私は、新卒で入社した会社で一般的な事務職として働いていました。しかし、日々のルーティンワークに物足りなさを感じ、何か新しいことに挑戦したいという気持ちが募っていました。そんな時、以前から興味を持っていたWebデザインの世界に触れる機会があり、Webディレクターという仕事に興味を持ち始めました。
HTML、CSSなどの基礎知識はもちろん、WordPressなどのCMSの操作方法、SEO対策、UI/UXデザインなど、幅広いWebに関する知識を習得することができました。
また、様々なバックグラウンドを持つクライアントやデザイナー、プログラマーなど、多くの人と連携して仕事を進めるため、コミュニケーション能力が養われました。
Webディレクターのアルバイトは、私にとって、仕事に対する考え方や働き方を大きく変えるきっかけとなりました。新しい知識やスキルを習得することで、自己成長を実感できるとともに、社会人としての自信にもつながりました。Webディレクターという仕事は、非常にやりがいがあり、将来性のある仕事だと思います。
IT業界に興味があり、インターネットのホームページ制作を経験していたことから、まずWebディレクターとして実地の経験を積みました。その結果、Webページの企画や全体の構成や方向性の舵取りを行うWebプロデューサーを志望するようになりました。そのためにマーケティングや経営、コンプライアンス関連の勉強やWebの最新技術も常にチェックし、その甲斐あってWebプロデューサーに昇格できました。
WebプロデューサーとしてWebページを如何に多くの人に閲覧してもらえるかということを常に様々な角度から考えることが習慣化した結果、マーケティング・リサーチ能力が向上しました。また経営という面で収支バランスも検証するようになり、経営感覚も向上しました。さらには顧客へWebページの内容を説明するためのプレゼン能力も磨かれたと自負しています。
IT業界は常に最新技術が現れ、新旧交代が激しい業種です。そのような業界の中で、最先端の技術を取り入れながら、大きな裁量権をふるってプロジェクトを成功させていくことは大きなやりがいを感じます。また一般公開するWebであるので、最新技術はもとより、法律や契約の面もしっかり把握して齟齬が生じないように取り仕切っていくことは大きなプレッシャーも感じますが、同時に大きな達成感も味わえます。
Webディレクターは、ウェブサイト制作プロジェクト全体の進行管理を行う責任者です。クライアントとの打ち合わせから始まり、サイトの企画立案、制作のスケジュール管理、予算管理、品質チェックなど、プロジェクトが円滑に進むよう全体を指揮します。デザイナーやコーダーといった各担当者への指示出しや、進捗状況の確認、問題が発生した際の対応も重要な仕事です。
Webプロデューサーは、ウェブサイト制作プロジェクトの最高責任者です。プロジェクト全体の企画立案から、予算や人材の確保、事業としての収益性など、プロジェクト全体を統括します。Webディレクターが「どのように作るか」を管理するのに対し、Webプロデューサーは「何を作るべきか」「なぜ作るのか」という、より上流の戦略的な部分を担います。