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世界を大きく変えた9.11という歴史的事件を、センセーショナルなテーマで新たに追求する社会派エンターテインメント。約7,000人ものテロ被害者とその遺族に補償金を分配するという途方もない国家的大事業に挑んだ人々の苦悩を実話に基づいて描く。2001年9月11日に発生した同時多発テロの余波が広がる同月22日。数多くの補償問題に関わってきた弁護士・ファインバーグは、政府の司法委員会に召喚され、“9.11被害者補償基金プログラム”への協力を要請される。弁護士チームを構成してこの大事業に挑むファインバーグは、独自の計算式で補償金を算出する方針を打ち出すが、被害者遺族の喪失感や悲しみに接するうちにいくつもの矛盾に直面する。対象者のうち80%の賛同を得ることを目標とするチームの作業が停滞するなか、迫るプログラム申請の最終期限。苦境に立たされたファインバーグが下した大きな決断とは…。被害者たちの“値段”をどうやって算出するのか?全米の道徳観を揺さぶった本作の製作を手掛けたのは『スポットライト 世紀のスクープ』『それでも夜は明ける』の製作陣。また、『バットマン』のマイケル・キートンが、遺族の声に耳を傾けて変わっていくファインバーグを真摯に演じた。
監督:サラ・コランジェロ
出演:マイケル・キートン スタンリー・トゥッチ エイミー・ライアン
配給:ロングライド
2月23日(木・祝)より、全国ロードショー!