私が建物管理の仕事を選んだ理由は、自分が分譲マンションで生まれ育って、管理人の仕事に子供のころから興味を持っていたためです。建物管理の仕事をつぶさに見ていると、多岐にわたることが理解できました。建物の修繕や、消防法に基づく防災訓練の実施などもありますし、防犯上のセキュリティにも留意しなければなりません。縁の下の力持ちのような仕事に興味をひかれたのです。
建物管理の仕事を通じて身についたスキルは、建物管理における年間スケジュールを組み立てることです。1年間のなかでは、修繕をしたり、消防訓練をしたり、清掃業者に委託して定期清掃をしたり、植木については植栽業者に委託して剪定してもらわなければなりません。そういった要素を、年間計画として、あらかじめ予定を組んでいくのです。そういった先を見通してスケジュールを組み立てるスキルを身につけることができたのは大きな財産です。
建物管理の仕事のやりがいは、地味ですが、無事故で年間スケジュール通りに物事が処理されることです。とくに建物の大規模修繕が無事に完了したときは、ほっといたします。無事故が一番の喜びなのです。
生産現場で使われている機械などを管理維持するということは、設備に使われている装置や部品、計器類などの総合的な知識と技術が必要でありとてもやりがいがあると感じたからです。ケースによっては電気の知識も必要ですし、パソコンを開いてソフトも扱わなければなりません。設備管理は現場の生産を止めずに円滑に稼働させる為の必要な重要な仕事です。
もちろん機械に関する全般的な知識、技術が身につきます。時には部品を取り外して交換したり、加工したりもします。機械の知識や技術に加えて、稼働率や生産性を上げていく理論なども習得できます。改善活動では「QC7つ道具」などと呼ばれる手法なども使って分析し、生産効率を上げていきます。設備管理は装置をストップさせずに、生産を滞りなく進める為の全般的な的な知識やスキルが身につきます。
やりがいとしましては、稼働率が限りなく100%に近い数字が出た時の達成感です。設備管理は設備がトラブル無く保つ、かなめ的な仕事なのです。
建物管理・設備管理は、主にオフィスビルや商業施設などの建物を安全かつ快適に利用できるよう、様々な業務を行う仕事です。具体的には、空調設備や電気設備、防災設備といった建物の設備を維持管理する以外にも、清掃、警備、入居者対応などがあります。
建物管理・設備管理は、建物の安全と快適性を維持するために欠かせない重要な仕事です。幅広い知識と技術、そして責任感とコミュニケーション能力が求められるやりがいのある仕事と言えるでしょう。