作業が終わるまでは自分に責任があるので集中力が高まります。
ピッキングのやりがいは、自分の仕事に責任があるため、商品にミスを出さなかった時の達成感にあると思います。仕事に間違いがないようにと常に緊張感をもって取り組むので、高い集中力がつきます。仕事をやりとげた達成感は、自分にとってのご褒美となり自分が成長できるステップへとつながります。
入出庫・商品管理・検品の仕事は、主に倉庫内で行われ、商品を円滑に流通させるために重要な役割を担っています。
これらの業務は、状況に応じて一人で複数の作業を行う場合や、チームで分担して行う場合があります。また、近年では、バーコードリーダーやRFIDなどのIT機器を活用して作業効率を向上させているところも増えています。
入出庫・商品管理・検品の仕事は、体力的な仕事であると同時に、正確性と責任感が求められる仕事です。また、商品に関する知識や管理システムの操作スキルが必要となる場合もあります。