近年、全国各地で独立系の書店が増えています。大型チェーンでもネット書店でもない、個人が選書し、地域に根差して営まれる小さな書店。その担い手の中には、もともと本の世界の外で活動してきた人たちも少なくありません

岩手県・紫波町の日詰商店街で2026年6/21~22に開催されたブックイベント「本と商店街」。全国から書店や出版社、作家などが集い、出店した(撮影:natsumi ito)

長野・信濃町が拠点の徳谷柿次郎と、岩手・遠野が拠点の富川岳さんも、ルーツは“出版”の外側にあります。二人はそれぞれ、ウェブメディアの編集と、広告会社でデジタル領域に携わってきました。

インターネットを仕事の軸にしながら、その可能性と違和感の両方を経験してきた二人は、なぜ本の世界にたどり着いたのか。そして、彼らは本というフィジカルなメディアに何を託しているのか?

岩手・盛岡の独立系書店「BOOKNERD」店主の早坂大輔さんを聞き手にした対話から見えてきたのは、インターネットとローカル、その両方を知るからこそ生まれた、「残すこと」と「つなぐこと」の新しい実践でした。

<記事に登場する人>

 

富川岳(とみかわ・がく)

株式会社富川屋代表。作家・プロデューサー / 郷土芸能「張山しし踊り」踊り手。1987年、新潟県長岡市生まれ。都内の広告会社に勤務後、2016年に岩手県遠野市へ移住。民俗学をベースとしたさまざまな創作活動や文化振興を行う。2018年からシシ踊りに傾倒し、著書に『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)、『本当にはじめての遠野物語』(遠野出版)、『異界と共に生きる』(生活綴方出版部)がある。遠野市観光協会理事、遠野文化友の会副会長。

 

徳谷柿次郎(とくたに・かきじろう)

1982年大阪生まれ。長野県信濃町在住。株式会社Huuuu代表取締役。全国47都道府県を取材するローカルメディア『ジモコロ』編集長を8年間やりきって、現在は標高700mの山奥に暮らす。生活圏内に『スナック夜風』『パカーンコーヒースタンド』といったリアルな場の編集、独立系出版、Podcast制作など、思いついたことをとにかく形にする衝動に駆られている。自著に『おまえの俺をおしえてくれ』(風旅出版)がある。

 

早坂大輔(はやさか・だいすけ)

1975年秋田県生まれ。サラリーマンを経て、2017年に岩手県盛岡市に独立系書店「BOOKNERD」を開業。書店経営の傍ら、出版も手がける。著書に『ぼくにはこれしかなかった。』。

※この記事は、2026年6月21日に岩手県紫波町で行われたトークイベント『ローカルとインターネット。より人間的な接続方法をもとめて』の内容を再構成したものです。

 

ドーパミンと違和感。二人のインターネット原体験

早坂:今日は聞き手を務めさせていただきます。岩手県盛岡市の書店BOOKNERDの早坂と申します。まずはお二人、簡単に自己紹介をお願いできますか。

写真左から、富川岳さん、徳谷柿次郎

富川:富川岳です。岩手県遠野市に住んでおりまして、東京から移住して11年目になります。以前は都内のデジタル系の広告会社でプロデューサーをしていたんですが、今は遠野に腰を据えて、「作家・プロデューサー」として活動してます。

「シシ踊り」という伝統芸能の踊り手もやっているのと、さらに今年4月「河童ブックス」という古本屋を遠野駅前にオープンしたこともあって、肩書きが多すぎる問題に悩んでいます。

「河童ブックス」の店内。『遠野物語』に関連する古書を中心に、土地にまつわる雑貨やお土産なども扱う

早坂:あらためて特殊なキャリアですね。作家であり、古本屋であり、踊り手であり、プロデューサーでもあるって人はなかなかいない。じゃあ徳谷さんもお願いします。

徳谷:僕は大阪出身で、26歳まで新聞配達と松屋のバイトリーダーをやってました。上京して編集の仕事をする中で、ジモコロの編集長をさせてもらったりしたんですが、その後色々あって、今は長野県の信濃町という雪が2メートルくらい積もるところで家族と暮らしてます。

編集の会社を経営しながら、本を作って、全国各地を巡りながら売り歩いたり、生活圏内でコーヒー屋を運営したり。今年「(do)books」という本屋も立ち上げて、かなり多動気味にやってます。

長野・飯綱町にオープンした「(do)books」

早坂:またわけがわかりませんね。今日はこの忙しそうな二人と話をしていきたいと思うんですが、今回テーマにしたいと考えているのが「インターネットとローカル」

この二つは対極にあるように見えますが、実は繋がっているような気もしていまして。インターネットに若い頃から関わり、かつ今はローカルで活動しているお二人はどういう風に見ているのかな? というのを聞いてみたかったんですね。

徳谷:いいテーマですよね。意外とみんなまだ喋っていないテーマな気がします。

早坂:よかったです(笑)。まずはそれぞれのインターネット原体験から聞かせてもらっていいですか?

