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世界で初めて長編映画に本格的なCGを導入し、映像エンターテインメントの歴史を変えた1982年公開の伝説的作品『トロン』。オリジナルでは、優秀なビデオゲーム開発者ケヴィン・フリンがデジタル世界へ送り込まれ、生死を賭けたゲームに挑む姿が描かれた。2010年公開の続編『トロン：レガシー』では、父となったフリンからメッセージを受け取った息子がデジタル世界へと足を踏み入れる――。そして最新作『トロン：アレス』では、これまでとは逆の展開が描かれる。今度はデジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へ襲来。AIプログラムの実体化に成功した現実世界では、人型AI・アレスが誕生する。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能というまさに最強のAI兵士だった。しかし、現実世界で“人間”を知ったアレスに、ある異変が生じる。やがてAIたちは制御を失い暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。果たしてアレスは、人類の救世主となるのか――。