いま何歳？
履歴書と共に使える、満年齢・数え年がわかる早見表

満年齢と数え年の違い

• 満年齢と数え年の違い

  日本では、満年齢と数え年という二つの異なる年齢の計算方法が伝統的に用いられてきました。しかし、近年では日常生活においては満年齢が主流となり、数え年を使う場面は限られています。

  満年齢は、生まれた日を0歳として、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ増えていく年齢の計算方法です。履歴書・経歴書などを含め、公的な書類や日常会話においては、基本的に満年齢が使用されます。

  数え年は、生まれた時に1歳として、正月が来るたびに1歳ずつ増えていく年齢の計算方法です。伝統的な行事や神社仏閣での年齢表記などに使用されます。

• それぞれのメリットとデメリット

  満年齢は、誕生日を基準に年齢を計算するため、年齢の差が明確で国際的な通用性が高いというメリットがあります。しかし、誕生日の近さによっては年齢の差が大きくなるというデメリットもあります。

  数え年は、正月を基準に年齢を計算するため、年齢の差が均一で捉えやすいというメリットがあります。しかし、誕生日が来ていない人でも、正月を迎えると年齢が1歳増えてしまうというデメリットもあります。

• 具体例

  • 2024年3月25日生まれの人が、2025年1月1日を迎えた場合：
  • ・満年齢：0歳
  • ・数え年：2歳
  • 2024年3月25日生まれの人が、2025年3月25日を迎えた場合：
  • ・満年齢：1歳
  • ・数え年：2歳

• 数え年を使う場面

  • ・七五三：3歳、5歳、7歳の子供が数え年で祝う伝統行事
  • ・成人式：20歳を数え年で迎える男女を祝う行事
  • ・還暦：数え年で61歳を迎えたことを祝う行事
  • ・厄年：特定の年齢を数え年で迎えた人が災厄を受けやすいとされる年
  • ・年齢制限のある神社仏閣への参拝：数え年で年齢制限を設けている場合がある

• まとめ

  満年齢と数え年は異なる計算方法を持ち、それぞれにメリットとデメリットがあります。満年齢が主流である一方で、数え年は伝統行事や特定の文化において重要な役割を果たしています。