STEP4面接に行く自己紹介のコツ

1. 自己紹介のコツ

面接が始まって最初に聞かれることが多いのはやはり「自己紹介」。しかし何をどう話したらいいのか、緊張しますよね。

自己紹介にはコツがあります。
例文とともに見ていきましょう。

2. まずは名前を名乗り、挨拶を

「では自己紹介をお願いします」といわれたら、落ち着いて自分の名前を告げ挨拶をしましょう。
このとき、何を話すか前置きしておくと、採用担当者も聞きやすくなります。

例:「アイデム太郎と申します。本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。自己紹介ですが、まずは学歴と職歴から説明させて頂きます」
バイトデビューで職歴がない場合は学歴のみの紹介でかまいません。

3. 学歴は簡潔に

履歴書には小学校や中学校の卒業年度から書いてあるかと思いますが、面接ではそこから言う必要はナシ。現在学生なら在籍している学校名・学部・学年を、社会人になっている場合は最終学歴だけを述べればOKです。

例:「アイデム大学 経済学部 経済学科の2年生です」
「20●●年にアイデム大学 経済学部を卒業しました」

4. 職歴はアピールポイントになります

職歴は、正社員・派遣・アルバイト・パートすべて含まれます。今までに働いた経験があると採用担当者から評価を得やすいので、しっかり説明しましょう。
ただし、あまりに沢山の経験がある場合は厳選します。応募企業の業態や職種に近いもの、経験をいかせそうなものを選ぶと良いですね。

例:「カフェのホール業務と、コンビニでの勤務経験があります」
「大学を卒業後、アイデム証券に入社し営業として3年間働きました。その後は、アイデム生命で派遣スタッフとして事務業務に就いています」

5. 前職の業務内容は担当者が気になるポイント

採用担当者が一番気になるところは、職歴ではないでしょうか。
しかし自己紹介で、最初からグタグタと長いのは煙たがられてしまう可能性も。採用してもらうためにアピールをガンガンしたいところですが、押すところと引くところをしっかり見極めるのも大切です。
「どんな仕事をしていたのですか?」などと具体的な話を求められてから、詳細を話すほうが賢明かもしれません。

例:「カフェではホール業務を行い、接客マナーや臨機応変な対応力を身につけることができました。コンビニではカフェ勤務で得た接客スキルを活かし、レジやお客様対応、品だしなどを行いました。時には店内レイアウトなども任せてもらえ、売り上げが伸びたときには大きな喜びを感じました」
「アイデム証券では、法人営業でお客様に商品の説明や商談などを行いました。先輩のサポートもあり、初年度は新人賞を獲得することができ、励みとなりました。アイデム生命では電話対応やクライアントの情報入力などを任されています」
どんな業務を行ったかということに加え、成果を残した項目があればサラリと伝えると好印象につながります。