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1985年に起きた、麻薬密輸人がFBIに追われセスナ機からコカインを投げ捨て、それを体重80kgの巨大なクマが食べてしまったという実際の事件に着想を得たワイルド・パニック・アドベンチャー。ジョージア州上空を通過するセスナ機に乗る運び屋アンドリュー・カーター・ソーントン2世は、雇い主である麻薬王シドの命令通り、コカインの入ったバッグを森に投下。引退間近の刑事ボブは、チャタフーチーのブラッド山近辺にコカインがあると読み、シドとの長年の因縁に決着をつけるためブラッド山へ向かう。一方シドは、最も信頼するフィクサーで、ガンで母を亡くし立ち直れずにいる息子エディの親友でもあるダヴィードに、エディのケアとコカインの回収を命じる。さらに学校をサボり、ブラッド山の滝を描こうと友達のヘンリーと共に森へ入ったディーディーは、大量のコカインを発見し、しかもそのコカインを食べたクマに襲われてしまう。ディーディーの母・サリは娘が森に行ったことを知り、森林警備員のリズ、野生動物管理官のピーターと共に子供たちの捜索を開始。時を同じくして、キッド、ベスト、ポニーテールの非行少年3人組は、ダヴィードとエディに出会い、ダヴィードを強盗しようとするも返り討ちに。「森でコカインを発見し“東屋”に隠した」というキッドを連れ、ダヴィードはエディと共に森へと入っていく。麻薬王一味、子どもたちと母親、警察、レンジャー、不良少年たち。それまで何の接点もなかった人々の思惑が絡み合い、事態はどんどん複雑に。相変わらずクマはハイ＆超危険な状態な中、最後まで生き残るのは誰か…？メガホンをとったのは、『チャーリーズ・エンジェル』などのエリザベス・バンクス。