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愛されなくても別に

©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

第42回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の同名小説を、注目の若手監督・井樫 彩の手で映画化。親の過干渉、虐待、性暴力など家族間で生じる問題からサバイブする女性たちを描き、「望まない愛からは逃げてもいい。」というメッセージを込めた青春逃走劇。宮田陽彩は、浪費家の母に生活のすべてを依存され、大学に通う以外の時間は家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々を送っていた。陽彩は、親にも友人にも、何かに期待して生きてきたことはなく、自分自身の人生に対してもそうだった。そんなある日、同じバイト先の同級生・江永 雅の父親が殺人犯であるという噂を耳にする。あまりにも自分とは対照的だと感じていた雅と一度も会話を交わしたことがなかったが、ふとしたことで噂の真偽を面と向かって問いただす。お互いに他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたりにとって、この出会いは人生を変えるきっかけとなり…。主人公・宮田陽彩に抜擢されたのは、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される南 沙良。江永 雅役は、俳優やモデルとして幅広く活躍する馬場ふみかが務めた。

監督:井樫 彩
原作:武田綾乃「愛されなくても別に」(講談社文庫)
出演:南 沙良 馬場ふみか
   本田望結 基 俊介(IMP.) 伊島 空 池津祥子 河井青葉

配給:カルチュア・パブリッシャーズ

7月4日(金)より、全国ロードショー!