徳谷:僕は1982年生まれで、15歳の頃「ドリームキャスト」というゲーム機を通してネットに繋がったのが最初です。当時は自分自身が社会とフィットせず、家族環境もぐちゃぐちゃで現実がしんどい時期でした。オンライン上で別人格を作り、夜な夜な知らない相手とやり取りするのに全エネルギーを使っていましたね。

その後、自分でブログやウェブサイトを作るようになって、熱狂していた日本のヒップホップのレビューを6年間、ほぼ毎日書き続けていたんです。そうこうしてたら21歳のとき、音楽雑誌『ミュージック・マガジン』の編集長から突然「うちで書かないか」と連絡が来て。あの時は、ドーパミンがめっちゃ出ました

早坂:ドーパミン(笑)。つまりネットの中だけでやっていたことが、初めて現実とつながった瞬間だったわけですね。当時はSNSだとmixiが出たくらいの時期ですか?

徳谷:そうですね。ちょうどそれくらいの。

早坂:なるほど、まだ誰も彼も繋がれるような時代ではなかったからこその成功体験というか。富川さんのインターネットとの関わりはどうですか?

富川:僕がネットを使うようになったのは就職してからですね。コピーライターを目指していて、唯一拾ってもらえたのがデジタル系の広告会社だったんです。当時、周りは柿次郎さんみたいに子どもの頃から自分でホームページを作っているような人ばかりで、正直かなり戸惑いました。

新人研修で「ウェブは閲覧した人の属性がわかるから、適切な広告が出せてすごいんだ」みたいな話を聞かされて、「でも、それだと偶然性ってなくなりませんか」とか言ってるような、空気読めないキャラだったような気がします。

早坂:割と違和感を持ちながら仕事をなさってた。

富川:そうですね。最先端の世界に身を置きつつも、移り変わりが早いSNSやWEBコンテンツのトレンドについていけなかったんです。どちらかと言えば、表面的なものより、じっくり深く入り込んで何かを作りたいという思いが強くて。とはいえ、バズってるクリエイターに嫉妬したりもしてたので矛盾を抱えてるんですけどね。

早坂:ローカルでビジネスをやる上でもSNSの発信はもはや必須になっていますが、バズのような瞬間風速的な使い方しかできないのか? という葛藤は僕もありますね。その逆の、凪の状態の時にお客さんとちゃんとお付き合いできるか、も特にローカルでは大事だと思うので。

 

よそ者は、ローカルにおいて何で信用を得るのか

早坂:そんなお二人ですが、そもそもどういう経緯でローカルに向かっていったんでしょうか?

徳谷:僕はジモコロでの経験が大きいです。地方で友達の車に乗せてもらって山を走り、取材先で美味しいものを食べて、温泉に入って帰ってくる時間と、満員電車に揺られてオフィスで過ごす時間の落差がどんどん大きくなっていって。

同僚とコンビニの新商品の話で盛り上がれなくなってきて、「このまま東京でサバイブできるのか」と考えるようになったんです。それで2017年、会社を辞めて長野に拠点を移しました。

早坂:都市以外の暮らしに触れて、そこで感じた違和感みたいなものをきっかけに、ローカルに軸足を作って自分の視野と可能性を広げられたんですね。

徳谷:それはありますね。あとはやっぱりドーパミンですかね。ジモコロで、ローカルの面白いおじさんに出会って記事にすると、それがすごく読まれるんですよ。何十万PVという反応があって、それはそれでもうドーパミン中毒者ですよね。

早坂:完全にハマってますね(笑)。

徳谷:ただ同時に、それが取材した本人にとっては迷惑になることもあると、途中から気づき始めて。だったら自分も同じ生活をした方が誠実だし、もっと解像度の高い質問ができるんじゃないかと思うようになって環境を変えていきました。

早坂:今の話はとても重要だと思ったんですが、富川さんがローカルに向かった経緯も聞きたいです。

富川:僕は仕事の一環で、たまたま遠野の地域活性プロジェクトに声をかけてもらったのがきっかけでした。最初から移住を決めていたわけではなく、東京での仕事に違和感を抱えていたタイミングでそういう機会が来たので、飛び込んでみたという感じです。

実際は「地域おこし協力隊」としての着任でした。冬はマイナス20℃と聞いて相当おびえていましたし、最初の1年はうまくいかないことばかりで、正直しんどかったです。

早坂:都会からローカルに飛び込むのって、小さなところだと町内会に参加したり、近所のお手伝いをしたり、やっぱり信用をどう築いていくかっていう話になっていくと思うんです。地元の人と、いかに同じ目線に立つか。そのあたりはどういう風に乗り越えていったんですか。

