その他のインタビュー

株式会社タナカ工業

裏田 和之さん(33歳)

つくること、すべてが楽しい。

 転職をしようと思ったとき、好きなものづくりを仕事にして、一生続けていきたいと思い、この会社を選びました。
 いまは入社して2ヵ月、穴あけ加工を学び、機械や工具を使い、図面どおりに鉄材に穴をあけています。寸法を間違えたり、場所がズレたりすると、使いものにならなくなるので、正確に丁寧に加工していきます。ものづくりの厳しさを感じますが、つくるという行為そのものが好きだから、何をしても楽しいですね(笑)。初めて寸法どおりに加工できたときはうれしかったですよ。
 溶接にも興味があり、現在修行中。一日の業務を終えた後、ベテランの職人に教えていただいています。バナーを移動するスピードや離すタイミングなど、微妙な手の動きで仕上がりが変わり、奥の深さを感じます。
 職場の雰囲気は、求人広告に書いてあったとおりアットホーム。家族のように全員が一致団結し、協力し合って仕事をしています。そして、憧れるのは高度な技術と豊富な知識をもつ大先輩の職人。やさしくかつ厳しい指導には人柄も感じられ、早く基本的な技術をマスターして、戦力になりたいと思っています。
 未経験でもやる気があれば夢は叶います。チャンスはいつでもどこでも広がっています!

■株式会社タナカ工業
1993年タナカ鉄工所を設立。2005年、タナカ工業に社名変更。橋梁、水門、ダムの排水管を主軸に付属物を製造する。また、排水管取付工事をはじめ耐震補強工事、遮音壁工事、裏面吸音板工事、支承防錆工事などの事業を展開。ベテランと若手職人がバランスよく活躍する工場では、点検通路など新たな製品づくりにも挑む勢いが満ちあふれている。

>>TOPへ