STEP4面接に行く面接でよく聞かれることは?

1. 面接で聞かれることはだいたい決まっている?

苦手な人が多いバイトの面接。「一体なにを質問されるの?」、「うまく答えられるかな?」って緊張しますよね。でも多くの場合、面接で聞かれることはだいたい決まっています。事前にある程度自分なりの回答を考えておくと、当日急な質問や答えにくい質問をされてもあわてなくてすみますよ。
以下のチャプターでは、「よく聞かれる質問」について説明しています。面接担当者の立場をうまく汲み取って質問に答えられれば、採用の確率もアップします。

2. 「志望動機」でやる気をアピール

この仕事を志望した動機は、やる気やその職種への向き不向きなどが問われる大切な内容です。「時給が高いから」や「家からバイト先が近かったから」というのがウソ偽りない事実だとしても、これだけでは回答としてちょっと物足りないかもしれません。質問へ答える際には、採用する側の立場を考えてみることが大切です。

肉体労働系であれば、「スポーツが好きで力仕事には自信があるため、ここでがんばってみたいと思いました」。また接客業であれば、「お店の雰囲気が好きでしたので、以前からここで働いてみたいと思っていました」といったように、もう一歩踏み込んだ回答ができればベスト。そうすれば、「この人ならやってくれそうだ」と面接担当者に安心してもらうことができます。

3. 整理できてる?希望の仕事と勤務可能日

意外と難しいのが勤務希望や仕事内容についての質問。急に聞かれてシドロモドロになってしまうこともあるので、事前に自分の希望やスケジュールをキチンと整理しておく必要があります。
「○○スタッフとして勤務希望で、再来週から出勤可能です。授業があるので遅番が希望ですが、早番で入れる日もありますのでできる限り調整いたします。」
といったように、自分自身の基本的な希望条件については、いつでもスラスラ答えられるようにしておくのが理想です。その際に注意したいのは、面接中にスケジュールを確認しようとスマホを取り出すと、拒否反応を示す面接担当者もいること。あらかじめ紙にメモをしておくなどの配慮があると良いでしょう。

4. 最大の難関「あなたの長所は?」

これは最も答えにくい質問かもしれません。日常生活の中で「自分のいいところを説明しなさい」といわれる機会はほとんどないでしょう。自分の長所をPRするとはいっても、自慢話ではありません。面接する側の立場から考えてみると「この人の性格や長所は何だろう、この仕事にどう活かしてくれるのだろう」ということを知りたいはず。
「アウトドア系の活動が好きで、大学ではワンダーフォーゲルのサークルに入っており、屋外で力いっぱい働きたいと思い応募しました。」
「もともと長時間黙々と集中する作業が苦ではありません。この仕事は私のこうした長所を活かせると思い、応募いたしました」
といったように、自分の性格の長所や強み、人となりなどを、志望する仕事と結びつけて説明できればOKです。