子供のころからアパレル販売の仕事がしたいなって思ってました。幼稚園生の頃から落書き帳とかに自分でデザインした洋服を描いて満足しているような子供でした。もちろんTPOは大切なものですが、ファッションというのはその人の個性を表わすことのできる重要なアイテム。それをお客様と一緒にセレクトできるって素晴らしいなって思いました。
お客様の話を聞く、お客様が欲しているものを会話の中から掴み取るスキルでしょうか。中には口下手な方もいらっしゃいますが、コミュニケーションの中で言葉を交わすうちに、こういったアイテムが必要なんだな、とわかるようになります。意思疎通ができた、と手ごたえを感じるのは嬉しいですね。そのためにもさらに相手の話に耳を傾ける技術を磨かなければと思います。
お客様に喜んでもらえることです。長くお付き合いしているお客様に「あなたのおすすめのものを教えて」といわれた時はとても嬉しく思いました。お客様と信頼関係ができた、と実感できた時です。それに何より、自分の大好きなファッションを毎日見ていることが嬉しいです。好きな物に囲まれて働けるというのは、ものすごく恵まれた環境なんじゃないかなと思います。
私は洋服に興味があったからです。高等学校時代はデザイン科を選択し、様々な分野で学び、その知識を生かせる場だと思ったからです。また、人と接することが好きなので、お客様と接しながら、お客様が何を求めているのか直に感じ、良いも悪いもお客様から直接ご意見を頂くことができるのが、アパレル販売の現場だと感じたからです。
一番は会話力の向上です。この洋服をいつ、どこで使うのか、背景を伺うことから始まり、楽しんでいただくためのコミュニケーション能力が培えます。また、服の形や洗濯方法、お直しの方法など洋服に関する知識を学ぶことができます。その知識から、お客様の体型を見て服の形を選んだり、自分に合ったデザインも選びやすくなります。
私にとってのやりがいは、お客様に「ありがとう」の一言をいただけたときです。親密にコミュニケーションを取っていき、お客様の要望に耳を傾け信頼を得たときに、心から感じられるありがとう、という言葉をいただく瞬間は忘れられません。
アパレル販売員は、単に商品を売るだけでなく、お客様に「ファッションの楽しさ」を伝える重要な役割を担っています。接客、商品管理、店舗運営など、その仕事内容は多岐にわたりますが、その根底にあるのは、お客様一人ひとりに寄り添い、最適な商品やコーディネートを提案することです。
アパレル販売員の仕事は、お客様に喜んでもらえる瞬間を体験できるというやりがいがあります。また、ファッションに触れることで感性を磨くこともできます。さらに、販売成績によって評価されるため、目標達成に向けて努力する達成感も味わえます。