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2021年第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品、2022年ノルウェーのアカデミー賞とされるアマンダ賞で、監督・撮影・音響・編集の4部門受賞、世界の映画祭で16映画賞を受賞した北欧サイキック・スリラーが遂に日本上陸。監督は、『わたしは最悪。』でアカデミー賞®脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、これまで『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』の共同脚本を手がけてきた。ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になったイーダ、アナ、ベン、アイシャの4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで戯れ合い、隠れた力に目覚める。やがてその魔法のようなサイキック・パワーは、近所の庭や遊び場で試すなかで強度は高まっていくのだった。しかしイジメや家庭環境の問題に悩むベンの内面が悪意に支配されたことをきっかけに、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる……。感情の揺らぎを子供の視点で繊細に描いた物語は、無垢ゆえに恐ろしく、予測不能な展開へと突き進んでいく――。