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カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭すべてで主要賞を獲得し、『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞®国際長編映画賞に輝いた濱口竜介監督が、着想から5年をかけて完成させた最新作。本作は日本、フランス、ベルギー、ドイツによる国際共同製作で、濱口監督にとって初の海外ロケ作品となる。舞台はパリ。介護施設で理想の介護の在り方を探求するマリー=ルーと、独創的な演劇の演出家でステージⅣのがん患者である真理。同じ名前を持つふたりが偶然に出会い、友情を超える絆を結んでいく数日間が描かれる。国籍や言葉を超え、人生でたった一度きりの魂の邂逅が見つめられ、観る者の心を強く揺さぶる比類なき傑作が誕生した。原作は、がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を重ねた人類学者が交わした20通の往復書簡からなる同名書籍。映画では、主人公をフランス人と日本人に置き換え、原作に流れるエッセンスを掬い上げながら、「自分たちを取り巻く社会」と「この世界で生きること」を見つめる物語として構成された。W主演はヴィルジニー・エフィラと岡本多緒。共演には長塚京三、黒崎煌代が名を連ね、作品を支えている。
監督:濱口竜介
原作:宮野真生子・磯野真穂著「急に具合が悪くなる」(晶文社)
出演:ヴィルジニー・エフィラ 岡本多緒 長塚京三 黒崎煌代
配給:ビターズ・エンド
6月19日(金)より、全国ロードショー!