富川:地味ですが、集落の草刈りに参加したり、お茶っこしたり、草野球大会に駆り出されたり。(アルコールはとても弱いのですが)ベタに飲み会に参加したりもしましたね。

さらに夏のお祭りシーズンになると、一緒に準備しているうちに自然と会話が生まれ、東京から来たドライな人というイメージから「あれ、お前もこっち側の人間なんだな」という風に認識されていきました。

もう一つは、長年『遠野物語』を研究されてきた地域史研究家の師匠との出会い。地域から本当に愛されている人のそばで学ばせてもらうことで、「あの先生のところの若者」と認識してもらえるようになりました。今、自分の本屋で『遠野物語』に関する本を集めているんですが、土地を知ろうとする意識が、地域との関係を育んでくれてるような感覚もありますね。

早坂:なるほど。自分の住んでる地域のことを本気で知ろうとしてくれてたら、やっぱり地元の人は嬉しいですよね。徳谷さんはどうでしょう?

徳谷:僕は最初、長野市の街中に住みながら全国を飛び回っていたので、それほど地域的なつながりを育むような生活はしてなかったんですよね。信州大学の学生が始めた「シンカイ」という場所を引き継いで謎のローカルショップを営んでいたんですが、個人店の店主とその周辺の人間関係がいまも大事なつながりになっていますね。

地域の濃い人間関係に触れるようになったのは、信濃町の集落に家を建てて移り住んでからです。「編集者やってます」と言っても、地域の人には「よくわからない仕事をしてる人」という印象ですし、どうやったら地元の人として認識してもらえるのかなっていうのは悩ましかったところで。

早坂:確かに、編集者って謎めいた職業ですよね。

徳谷:転機になったのは、地元・信濃町のことをまとめた本『A GUIDE to SHINANO-MACHI』を作って、年3回ある草刈りの集まりで配ったことです。後日会うと、みんな全部読み切った上で「徳谷さんおもしろかったよ」と言ってくれて。

フィジカルな生活をしてる人たちには、フィジカルなもので返すのが一番わかりやすいんだなと実感して、そこからは野菜とか、子どもや犬とか、形に見えるものを介して地域の交流をしてる感じですかね。特に集落内を犬と散歩しながら、挨拶をするのはめちゃ大事です。

 

フィジカルサーバーと交換様式

(撮影:natsumi ito)

早坂:お二人ともそれぞれ地域への飛び込み方は違いますけど、そこに「本」があったというところでは共通してますね。

富川:それは本が地域での共通言語になりやすいからだと思います。例えば、『遠野物語』ってどこの家に行っても大体一冊はあるんですよ。「これ知ってます」「うちにも昔からあって」と会話が生まれるので、本があるだけで、初対面の距離がぐっと縮まる感覚がある。

特に地域に関する本には、その土地に蓄積されてきた知恵や記憶が詰まっていることが多いんですね。昔から語り継がれてきた伝説とか、季節ごとの風習とか。そう考えると、本って土地の「データベース」みたいな存在だなと。

早坂:データベースっていうのは言い得て妙ですね。それが、富川さんの中では古本屋という生業とどう結びついてるんですか?

富川:位置付けとしては、古本屋はクラウドですね。地域の人が家で眠らせている本を引き取って、一か所に集める。それを必要としている人が来たら、また手渡していく。本が個人の本棚に閉じている状態から、誰でもアクセスできる状態に変えているんです。

早坂:紙の本という物体を扱ってるのに、やってることの構造は、情報を集約して必要な人につなぐという、すごくインターネット的なことですよね。手法はとてもアナログなんだけれど。

徳谷:わかりました。岳くんは、フィジカルサーバー

早坂:新しい言葉が出ました(笑)。

富川:…… でも、そうかもしれない。僕自身が何かを残したいというより、地域の文化を継承していきたいだけなので。その中継地点として、踊り手をやったり、古本屋をやったりしながら、経験や知識を自分の中に蓄積しているとも言えるので。

徳谷:あと岳くんってなんか、受け止める力が強いんですよ。新潟の出身じゃないですか。

これは勝手な見立てなんですけど、雪深くて日照時間の短い土地で育つ人って、受け止める力が強い気がしてて。冬は思うように外へ出られないし、天気もずっとどんよりしている。ままならない現実を、そういうものとして受け入れてきた時間が、きっと長いんじゃないですか。

早坂:そういう土地柄みたいなものはあるかもしれませんね。

富川:そんな風に考えたことはなかったです(笑)。でも、忍耐強さみたいなことで言えば、高校球児だった頃に鍛えられたところはあるかもしれない。何事もすぐに結果なんて出ないので。

早坂:富川さんのやってることは、すごく時間軸の長い取り組みだなと思いました。一つの土地でじっくり受け止めて、次の世代に渡していく。じゃあ徳谷さんにとっての本ってどういうものなんですか?

