知ったかぶり47

知ったかぶり対談 第二十七回:宮崎県はにわ園には絶対行くべき

デイリーポータルZがいろいろな場所で取材してきた記事を読むことで、その県の出身者に負けないくらい知ったかぶりできるんじゃないか。それが知ったかぶり対談です。

今回は宮崎県。テクニカルライターの大重美幸さんに登場してもらいました。インタビューはデイリーポータルZ編集部安藤が担当します。

地鶏と冷や汁はレトルトでも美味しい

  • 宮崎と聞くと南国のイメージなんですが、実際のところどうなんですか?

  • そりゃもう南国ですね。空港からメインストリートまで、ずーっとフェニックス(宮崎県の木、ヤシの木)並木ですから。日照時間は日本一なんじゃないかな。

  • そんな南国にレタス巻が定着しているのがちょっと意外だったんです。

これが宮崎名物レタス巻

これが宮崎名物レタス巻(宮崎名物「レタス巻」9種類食いだおれ

  • レタス巻って宮崎だけなの?普通にどこにでもあるものと思ってた。

  • 他であまり見たことないですよ。住んでいるとそれが特別なんだって思いもよらないですからね。愛知ではエビフライを太巻きの具として巻いていたりするんですが、あれも普通だと思っていました。

太巻きにエビフライが入っているのは愛知出身者には普通の光景

太巻きにエビフライが入っているのは愛知出身者には普通の光景
長さ35センチ!名古屋で「日本一」のエビフライを食べる

  • 僕はそのあとで鹿児島に引っ越したんだけどレタス巻は鹿児島でも食べてた気がするよ。宮崎からはじまって南下したのかな。

  • 宮崎と鹿児島って食文化が近いんですか?

  • どうなんだろう。僕が生まれた都城市は鹿児島との県境だから文化的に近いものがあったのかも。でも鶏料理に限っていえば、宮崎では地鶏焼きが基本だけど鹿児島だと鶏は刺身ですね。

  • 地鶏焼きっていうのは焼き鳥とは別物なんですか?

  • ぜんぜん違うよ!まず鶏自体が違う。空港でレトルトになって売ってるから必ず買った方がいいです、レトルトでも十分美味しいから。夏は冷や汁もおすすめですね。

夏は冷や汁もおすすめ

夏は冷や汁もおすすめ(べちょべちょめしを食べる

  • 冷や汁も実はよくわかってないんですよね。やはり夏に食べるんですか?

  • 夏だね。ご飯に氷乗せて食べるのって新鮮ですよ。冷や汁は本当はさほど美味しいものじゃなかったと思うんだけど、インスタントとかレトルトとか、お土産として商品開発されてからものすごく美味しくなったと思う。だってもとは農作業の合間に味噌汁ぶっかけて食べてた、みたいな話だからね。

  • 地鶏も冷や汁も、総じてレトルトでも美味い、ということですね。企業努力のたまものだ。

  • 技術革新さまさまですよ。

はにわ園には絶対行くべき

  • はにわ園の記事があったんですが、どうなんですかここは。

楽園感のなさよ

楽園感のなさよ(はにわの楽園に行ってきた

  • はにわ園は絶対行くべきです。もう、本当に楽しいから。

  • そうなんですか!ちょっと写真だけではその地元の盛り上がりが伝わってこないんですが。

  • はにわ園っていうのは平和台公園の中にあるんだけど、そこには平和の塔ってのがあって、それがメインシンボルなんだよね。塔の周りには大きな埴輪が立っていて、これがまさに映画の大魔神さながらの迫力です!

これが平和の塔

これが平和の塔(大重さん撮影)

  • この写真の手前にある台みたいなところに立って柏手を打つと塔と共鳴してビンビン響くんだ。

  • それは行かなきゃわからない興奮ですね。

  • はにわを見てから南下してサンメッセ日南のモアイ像を見るまでが宮崎です。

サンメッセ日南にあるモアイ像

サンメッセ日南にあるモアイ像(宮崎すごい石めぐり

  • なぜ古代の巨像が宮崎に集まっているのか。

映画にも登場したヨーグルッペ

  • 飲み物だとヨーグルッペが知る人ぞ知る、かな。

これは北海道のヨーグルッペ。宮崎のヨーグルッペとはパッケージや内容がちょっと違う。でもグループ会社なのだとか。

これは北海道のヨーグルッペ。宮崎のヨーグルッペとはパッケージや内容がちょっと違う。
でもグループ会社なのだとか。(広がる紙ジャケットの世界 紙パック飲料を集めてみた

  • 九州の人は「秒速5センチメートル」っていう映画でヨーグルッペが登場するのを見て「おおー」と思ったはず。あの映画は種子島が舞台なんだけど、ヨーグルッペは九州南部を中心に売られているみたいだね。常温保存ができるから離島にもあるらしい。

  • 名前がかわいいですよね、ヨーグルッペ。そういえば愛知にもヨークっていう他ではあまり見ない乳製品がありました。地元でしか飲めないローカル乳製品はいつかまとめて紹介しなきゃいけない気がしますね。

大重さん、ありがとうございました。

【次回予告】 次回はとくべつ編②をお届けします!(9月19日公開予定)

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大重美幸(おおしげよしゆき)
大重美幸(おおしげよしゆき)

宮崎県出身。テクニカルライター、トレイルランナー。

日立情報システムズ、コミュニケーションシステム研究所を経て独立。パソコン黎明期から専門誌への寄稿を開始し、いまではその著書は70冊以上。生き字引。近著として「詳細!Python 3入門ノート」、「詳細!Swift 3 iPhoneアプリ開発入門ノート」、「詳細!PHP 7入門ノート」など。

安藤昌教
安藤昌教

デイリーポータルZ編集部
1975年生まれ。愛知県出身。
前職は国立研究所にて高速炉の研究に従事。その後、氣志團バックダンサー、コーヒーショップ経営、等を経てデイリーポータルZ編集部に。
ものをむかずに食べる「むかない安藤」としての活動も8年目に突入。

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