徳谷:僕は最近「交換様式」という言葉で説明するんですよ。自分で作った本を持って全国を回って行商する。「面白いですね」って言ってもらい、その場で買ってもらう。その瞬間に、「お金」だけじゃなくて「時間」も「感情」も交換されている感じがするんです。

徳谷:本はこの「交換」がたくさん起こりやすくて、それが自分を気持ちよくさせてくれるから、月に4回も地方出張に出てしまう。そして、家の中は荒れ、草は伸び放題になり、家族からも小言を言われ……。

早坂:そこは何とかしてくださいよ(笑)。

徳谷:結論から言えば、僕は岳くんみたいに土地を丁寧に受け止めるタイプじゃないってことですね。どっちかというと自分の欲望とか好奇心に従順で、面白いと思ったらすぐ形にして、反応を見て、また次に行く、っていうタイプ

このサイクルを高速でやりまくるっていうところは、ある意味インターネット的なのかもしれないです。

 

「残しきれなさ」を引き受けて

早坂:お二人とも対照的なあり方ですけど、デジタルを必ずしも切り離して考えているわけではないような感じもするんですよね。僕はデジタルネイティブではないし、世代的にインターネットに触れたのも遅いので違いを感じるのですが、お二人のようなやり方が全国的に増えているようにも思います。

富川:そうですね。本を出すとSNSで感想を書いてくれる人がいたり、それを見た人から「うちでイベントをやりませんか」って声がかかったりする。本という物体があるからこそ、デジタルでもコミュニケーションが生まれているような感覚はあって

徳谷:わかります。僕も、本を作って現場で売る、って一番アナログなことをやってるのに、その様子をSNSに上げると、それを見た本屋さんからまた注文が入ったりするんですよ。現場で売れる→それがSNSで可視化される→また注文が入る→また売れる。このサイクルがちゃんと回ってる。

だから、僕らがやってることって、SNSを手放したわけじゃなくて、むしろSNSが一番活きる使い方をしてるのかもしれないですね。派手にバズらせるためじゃなくて、実際に起きたことを、後から補強するために使ってる。先に「リアル」の熱を立ち上がらせるのは今の時代、重要な手立てじゃないでしょうか。

(撮影:natsumi ito)

早坂:それってデジタルをツールとして使ってるってことですよね。

徳谷:はい。何のために使うのかっていう主従関係が、はっきりしてる感じはあります。昔はバズらせること自体が目的化しそうになってたんですが、一過性の盛り上がりにはあまり意味がないなと思うようになって。それよりもちゃんと残っていくもの、次に繋がっていくものの方を大事にしたい。

富川:結局、柿次郎さんが言う「次につながっていくもの」と、僕が言う「継承」って、そんなに違わないのかもしれないですね。目の前の反応だけじゃなくて、その先で誰かにつながっていくことを信じているという意味では。

徳谷:そうですね。僕はジモコロを長年やってきて、ちゃんと「残す」責任があるなと思うようになっていったんですよ。たくさんの人に時間をいただいて、その人の人生の一部を切り取るように預からせてもらってきた。その一つひとつを自分の中で引き受けて、自分の言葉として次の誰かへ手渡せる形にしておきたくて。

もちろん、誰かの人生が五分で読めて、URL一つでシェアできるウェブメディアの価値は今も信じてるんですけど、それだけでは残しきれないものもあるよなと。その「残しきれなさ」を引き受けて、フィジカルな爪痕を残せたら。その手段の一つが、僕にとっては本というメディアなんだと思います。

富川:柿次郎さんもフィジカルサーバーじゃないですか。

徳谷:完全にブーメランでした(笑)。

早坂:お二人ともフィジカルサーバーだったということで、今日はいったんこのあたりで。容量、そろそろパンクしないといいですね。

 

◉富川さんの書店

「河童ブックス」〒028-0522 岩手県遠野市新穀町2−3
https://www.instagram.com/kappa_books_tono/?hl=ja

富川さんの手がけた本はこちら
https://tonomade.stores.jp/?category_id=5e99136272b91156095477ad

 

◉柿次郎の書店

「(do)books」」〒389-1211 長野県上水内郡飯綱町牟礼2730
https://www.instagram.com/do_books_nagano/

柿次郎の手がけた本はこちら
https://huryo-baiten.shop/?category_id=6311a5efa74e3325db329258

 

◉早坂さんの書店

「BOOKNERD」〒020-0023 岩手県盛岡市内丸16−16 大手先ビル 1F
https://www.instagram.com/booknerdmorioka/

早坂さんの手がけた本はこちら
https://booknerd.stores.jp/?category_id=5fca3c98b00aa37c873d0307

構成:根岸達朗
編集:友光だんご

 

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